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口の悪さってどれくらい心に影響あるものですか?

回答数回答 3
有り難し有り難し 48

激しく罵されたり、罵倒されたり、怒りをぶつけられたリ、ストレス発散で殴られたり。
そういうことをされた人の心はどうなっていくのでしょうか?
またどういう風に生きてってしまうのでしょうか?
また、そういう人は自分に災難が降りかかるのでしょうか?


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お坊さんからの回答 3件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

生き方は自分で決めるものです

>どういう風に生きてってしまうのでしょうか?

生き方は自分で決めるものです。
全米史上最大の虐待にあったと言われる「it と呼ばれた子」の著者は、最後には空軍に入って家庭も持ち、虐待された子供たちのケアーをボランティアでしています。

>また、そういう人は自分に災難が降りかかるのでしょうか?

そういう人だからこそ人の痛みがわかるのですから、人の痛みに寄り添う生き方をしていれば、神仏が必ず味方してくれます。

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遠藤喨及
僕はウイキペディアでは以下のように紹介されています。 「日本、アメリカ、...
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被害者・加害者にとって何一つ良いことはありません

虐待を受けて育った子供を見れば分かるのではないでしょうか。人の顔色を窺い、暴力におびえ、心に蓋をしてしまいます。愛情が不足しているので、人に愛情を注ぐことが出来ません。人を信じることが出来なくなり、自分を守るために力で解決しようとしますが、強いものには立ち向かえないので、弱いものに力を向けることがあります。レ・ミゼラブルにあるように、無償の愛を受けることで立ち直ることが出来ます。仏教でいえば慈悲のことです。
悪口を言うことは体にかなりの悪影響を及ぼします。ホルモンのバランスが崩れ、免疫細胞が弱まり、血液が固まりやすくなります。また、言葉による暴力を繰り返して行くと、興奮がおさまりにくくなり、それがエスカレートし大犯罪につながることがあります。
被害者・加害者にとって何一つ良いことはありません。そういう感情に襲われた時は、トイレに行って深呼吸しましょう。怒りが収まります。

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おきもち

鳥取市にある浄土真宗のお寺の住職です。36年間のサラリーマン生活を経て20...
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聞きたいことは、こうですか?

 「誰が」、とか「誰を」、という言葉が一部省略されているので、私なりの想像で補うと。
「周りから、酷く罵られたりストレス発散の犠牲者として殴られたりばかりして育った人」は、どんな心情となり、どのような人生を送りがちなのでしょうか?
 また、過去そういった傷を持っていると、おのずから災難に遭いやすくなるのでしょうか?

 これは多分、ご自身のことですね。今までの問答からして。
 このような犠牲者たちは、一般に「心を閉ざしていきます」。それは自身を守るためです。そういった刺激をまっとうに受け止めようとすると、自分の存在を守れなくなるから。耳には聞こえるけれど雑音と同じ、殴られて痛いけれど転んだのと同じ(これは自分を下げて理不尽さを解消しようとする反応です)。

 あなたの言う「災難」というのは、「自分が悪い訳でもないのに、嫌な目に遭う」ということだと思いますが、そういう意味では「遭いやすくなる」と思います。心を閉ざすというのは、特定の相手だけでなく、周り全体に対して起きがちなこと。そうすると、悪意なく貴方に関わってくる人に対しても、「悪意ある人」のように扱ってしまい、「嫌なこと」に繋がってしまう。そんな連鎖はあると思いますね。
 ですから、「世の中みんなが、貴方に悪意を持っているのではない。みんなが理不尽に貴方を傷つけてはいない」と、見方…あるいは信じていることを変える必要があります。このhasunohaで貴方が重ねてきた問答は、それに値するものだったと(私から見ると)思います。多分ここにいる坊さんの中で、あなたに悪意を持って回答する人は1人もいませんよ。
 ですから、これからも問い続けるのがよいと思います。今までと同じように。問うて疑って、疑い尽くして、いずれ「もう質問することはありません」になった時には、「心を閉ざした人」からは脱出しているはずですよ。

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一般大学(一般的でもないが…)から大正大学の史学コースへ。そののちお寺。坊...
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質問者からのお礼

ありがとうございました

「世の中・自然」問答一覧

逆エンパス

閲覧いただきありがとうございます。 僧侶の皆様の見解を知りたいと思い相談させていただきます。 世の中には逆エンパスなる性質を持った人がいると最近学びました。 逆エンパスの特徴の一つとして ①知的障がいを持った人。介護者が必要なぐらいの障がいがある人。 ②社会的にきちんとしていない人(一般的に言われる変な人・異常者)正義感や純粋なエネルギーを浴びると居心地が悪くなり怒って反発したくなるようなタイプの人。反社会的な人。 (出典:阿倍野まことカウンセリングルーム) ①②に絡まれやすいという特徴があります。 私自身、上記のような人に遭遇しやすいと感じています。 外出すれば、3回に1回は見ず知らずの人に絡まれます。 具体例を上げますと、家族とスーパーで買い物中 「これ安いね。買おうか。」などと話していると、いきなり見ず知らずの人が近寄ってきて「うっせーな!」と去りながら捨て台詞を吐いて行かれることが良くあります。 その際、決して大きな声で騒いで話しているわけではありません。むしろ、こういった事がよく起こるので声量はかなり小さくしています。 絡んでくる人の特徴は •母娘。娘が突っかかてくる。娘は母親にピッタリくっついている。 •母親の方は我関せず。知らないふり。 •娘の年齢層は10代〜30代と幅広い。 •見た目は異常者に見えない。 このような感じです。 対処法としては 逃げる。気づかないふりをする。が 取り入れやすい方法のようです。 実践している最中ですが、 余りに酷いとつい睨みつけてしまいます。 頭では 「こいつは異常者」「私が悪いわけじゃない」と言い聞かせつつも感情が落ち着きません。 正直なところ、外出も怖くなってしまいます。医療機関などには相談しています。 家族は私以外鈍感で、私が言うまで気付かなかったり こういった事を経験したことがなく理解者はいません。 僧侶の皆様の中で似たような経験をされた方はいらっしゃいますでしょうか。 また、この逆エンパスについて見解を伺いたいです。 長文失礼しました。よろしくお願いいたします。

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夜になると死にたくなる

毎日仕事、子育て、家事をこなし、特に不満もなく過ごしている日々ですが、ここ最近家事が一段落する時間や寝る直前に死にたいと思うようになりました。 正確に言えば、スマホを置いて財布だけ持って失踪したいというような、寝る直前はこのまま目が覚めないで死んでしまいたいというような感じです。 理由がわかりません。毎日不満もなく、自分的には充実しているのに、フッと感じる死にたいという感覚が不気味です。 病んでるのではないか、生理前でホルモンバランスが崩れているのではないか等考えてみたのですが、生理周期にも関係なく、そもそも病む原因もなさそうなのです。 そのうち本当に前触れもなく失踪しそうな気がしています。近付いている気がするのです。 その先には死しかないことも感覚であります。 現状に何も思い当たることがないのに、夜になると頭の中がそのことばかりになります。 旦那や友人には言えません。言われても困ると思います。忙しい人達に自分も理由が分からないことを相談し、迷惑をかけたくありません。 だけど、失踪や死に近付いているという感覚が日々強くなっていて、どうすればよいのか分かりません。

有り難し有り難し 15
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