実父への怒りの対処方法
実家の父は昔から感情的に怒りにスイッチが入ることがあり、そうなると怒鳴り散らし、”誰のおかげで飯が食えていると思ってる?”とたびたび言っていました。
そうなるとこちらは口答えすることができず黙って怒りがおさまるのをまつしかありませんでした。母に対する八つ当たりもひどかったです。
子供のころから理不尽な父の罵声や母に対する態度に怒りを感じていました。
結婚してからは少し落ち着いていたのですが、先日少し父が気に入らないことを言ってしまったところ、子供のころを同じように罵声が飛んできました。
”お前は何もしない。二度と実家に帰ってくるな。お前らの面倒になる気はない。俺はのたれ死んだってかまわない”などと繰り返し怒鳴り、母に対しても”どういう育て方をしたんだ”と罵声を浴びせていました。
言い返せないため、怒りがおさまるのを待つだけでしたが、こちらは姉や弟に比べ実家が近いこともあり、事あるごとに実家に行き、両親の様子を窺ったり、両親からは自分がべったり頼られているのを感じていたので、今回”何もしない”などと言われ、しかも言い返すこともできず、ショックでいっぱいでした。
今後二度を実家になんか行くものかと言い放ちたかったのですが、それも大人気ないことでぐっと我慢をしていました。
そのように子供のころからつもりつもった怒りが解消しきれないままここまで来てしまったように思います。
父はそのように罵声を発しても、翌日にはけろっとした感じで普通に話しかけてきます。それが本当に自分が放った言葉を忘れてしまってそういう態度をとるのか、それとも悪いと思う気持ちがあって照れ隠しでそうするのかわかりませんが、私としては母や自分に謝ってほしい気持ちがあるので、もやもやした気持ちが続きます。
こどものころから続いている父への根底に潜む怒りをどのように沈めればいいのかわかりません。
ちなみに父は私が子供のころ、母以外の女性と付き合いを持っていたこともあり、子供ながらにそうしたことに傷ついてきたこともあります。
ただ、一生懸命働いて大学まで出させてもらったことに対する感謝や、子供のころにお出かけに連れて行ってくれたこともあったりで、否定するばかりでないところにまた気持ちの割り切れなさがあります。
こういった気持ちにどのように対処すればよいでしょうか?
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
暴言を威厳と勘違い
桜餅さんこんにちは、酷い父親ですよね。暴言の他に暴力は振るいませんでしたか?昔はその手の親父は多かったですね。とはいっても暴言も言葉の暴力で有りDVです。相手に恐怖心を抱かせて自分の主張を押し通そうとする最低なものです。あなたが怒りを感じるのは当たり前で、それが感じられなくなったら洗脳された言うことです。ご質問の「本当に自分が放った言葉を忘れてしまってそういう態度をとるのか、それとも悪いと思う気持ちがあって照れ隠しでそうするのか」はわかりませんが、暴言を暴言と思っていない、暴言をはくことが許されるのが父親の威厳だと勘違いされているかとは思います。つまり裸の王様でいる自分に気がついていないのだと思います。でも少しは気がついているかな、「二度と実家に帰ってくるな。お前らの面倒になる気はない。俺はのたれ死んだってかまわない”などと繰り返し怒鳴り、母に対しても”どういう育て方をしたんだ”と罵声を浴びせていました。」の言葉は自分があなたから好かれていないことへの不安、老後を面倒を看てもらえなかったら本当に困る、でも頭を下げたら父親としての威厳(プライド)が無くなってしまう、だからお母さんに助け船を出して欲しいとの気持ちが溢れている気がします。暴言は吐いても育ててくれたことも確かなら、今回はお母さんと連絡は取りながらも少し長期間にわたりお父さんがいるときは実家には行かず、暴言に対してのお灸をすえられてはいかがでしょうか?心の底ではあなたに頼りたいはずですから効きますよ。
しっかりとご覧になってます
拝読させて頂きました。お父様にそのように言われたのでは頭にくるでしょうし、本当に嫌になるでしょうね。
あなたのお気持ちよくわかります。
とは言えお父様がそのように悪言や暴言をおっしゃるのはもはや暴力ですし、悪であり、罪です。
そうおっしゃることで自分自身をおとしめている行いです。
やむを得ませんがそのような悪業にはその報いが本人にもたらされます。
そう悪意を持って人を辱め人を傷つける行いは悪です。
本人が己れの悪意や悪業を深く悔い、反省して心から懺悔して、傷つけた方々に対して心から謝らなければその罪は消えません。
自分の発したことですから自分が責任を取ることです。それ以上でもそれ以外でもありません。
とは言え本人にそう伝えたならば再び逆上してしまいかねないでしょうね。
ならばお伝えなさっても無駄かと思います。
親とはいえ人間は未熟なのです。
それは私もあなたもそうです。
ですからそのような愚かな人の姿を見て我に返って自らの行いを見つめ直すことは肝要です。
人のふり見て我がふり直せ、ですね。
ある意味今迄そうして生きてきてしまった方はなかなか改めること改善することは難しいです。
今迄それで通ってきてしまったのですから、そういうことが自分にとって正義ですからね。周りが悪いのですからね。
余程信頼している方や優れた方からの助言があるとか、或いは余程ショックなことでもないと難しいかもしれません。
或いは体も弱ってきて気力がなくなる時でしょうか、病気になって弱気になった時ですかね。
後はお孫さんの相手をする時に余程可愛いがるようになるならば変わる可能性がありますが…。
とは言えあなたは割り切ってしまってしばらくは距離を置いてお付き合いすることですかね。
大変失礼な言い方かもしれませんが、親も人として未成熟だ、子供なんだ、と割り切ってしまうことかもしれません。
それだけあなたが成長なさったということでもありますからね。
どうか皆さんがこれからもお互いを尊重し思いやりながら仲良く幸せに日々お過ごし頂きますようにとお祈り申し上げます。
仏様もご先祖様もしっかりとご覧になっていますからね。そして皆さんをお見守りなさっておられますからね。
質問者からのお礼
ご丁寧にご回答くださり本当にありがとうございます。こちらで相談でき、自分自身の凝り固まった心が少し和らいだように思います。
親も未熟なのだと冷静に考えることで、自分の怒りをおさえることができるように思います。
具体的なアドバイスも参考になりました。ありがとうございます。