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やりたいことと好きなことは違う?

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有り難し有り難し 9

初めまして。
拙い文章になると思いますがよろしくお願いします。

私は理系大学院の修士課程に在籍しています。今年の4月で2年生になりました。

今の時期は就職または博士課程への進学かで悩むことが多いのですが、私は博士課程への進学を希望していました。

進学を希望した理由は、現在ある疾患の治療をテーマに研究をしており、研究を通して病気で苦しんでいる人たちを少しでも減らしたいという夢が幼少の時からあったためです。

教授の先生に自分の意思を伝えたところ、
「博士課程へ進学すると、将来の道がグッと狭まり研究者として生きていく覚悟が必要になる。何度も壁にぶち当たり、挫折も多く経験するが、それを乗り越えるためには研究が好きという気持ちが絶対に必要になる。」
と言われました。

研究を通して、病気で苦しんでいる人を助けたいという気持ちはブレないのですが、研究が純粋に好きか?と聞かれると好きと言い切れません。

他の先生方に聞いても、やはり全員
「研究が好きという気持ちがあったからこそ辛いことも耐えることが出来た」とおっしゃるのです。

研究が好きかどうかわからないまま進学すると、いつか、進学したことを後悔する時が来るのではないかと不安で、やはり今からでも就職活動した方がいいのではないかと気持ちが揺れています。

やりたいことが好きなことではない場合は、その道に進むべきではないのでしょうか?


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お坊さんからの回答 1件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

プロセスを楽しめないと続けにくい

先生方の言われることは、研究というプロセスの厳しさを物語っていますね。
いつ結果が出るかわからない状態で、地味で苦しい作業をひたすら続けるのだとしたら、そのプロセスを楽しめないとしんどくなるでしょう。
で、病気の人を減らしたいという目的・結果を求めるだけなら、あなた自身が研究者になる必要はないでしょう。
他の研究者を応援・サポートするような業界に就職するのも一つの方法かもしれません。
たとえば、100人の研究者に喜ばれるような便利ツールを開発する会社で働いたり。
仕事で重要なのは、続けられることです。
つまり、自分の能力にみあった仕事であること。
一生続けていけるような仕事を選ぶ方がよいと思います。

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がんよじょうし。浄土宗教師。「○誉」は浄土宗の戒名に特有の「誉号」です。四...
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質問者からのお礼

願誉浄史様
自分が続けられること、やりたいことをもう一度考え直して決めたいと思います。
お忙しい中ご回答頂きありがとうございました。

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