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実母がこわいです。結婚式の手紙。

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ひとつまえに結婚式について相談させていただきました。
重ねて相談失礼します。

私は昔から実母がとても苦手です。
(実父とは別居。原因は父の不倫とありましたが、父は否定。度重なる母のヒステリックに子どもに迷惑をかける。と言い家を出ました。事実はわかりません。たまに顔を合わせる程度です)

父が家を出て、姉が結婚をして家を出て二人だけになった頃から私に対してあぁでもない、こうでもないと言うようになりました。

実家で自営業をしているのですが、接客業(平日休み)をしていた私に「平日昼間に家にいるなんて恥ずかしい」と言い、「音をたてるな」「お客さん来るときは鉢合わせしないようにして」など言います。

私自身、だんだん話すことも嫌になり無口が増え、聞き流すことも増えました。すると「あんたは父親にそっくりだ。自己中心で人の話は聞かない」とよく言われたものです。

あくる日、体調を崩し私はこっそり病院へ行きました。(風邪くらいで病院へ行くなと言われるからです。)
病院の先生には 「自律神経失調症みたいなものだね。環境を変えてみては。」との診断をもらいました。
そして、住み込みの仕事を選び家を出ました。(母は快く送り出してくれました)
それが数年続き体調が落ち着いたところでまた実家へ帰り、数カ月。やはりストレスになり喧嘩の流れから思いきって 病院へ行ったこと、診断されたことを伝えると母は「あたしが悪いって言うの?あんたは悲劇のヒロインぶってるだけだ」「くそ親父のせいで、あんたよりあたしの方がおかしくなるんだわ!」と吐き捨てました。

それからまた数年、私は結婚をし、今度結婚式をします。
感謝の手紙?なにを書けばいいのでしょう。
不安とフラッシュバックで辛いです。

そして現在、私は主人と喧嘩をしたとき実母のように相手を攻めることをしてしまうことがあります。あぁ言えばこう言う…。
気づくのです。「あ、母と同じことをしている。」と。

母と同じことを繰り返さないようにって思っているのに、同じことをしてしまっている自分がとても嫌いです。

私は自分が嫌いです。似ているところが嫌いです。

こんな私に、なにかお言葉を下さいませんでしょうか?

※主人はこの一連の流れ(家庭環境や体調のこと)を知っています。その上で私を選んでくれたことに感謝しています。


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お坊さんからの回答 2件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

気がついていればだいじょうです

あこさんこんばんは、前回のご質問とお坊さんの回答も読ませていただきました。まずはご結婚おめでとうございます。お父様のためにもあなた様にはお幸せでいてくださることを願う次第です。お母さんは文面から想像するにかなり自己中心的で自分が気にいらないことはすべて悪でその原因を他に求めているのではないでしょうか、その原因はご自身にある気がしますが。そのお母さんに似てきた自分が嫌いだと言われておられますが、反面教師としてお心に刻まれ、そしてもし同じようなことをしてしまったら素直に謝罪してください。徐々にお母さんとは違う、あなたが望む人間になって行かれますよ、ご安心ください。そして結婚式の手紙ですが前回のご相談を踏まえると何を書かれ読み上げてもお母さんは文句を言う気がしますし、あなたもその場しのぎの言葉を書かれてもたぶんこれから心にトゲが刺さる気がします。そのこともご主人とのご相談で決められればと思いますが、私的には「お父さん、お母さん私を産んでくれてありがとう、生んでくれたからこうして良き方と巡り会え結婚できます。私はこれからこの方と子供と新しい家族として幸せに生きていきます。」だけでいいと思います。あなたの家族はご主人とお子さんです、お母さんに振り回されず家族を守る(哀しいですが)のも妻の務めではないでしょうか?(喧嘩しろ言う意味ではありません、時には受け流しすことも、時には毅然とすることも必要でしょう)。ちなみにうちでは昔ですが父親が死んだとき、喧嘩が起こり母親が嫁と母のどちらの味方だと言われました、私は即答で嫁と子供達だと応えました。その嫁もその後母の介護をしてくれたのは感謝感謝ですが。あなたにとっての一番大切な家族はご主人とお子さんであって欲しいです、もちろんご主人もです。とにかく率直に全てをご主人と相談されることに尽きると思います。最後に新しいご家族のお幸せを願わせていいただきます

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長くサラリーマンをしていて、16年前先代の跡を継ぎました。住職となって改め...
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お手紙

パートナーとしての旦那さんのご理解、大変ありがたいですね。
長年の感情というのは、そうなかなか変わるものではないでしょうし、私からもおいそれとはお答えできませんが、気になる点がございます。

あこさん、あなたがつらい思いをしたこと。それを聞いてお母さまは「あたしが悪いって言うの?」と返されたようですね。
とても悲しい言葉だと思いませんか。
あなたはしっかりと、自分がつらいのだと、相手に伝えることができました。とても勇気のいることです。
しかしお母さまのつらさは、お知り合いのどなたかにでも伝わっていますでしょうか。
こちらの方が勇気がいるかもしれません。親にとって子どもに弱みを見せることの方が、つらいと考える方もいるからです。面と向かっては親子どうし、なかなか弱みを見せられないことは、私にも思い当たります。
ですから、すでにそうされたことがあるように、「距離を置く」ということが、お互いにとって、逆に距離を縮めるいいきっかけになるかもしれません。そのときこそお手紙を書いてみてはいかがですか?

面と向かわずとも、お手紙でも、(無理に感謝!とまではいかなくても)きっと意志は伝わることでしょう。お手紙は式のときでしたら、たとえばさらっと「これからもお手紙書くね。」くらいの約束にしておいてもいいでしょうし。(私の友人にもいました。)

手書きの手紙はすばらしいものです。たとえお母さまからの返事がなかったとしても。

もし、返事が来たら。
奇跡が起きると思いませんか。

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吉井浩文
Buddhism. knowing what it actually i...
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質問者からのお礼

憲章様、吉井様、お返事ありがとうございます。

お二方のお言葉は本当に心に染みました。
心にスーッと入ってきました。

結婚式の手紙と聞き、過去を思い出すのも嫌で長々と書く必要があるのかと悩みましたが
お二方の意見を参考にして主人にも相談して書きたいです。

結婚式が不安で仕方ありませんでしたが、それも軽くなりました。

本当にありがとうございます。

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