一度壊れてしまった嫁姑関係の悪化。修復不可能でしょうか
取り返しのつかないことになってしまいました。嫁姑関係を最悪にしてしまいました。私は普段から妻に、母の悪口をよく言っていました。一方で、実家に帰った時に、母には妻の悪口を無意識のうちに言っていたようです。それがエスカレートし、つい最近些細な喧嘩から、妻に「俺の母が、お前のことを嫌いって言ってた」と言ってしまいました。他方で母には「お袋のことを、うちの嫁が鬼女と言ってた」と言ってしまいました。自分自身もパニックになり遂には両家の親族を巻き込んでの大騒動、妻の親戚の集まりの最中にこっちの親戚が乱入し、阿鼻叫喚と化しました。
妻は離婚も考えたようですが、何とか首の皮一枚で回避できたようです。しかし「義父母にはもう二度と会いたくない」と言われてしまいました。本当に反省しています。妻の親戚にも謝罪しに回りましたが、妻曰く「一度言ってしまった言葉は取り消せない。嫌いと思っている人に会うことなんてできない」とのことです。
妻と母の間に、大きく深い溝を作ってしまいました。
妻にも大きな心の傷を負わせてしまったし、母にも親不孝な事をしてしまったと本当に後悔しています。時が戻れば良いのにと毎日のようにうなされています。
どんなに自分が謝っても、妻と母の関係を修復することはできないでしょうか?
本当に困っています。本当に反省しています。よろしくお願いします。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
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蒔かぬ種は生えぬ。自分で蒔いた種は自分で刈り取る。
大変な事態になったことは質問文から切実に伝わって来ます。過去のことを振り返っても現状を変えることは出来ません。しかし、何故このような事態を引き起こしてしまったのか、原因を明確にし因果関係を整理することは大事です。
回答のタイトルに「蒔かぬ種は生えぬ。自分で蒔いた種は自分で刈り取る。」と書きました。あなたが今まで実母に対して奥様の悪口を言い、奥様には実母の悪口を言っていました。当然、そういう言葉を聞けば、実母は実母で何らかの相槌を打ったり感想を述べたりします。奥様も同様でしょう。そういう発言をした場合其の場だけのガス抜きの機会とし、ガス抜き後には何らかのフォローを行って奥様を完全な悪者にはしない。実母を完全なる悪者にはしない。そういう配慮とフォローが必要だった筈です。くりりんさんとしては軽い憂さ晴らし程度に考えていたのかもしれませんね。他の御質問で「自分自身が許せない」旨のことを書いてい居られますが、現実には「他人に厳しく、自分に甘い」のがくりりんさんの日常の言動ではないでしょうか?
壊れた人間関係の修復には時間がかかります。まず巻き込んでしまった親戚に方々にはきちんと謝罪し、「時間はかかると思いますが、これから自分のしてきたことの埋め合わせをしっかり行い、関係修復に努めます。」という意思表示をしましょう。
さて、肝腎の「妻と母の間に、大きく深い溝を作ってしま」ったことですが、
1、当面は奥様の主張を受け入れざるを得ないと思いますが、実母にはそのことをストレートに伝えてはいけません。
2、実母、奥様、それぞれに謝罪する。壊した原因と責任は「くりりん」さんにあることをお詫びする。、今までの自分には「軽率さ」と「甘え」があったことを詫びる。しかし、実母も奥様も自分にとって大事な人間であることを改めて痛感していることを伝える。
3、今まで実母には「奥さんの良い情報」を提供せず、「奥さんの悪い情報」を提供して来たと思います。奥さんには「実母の良い情報」を提供せず、「実母の悪い情報」を提供して来たと思います。これらの部分の埋め合わせに努めていくしかないと思います。
お金を貯めるには時間がかかりますが、失う時はいっときです。良い人間関係を築くには時間がかかりますが、壊れるのはいっときです。そのことを肝に銘じて生活しましょう。
質問者からのお礼
ありがとうございます。身に染み入る思いで読ませていただきました。
>現実には「他人に厳しく、自分に甘い」のがくりりんさんの日常の言動ではないでしょうか
まさにその通りだと思います。この姿勢を正さないといつかは孤独になってしまうと思います。
実は職場でも同じようなことがあり部下二人の仲を険悪にさせてしまい管理職を降ろされたこともありました。
信頼を失うのは一瞬と肝に銘じて精進したいと思います。