hasunoha お坊さんが必ず答えてくれるお悩み相談サイト

お坊さんに質問する
メニュー
メニューを閉じる

就職活動に疲れました

回答数回答 1
有り難し有り難し 8

私は現在大学4年生で、今年の3月から就職活動を始めました。
しかし、未だに内定が一つも貰えていません。

理系の学部に在籍しているのですが、理系の技術職は5月中に選考を終える企業が多いため、周りの友人や同じ学部の人はほとんどが就職活動を終えています。私は理系の大学に進学したものの、内容にあまり興味が持てず、技術職を仕事にしたいと思わなかったために、営業職や事務職で探しているのですが、内定はおろか、最終選考にすら進めていません。

文系学部の友人など、まだ就職活動を続けている人もいますが、「これまでに内定は貰ったけど納得できる会社じゃなかったから続けている」という人が多く、一度も内定まで辿り着けていない自分が酷く駄目な人間のように感じてしまいます。

理系の学部であるため、卒業研究も始めなければいけません。担当の先生は「就職活動優先で良いよ」と言ってくださっているのですが、正直それもプレッシャーに感じてしまいます。心配して聞いてくれているのは分かっているのですが、先生や友人、同学部の人から「就活どう?」と聞かれることがとても辛く、大学にも行きたくありません。

自分の努力はもちろん大切ですが、運や縁によるところもあるので、焦る必要はないと頭では理解していても、すごく焦ってしまいます。息抜きをしようと好きなことをやっていても就活のことが常に頭の片隅にあって、心から楽しめません。ここのところ気付くと涙が出ていたり、寝ても疲れがとれず、胃も痛くて慢性的な気持ち悪さがあったりと、精神的にも身体的にも限界を感じ始めました。

(本当に雇ってもらえるかは分かりませんが)アルバイト先のパート社員の方からは「ここで働けばいいのに~」と言われています。正社員ではなくパートだったり、シフト制で土日が休みでなかったりといったことから最初聞いたときは行く気はなかったのですが、最近はそれでもいいかなと、甘えようとしてしまう自分がいます。

正社員としてどこかの企業に勤めたい、諦めずに頑張りたいという気持ちと適当なところで諦めて研究に集中したい気持ちとがごちゃごちゃしていて自分でもどうしたいのか、どうすべきなのかが分かりません。


この問答を娑婆にも伝える
facebookTwitterLine

お坊さんからの回答 1件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

まだまだ諦めるには早過ぎです!

 就活ですか…私も30年前に活動していました。結局、今坊さんですが…もちろん寺への就活などしていませんでしたよ。
 私も理科系でして、『学部 大教授のコネ』でもって、某会社の面接に意気揚々と出掛けました。
 会社の人事の方に自信を持って「○○教授より推薦を受けて、貴社に云々…」と口上を述べましたが、相手の方の困惑した表情に当方 一抹の不安が…結局、もちろん一次面接で落ちました。
 大体、その会社内では、その教授のことは知られていなかったようです…教授の勘違いらしかったのですが、それを確かめられるような雰囲気の教授でなく、双方の薄笑いで全てが終わってしまいました。
 今となっては笑える若き日のエピソードです。
 「空前の売り手市場だ」とか言われると、本当に焦りますよね。
 でも、人気があるのは一部の大手企業であったりします。狭き門はやっぱり広がってはいないようですね。
 アルバイト先での就職…アリじゃないでしょうか。あなたの能力が認められているのなら、出来れば正社員としての採用を願い出るべきでしょう。交渉すべきでしょう。
 そして、内定を一つゲットするのです。
 他の会社でも良いです。とにかく必死になってどこか一社の内定を得て下さい。
 そして、それから次を考えましょう。
 公務員試験なども、まだ門戸は開いているのではないでしょうか…ならドアはノックすべきでしょう。
 ずるいとか、ずるくないとか考えなくてよいのです。法に触れないように、でも持てる能力の全てを出し切って、何とか生きる道を探し出しましょう。
 就職とは「生きる道」です。命懸けなのです。でも命賭けたら、人間何とかなるものです。そういうふうに出来ているのです…あなたも、社会も。
 さあ、早速これから1社エントリーしましょうか。まだ就活は半ばですよ。同士も一杯います。
 ハスノハ僧侶方もあなたを、就活生を応援します。そして仏様も一緒ですよ…ファイトです!

{{count}}
有り難し
おきもち

質問者からのお礼

ありがとうございます。アルバイト先は、パート社員から正社員登用という流れになるようです。一つの選択肢として店長にお話を伺ってみます。何故こんなに苦しまなければならないのかと思っていましたが、就職とは「生きる道」、命懸けだということにハッとしました。諦めずに必死に生きようと思います。

温かい気持ちになるお坊さん説法まとめ