六道
友人のものを3つ盗んだ。
嘘癖がある
過去にペットを虐待した(今では可愛がっていますが)
欲しいものが尽きない
等問題が尽きない私でも天国に行きもう一度人間に生まれ変われるのでしょうか。
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1363235543
これを見てから死んだ後の事を想定し恐くて居れません。
来世に反映されるだけという話もありますよね?
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
素人さんの回答ではなく、お釈迦さまの言葉を
>前世への執着を捨てよ。来世への執着を捨てよ。現世への執着を棄てよ。存在の彼岸に達した人は、あらゆることがらについて心が解脱していて、ふたたび生れと老いとを受けることがないであろう。
これは発句経(ほっくきょう)という仏教の中でも特に古いお経に書いてあるお釈迦さまの詩です(第348番目)。お釈迦さまは前世も現世も来世も全部捨てろとおっしゃり、そして『心が』解脱するとおっしゃってるのですよ。つまりは「生まれ変わりのことなんか考えても怖くなるだけだ」ということです。
知恵袋の回答を拝見しましたけど、ああいうのは昔の人が子供を脅かして「しつけ」をしていた名残です。昔は拡大家族の中でお父さんになり、お祖父さんになるにつれてだんだんと本当のお釈迦さまの言葉通りに理解を深めていったのですが、核家族になり、いわゆる無宗教が重なって子供のしつけのまま止めっている人が増えてしまいました。そういう素人さんの回答です。安心してください、ああいうのは嘘ですよ。来世に反映されるのではなく、今、サクラさまが後ろめたさを抱え込んでいらっしゃることが心の輪廻なんです。
過去にやってしまったことの逆をやってみてはどうでしょう?盗んでしまった→シェア(施し)をする。嘘をついてしまった→思いやりのある言葉をかける。ペットは出来ていることを続けるとして、欲しいものが尽きない→他の人が欲しい物を手に入れた時に一緒に喜ぶ。こんな感じで。
最後にお釈迦さまの詩をもう2つプレゼントします。
>たとえ 悪をなしたりとも ふたたびこれを なすことなかれ 悪のなかに たのしみをもつなかれ 悪つもりなば 堪えがたき 苦しみとならん(発句経117)
>もしひと よきことをなさば これを また また なすべし よきことをなすに たのしみをもつべし 善根(よきこと)をつむは 幸いなればなり(発句経118)
引用元:友松圓諦『発句経』講談社学術文庫
※最初に挙げた前世うんぬんのはニュアンスが伝わりたりやすいよういじってます
心が汚れている私のために宗教があるのです。
仏教は因果応報、自業自得を説きます。しかし、罪を犯せば万事休すとはいいません。そんなふうに考えるお弟子さんにお釈迦さまは、「阿難よ、そんなふうに考えてはならない。人を殺す者がいると言っても四六時中殺しているわけではない。それにそんなふうに考えたら心を翻すということもなくなってしまう」とおっしゃっています。
仏教は心を正しく、清くせよと教えます。逆に言うと私たちは正しくなく、清くないのです。よこしまで汚れているのが私たちで、そこから生き方を変えていこうとするから宗教に意味があるのです。現状や過去において罪や心の汚れはあって当たり前です。大切なのはこれからです。
仏教は正しく生きること、心を正しくすることについて、さまざまに教えてくれています。罪の意識をお持ちなら、懺悔(さんげ)をおすすめしたいと思います。以下を参照してください。
http://hasunoha.jp/questions/1940
質問者からのお礼
六道は嘘なのですね。
少しほっとしました。
回答ありがとうございました。
六道は本当なのですね
↑すみません。ミスです。
気にしないでください