怒りと憎しみの感情
以前、失恋後の気持ちの整理について質問させていただきました。
コメントもいただき、とても心に響き1週間経った今では終わったことは仕方がないことと思い、少しずつ吹っ切れはじめています。
ですが、今度は相手に対する怒りや憎しみの感情が沸き起こってきてどう処理したらいいのかわかりません。
一方的に自分勝手に別れておいて、向こうはニコニコ普通の生活や女に苦労しない生活を送ってるのかと思うと、心拍数が上がり、怒りと憎しみの感情がふつふつ沸き起こります。
考えすぎるのもよくないとはおもうのですが、休日など一人の時はどうしても頭をよぎってしまいます。
もう自分が器の小さい人間で性格も悪くて嫌になります。
どうしたら怒りや憎しみの感情のコントロールができるようになるのでしょうか?
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
失恋後の怒りは、乗り越えるために必要な感情です
「向こうはニコニコ普通の生活や女に苦労しない生活を送ってる」と思うのはあなたの勝手な想像です。表面に出さないだけで、心のどこかで申し訳ないことをしたと思っているかも知れませんし、女の人に捨てられているかも知れません。そんなことは想像するだけ時間の無駄です。
ただ言えるのは、彼が行なったことは彼の中で一生消えないということと、何かの拍子に思い出すことがあるということです。
後から思い出す怒りは、大切なものを失ったという恐怖を打ち消すために出てくるもので、失恋後の喪失感からあなたを救うための感情です。心の動きでいうとこの後は別れを受け入れるという気持ちに変わり、その後希望が見えて来ます。
ですから怒りが出るという状態は、失恋の痛手からもうすぐ乗り越えられるという兆しなのです。器が小さいとか性格が悪いと自分で評価するのは間違いです。自分でコントロールしなくても、怒りは正常な反応ですので、時という妙薬が解決してくれます。
質問者からのお礼
お礼が遅くなってしまいすみません。
怒りの反応は正常であるといっていただきとても気持ちが楽になりました。
今は相手のことを考えてもイライラはしなくなりましたが、またに心がチクリと痛みます。
もうすぐ別れてから1ヶ月になりますが、時とともに少しずつ心が落ち着いてきたようなきがします。