家族の息子に対する甘やかしで悩んでいます
息子は小学四年生です。
夫と前妻との子で、私は結婚、同居して半年ほどです。
息子の生活態度が気になって、その度に注意しますが、本人は直す気もないようです。
たとえば、食事のときに左手を出さないで食べていたり、食事中に寝転がったりします。
今までも当たり前だったのでしょう。
誰も注意しません。
食事の内容も、好きなものしか食べなかったり、1度お箸をつけたものを簡単に残します。残すこと、ご飯を捨てることに罪悪感がないんだと思います。
こういうことは、今のうちから家族が教えないと、まず本人のためにならないと思い、何度も何度もその度に注意していますが、たまに虚しくなります。
夫は私が厳しすぎると言います。
今まで母親がいなかったんだから、そのうえそんなに厳しくしたら可哀想だろと言われました。
私は、それとこれとは別の問題で、愛情をかけるのと甘やかしは違うと思っています。
自分が悪者になったとしても、人として当たり前のことは教えてあげないといけないと思います。
夫は、いまだに息子に、あーんして食べさせていることがあります。外食の時もです。
見てられず、自分のチカラで食べなさいと言っても、夫がさえぎり、この子はいいんだと言います。
私は今妊娠中で、自分の子供がそういう風になるのは、はっきり言ってイヤです。
自分のことは自分で出来る子になって欲しいし、最低限のマナーは教えてあげたいです。
この家族のなかにいると、私が厳しすぎてひとりでこだわってるように感じます。
でも投げ出したくありません。
どうしたら、どのような考え方で、この先がんばればいいのでしょうか。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
伝える内容以上に伝え方が大事
しらすさん
行儀が悪い長男に対して
マナーを教えることは
日常生活を過ごす上で大事なことだと思います。
“愛情をかけるのと甘やかしは違うと思っています。
確かにその通りだと思います。
少し気にかかるのは
長男に対して愛おしさを感じていますか?
愛おしさのあまり抱きしめたことはありますか?
感じているのであれば特にお伝えすることはありません。
もし感じていないのであれば
それはそれで仕方ないのですが
しらすさんは愛おしさを感じていないのに
愛情のゆえ注意しているとおっしゃっているのは欺瞞です。
“本人は直す気もないようです。”
“たとえば、食事のときに左手を出さないで食べていたり、食事中に寝転がったりします。
今までも当たり前だったのでしょう。
誰も注意しません。
食事の内容も、好きなものしか食べなかったり、1度お箸をつけたものを簡単に残します。残すこと、ご飯を捨てることに罪悪感がないんだと思います。“
凄く刺々しく、糾弾している様に聞こえます。
長男が食事のマナーが出来ていない
食物を粗末にしているのであれば
マナーの大切さ
食物の大事さをしらすさんが
ただお伝えすればいいのだと思います。
関係性的に複雑な感情はあると思います。
ただこのままいけば
中学、高校と進んでいく中で
正しいことを言いながら
とんでもない間違いを起こしてしまうような気がします。
子供が本心で何を欲しているかに気づいてあげるべきでしょう
失礼ですが、この問題はご主人が正しいと思います。
お母さんも理想としては間違っていません。
あなたも口に合わないものはあるでしょうから、彼も口に合わないのですからそこを変えてあげる配慮も必要でしょう。
彼自身はあなたにとって気に入らんだけであって、それはそれで大丈夫です。
いつか必ず、ガラリと変わるきっかけがありますから、伝えるなら「年に3回」程度、ソフトに伝えてください。
あなたと比較しないこと。あなたの子供とも比較しないことです。
一番危険なのはあなたと、二人のお子さんとの間にそういったことがキッカケで距離ができていくことです。
お父さんは息子さんの反応を見ながら、心の渇きや寂しさもちゃんとわかっているのです。横になったりするのはリアルマザーに対する甘えであったり、どうしようもない事への子供なりの反応なのです。そこは親の容赦こそ大切です。ですから、ご主人は立派な対応だと思います。あなたは、そういう時にまでしつけようとすることはやめた方がいいと思います。
言って変わらないことは、言葉で言っても無駄なのです。
「別の学ばせ方」でつたえるべきい事だからです。
余りしつこいと嫌われるだけです。
5回言っても変わらないことは、あなた以外の人によって直させればよいのです。
たとえば、いずれ彼女でもできた時に本人が恥ずかしい思いをすれば自然に治ります。
おそらく食べ物の尊さを知ったのは、あなた自身もここ十数年の間であって小さい頃から食べ物の尊さは知る由もなかったはずですし、むしろ小さい子供に言葉で伝えも理解すらできないのですから、動物を飼うなどしないと分からないことだってあるのです。
それを無理やり言葉で伝えようとすること自体、親のエゴだと思いませんか?
言葉で言っても理解されないことというものがあります。
悟りとはこうすれば、開けます。感謝とはこうすることで沸きますよ、と私があなたに何度文字を通して伝えてもあなたは感謝の心は沸かないものです。
何でわからないの!!と私が言ったらあなたはどんな思いがするでしょうか?
それを教えるタイミングは本当に適切でしょうか?
本人の必要としている事がそれ以外の事であったりすれば、むしろそこを埋めてあげるのが教育において最優先されるべきことです。
ウチでは残った食べ物は肥料にしたり野鳥に与えています。
甘やかしは愛情ではなく、大人の自己満足
あなたがおっしゃる通り、愛情と甘やかしは違います。
子供をペットのように可愛がると思春期に親は思い通りにならない子供に対し何もできなくなります。
旦那様だけでも、かわってもらいたところですよね。今、自治体などで、子育て支援や勉強会など様々なものがあります。そうしたところに、夫婦で参加して、勉強してもらいましょう。
きっと子どもの事は好きなようですし、表現の仕方を学ぶ意味で、ぜひそうした子育てを学ぶ場を旦那様にも与えてあげてください。