お骨を包んでいる白い布は?
祖父が亡くなり49日までは自宅の祭壇に遺骨があります。祖父がお世話になっていた施設の方がお参りに来ていただいた際に「遺骨が入った箱を包んでいる白い布は外してください。」といわれました。私は満中陰までは包んでおくと聞いたことがありそのままだったんです。どうしておくのがよろしいのでしょうか?
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
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こんにちは。
お祖父さまのご逝去にお悔やみを申し上げます。
さて、ご質問にある白い布(風呂敷)の件ですが、私もよくわかりません(仏教には関係のない事だと思います)でしたので、少し調べてみました。
確かに「解いた方が良い」という人もあれば「解かない方が良い」という意見の方がありました。
「解いた方が良い」という意見の方は、そもそも風呂敷は運搬用のものなので、運搬していない状態(祭壇に安置している)状態なので、風呂敷は必要ない、というものでした。
「解かない方が良い」の意見の人は「解いてしまうとあの世から亡くなった方が帰ってくる。」からというものでした。
このふたつの意見を見て、私は前者(解く)は理由として現実的で説得力があると思いました。後者(解かない)は仏教的にも科学的にもありえない、と感じました。
もちろん地域の風習や、菩提のお寺のご住職の考えなどがあるかと思いますが、まあ箱の状態にしておいた方が見た目も良いと思います。気になるようでしたら、骨壺を風呂敷で包み、それを箱に入れて安置してはいかがでしょうか?一度ご住職にたずねても良いでしょう。
質問者からのお礼
ありがとうございます。色々な考えがあるのですね。とても勉強になりました。
お世話になるご住職に一度お尋ねしようとおもいます。ありがとうございます!