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傷付かない心を持ちたいです

回答数回答 1
有り難し有り難し 6

お世話になります。
前から相談させていただいている上司についてです。

その方が言う言葉に毎度傷付きます。
例えば「俺はパワハラセクハラはしないし、しようと思ったこともない」「される側もハラスメント研修は受けるべきだ」と言うなど…
その人からのハラスメントに嫌な思いをしていることと、その人が言う自己保身の言葉に傷付きます。
傷付く必要がないと頭では分かっていてもサンドバッグになった気持ちです。

何を言われても心の中で無視するのが1番だと思います。
でもその「心の中で無視」というのが上手に出来ません。
一人でいると言われた言葉を何度も思い返したりして苦しくなります。
最近は胃痛や吐き気がし、夜もなかなか寝付けません。。

何かいいアドバイスがありましたら、教えてください。

2023年10月24日 1:40

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お坊さんからの回答 1件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

傷つくとは、怒りの煩悩が起動した

「傷ついた」を、怒りの煩悩が起動したと言い換えましょう。
欲・怒り・怠け・ブライド等の煩悩は誰にでも(あなたにも上司にも)あります。
また、一つの煩悩から他の煩悩が連鎖的に起動する場合も多いです。
「自分」の欲・怠け・プライドを邪魔されると怒り(悲しみも含む)が起動します。
で、傷つかないためには、自分の欲・怒り・怠け・プライドには素早く気付き冷静になること、他人の煩悩には慈悲の心で「おたがいさま」と寛容になることが役立ちます。
「こんな上司でもよく見れば可愛いところもある」と慈しめたら、怒りが弱まります。
「自分」という殻を守ろう守ろうとすると、煩悩が刺激されます。
上司から何を言われても、「上司の声はただの音、空気の振動にすぎない、この程度の音波では耳は痛くも痒くもない」と思えたら、自分を攻撃する言葉ではなく風の音か鳥の鳴き声にすぎないと思えたら、自分を守る必要がないので怒りが刺激されない。
また、怒り(傷つき)を感じたときは、「この怒りは人生のマックスの怒りを10点としたら何点だろうか?」と考えてみましょう。
多少は傷ついたけどマックスではない(外国からミサイルを撃たれたなど)から、まぁ耐えられる怒りだな、と考えているうちに、心の傷は過ぎ去ります。
そう、心の傷は、瞬間瞬間に浮かんで消えて過ぎ去る。
だから安心しましょう。
心は無常。あなたは瞬間ごとに新しいあなた。
傷ついた6秒後に、お笑い番組で笑えるのが人間です。
追記
 しなやかに曲がる竹は細くても折れにくい。
 上司からの暴風をまともに受け止めず、思考回路をぐにゃぐにゃに曲げて、鈍感力を身に付けましょう。
 

2023年10月24日 6:50
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有り難し
おきもち

がんよじょうし。浄土宗教師。「○誉」は浄土宗の戒名に特有の「誉号」です。四十代男。 仏教は、悩み苦しみを制御したり消したりするための教えです。まだまだ未熟者の凡夫ですがよろしくお願いします。

質問者からのお礼

ご返信ありがとうございます。
「上司の声はただの音」「空気の振動にすぎない」「この程度の音波では耳は痛くも痒くもない」
このように心の中で唱えてみたいと思います。

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