亡くなった人への未練を無くしたいです。
初めてご質問します。拙い文章で読みにくいかもしれませんが、もし宜しければ読んで頂いてご意見貰えれば幸いです。
親近者でもないのにいつまでも悲しみにおり、未練を残していて恥ずかしいです。
前向きな気持ちになりたいと思っています。
1年前、18歳から23歳までお付き合いしていた方が自ら命を絶ちました。この方にはお別れしてからもう何年も会っておらず、久しぶりに彼に会えたのはお葬式でした。
その際会えた瞬間に愛しさがこみ上げてきて、私は何故この人と別れる事が出来たのかと呆然とした程です。
彼は人生において恩人のような人で、2人で1人のような精神的にも一緒にいた人でした。私の浮気心と価値観の違いで別れたのですが、別れてからも、この人だけは幸せになって欲しい。この方より先に結婚は出来ないと思っていた程、幸せになって欲しかった人でした。
別れてから他の人とお付き合いしていたのですが、まさに理想のタイプになっていて恋人に望むものは全部その彼と比べてしまっていた程です。
そんな彼は当時の婚約者と家族を残し遺書を残し亡くなりました。とても優しい人でお葬式には人で溢れかえりました。とても人に好かれる人でした。
私はまさに最早他人であり、その家族や婚約者にご愁傷様ですとしか言えない立場です。それなのにいつまでも毎日彼の事を考えます。彼が亡くなってから私の人生はガラッと変わり、仕事に対しても人に対しても姿勢が変わりましたし人に優しくしたいと思うようになりました。彼の様に私も人の思いや記憶に残る様な、生きていることを示す様な仕事をしたいと思い頑張れる様になりました。
しかし最近、こんな風に考えている事がとてもおかしい事ではないかと思うようになりました。私は自分で選んで別れた他人です。今大事にしないといけない人もいます。なのに、毎日彼のことを考え、自分の一部がいなくなったような親近者のような辛さを覚えます。それはそして誰にも共感して貰えない事ですし、寄り添って貰えない事だという事も自覚していますが…この未練が辛くて堪りません。どうすれば、この未練を断ち切れるでしょうか。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
私も友人の自死を体験しました。
文章拝読させていただきました。
好きだった方がなくなられたこと、お悔やみ申し上げます。
心が痛かったものと思います。
私も先月、親しかった友人の自死を体験しました。
世の中が真っ逆さまになったよう感じです。
それが、きっかけで友人の苦しみを救えなかったことので
hasunohanaに入会して相談にのるようになりました。
「毎日彼のことを考えてしまうこと」少しですが、私にもわかります。
よく亡くなった友人のことを思い出してしまいます。笑顔が浮かんできます。
ぼーっとしてしまうんです。
そして、他人にお話も共感もできません。自分で心に閉じ込めておくことしかできません。話せません。
ですが、心の傷を治める方法があります。
「治める おさめる」という言葉をご存知ですか?
治すのではなく治めるのです。
泣きたいときは思いっきり泣く、思い出すときは思い出しましょう。
未練を断ち切らず、未練に浸りましょう。
生きているかぎり、大なり小なりだれもが心に傷をおいます。
心の傷は記憶に残ってしまいます。記憶は忘れられません。
私も心の傷を抱えていますが、日々折り合いをつけています。
傷を消そうと思わず、傷を抱えながら少しずつ折り合いをつけて生きています。
あなたも時間はかかるかもしれませんが、慌てず心の傷に折り合いをつけていきましょう。
少しずつ心の傷を「治めながら」ともに、生きていきましょう。
南無阿弥陀仏
質問者からのお礼
この質問をしてから2年経ちました。お礼が遅くなりまして申し訳御座いません。
亡くなった彼の次におつきあいした彼と結婚することになりました。
未だに思い出しますが、私にできることは感謝を胸に生きて行くことかなと思えるようになりました。まだまだ未練が多く、周りに迷惑をかけておりますが出会えたことに感謝して生きていこうと思います。