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お墓参り

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この季節暑くて、お墓の花が直ぐに枯れてしまいます。
そこで、お墓用造花をお供えしたいと思いますが、問題ありますか?


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お坊さんからの回答 2件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

お心次第で

まぁ、問題があるかと言われれば有るとは言いません。

しかし、枯れるのは世界の真理です。枯れたら枯れたで良いんです。それがまかり通らない社会では人々は死を恐れるようになるでしょう。何事も悪く取りモンスタークレームだらけの世の中にもなるでしょう。諸行無常を諸行無常のまま体現してしまうのが善い供養です。体面を色鮮やかにすれば美しいわけではありません。ありのままで良いんです。

ンなこと言ったって、周りの人が兎角言うじゃん!と思われるかもしれません。まぁ、そりゃそうです。お坊さんとしてはその世論ごとブチ抜きたいのが心理ではありますが、現実問題としてそうもいかないのは重々承知しております。だから問題があるかと言われれば有るとは言いません。

もっとも、私はお墓には花ではなくシキミをオススメします。シキミには毒性があり、水の腐敗を遅らせ、植物も長持ちさせる作用があります。花だけ入れたものとシキミだけ入れたものを1週間放置して水の匂いを嗅ぐと全然違います。ボウフラ対策や動物対策にもなっているでしょう。花って…鹿に食われるんですよね。。。
だから毎日お世話できるお仏壇には生花(耐火カーテンになる)を、時々しかお世話できないお墓にはシキミをという昔の人の知恵は、本当に適材適所なんだなぁと感じています。
そんなの実感してみませんか?

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曹洞宗副住職。タイ系上座部仏教短期出家(捨戒済み)。仮面系お坊さんYouTuber「仏教・お寺ch 大慈」。 【現代日本仏教最大の課題のひとつはコミュニケーション不足】をミッションに10年以上、インターネット上で情報発信をしています。 YouTubeでは仏教の教えや読経だけでなく、お寺の真相やお坊さんの生活が分かる動画を配信しています。(リンクは↓のURL)

生花をお供えしましょう。

お墓参りはその瞬間のお気持ちが大切です。
お供えもお墓を飾るためではありません。

お供えしたものを持ち帰るのも、
腐ったり動物が食べ散らかしたりするのを
避ける意味合いもありますが、
お下がりをいただくことでもあります。

お供えしたお花も持ち帰って、
ご自宅のお仏壇にお供えし直しても良いですよ。

また、この猛暑の中では、
造花も柔らかくなって引っ付いて、
墓石から取れなくなる可能性もあります。

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おきもち

 浄土真宗(大谷派)/広島県広島市/17世住職。  1967年京都市生まれ。山形大学理学部卒業後、証券会社で勤務。30歳で脱サラし、親戚筋の超覚寺に入寺、45歳で住職継職。  遺族の分かち合いやお悩み相談などグリーフサポート活動を続け、お寺の掲示板による法語伝道にも尽力している。カープ坊主の会会員。
こちらに法事が入っていなければ、ご希望の日時に相談させていただきます。 想いを吐き出しても、あなたの環境は変わりませんが、あなたの気持ちは変わっていきます。 どうぞ安心してお話しください。

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