娘の結婚式について
今年の秋に娘が結婚式をあげます。
息子(娘からみたら弟)が結婚式には出席しないと言っています。理由を聞いたら、自分にとって無駄な時間だから、と言っています。
友達も多く、友達の結婚式には出席しています。
先月、結納があり、それも欠席しました。相手には仕事の都合がつかない、とウソをついてしました。
姉弟の関係も悪くなく家族間の会話もあり端からみたら仲の良い家族だと思います。姉の結婚式に弟が出ないというのは非常識ですよね。でもどのように説得したら良いのか分かりません。時間が解決してくれると思い今は結婚式について何も話しはしていません。でもどのように説得したら良いのか分かりません。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
儀式の本質を話し合ってみましょう
結婚とは他人同士であった新郎新婦が夫婦となり家族となることですね。でも、同時に両家の家族親族にとっても、姻戚関係という新たな人間関係と絆を結ぶ機会でもあります。
結婚には必ずしも薔薇色の人生が待っているとは限りません。現実には、両家の間にはいろんな生活文化の違いや風習や伝統の違いが存在し、それ故に様々な対立や軋轢が生じることも多いのです。いろいろな障壁が待ち構えているのです。それだけに、それらの障壁を乗り越えていくための儀式としての結婚式や披露宴があるのです。そのために神や仏や衆人の前で、愛情と慈しみを持って夫婦として生活する事を誓うのです。そうした儀式に参列することは、夫婦の誓いの証人であり、結婚生活の支援者であることを意味します。
「無駄な時間」としか受け止められないのは、残念ながら、思慮が浅いというしかありません。姉のこれからの幸せを願い、相手方の家族親族ともいい関係を結び、いいお付き合いをしていくための大切な機会だと思います。良い家族とあり続けることも、良い親族関係を結んでいくことも、決して容易いことではありません。少なくとも結婚式と言う儀式を軽視しているようでは、いい人間関係を構築できるとは思えません。家族とは何か?親族とは何か?息子さんとじっくり話し合い、考えてみてください。
無駄かどうかは
拝読させて頂きました。なるほど…。
何故無駄な時間なのでしょうかね…。
そのコの真意がわからないです。
もう一度冷静に落ち着いてお話なさってみてくださいね。
無駄かどうかは出てみないとわからないですからね。
今目先のことだけで判断している無駄なことは長い人生で考えると大事なことだったりするものです。