hasunoha お坊さんが必ず答えてくれるお悩み相談サイト

お坊さんに質問する
メニュー
メニューを閉じる

私の人生脱落期

回答数回答 2
有り難し有り難し 12

はじめまして、慶花と申します。

新社会人になり、研修も終わり、現場に来て1ヶ月が経った頃、うつ病と診断されました。当然の如く今は休職をしています。

うつ病になる前は、人生イージーモード。親友もでき、学業や部活も1番とはいかないけど平均より上で難なくこなしていた。就活もあまり苦労することなくすぐに終わり、残りの学校生活も楽しむことができて、最高な人生でした。

そして入社。まずは研修。2週間の合宿研修は朝早くから遅くまで。体力的に少しキツかったですが乗り切れました。同期の仲も深まることができた研修だったと思います。

そして配属が決まり、またそれぞれの研修を終え、いよいよ現場に立つようになりました。そこから1ヶ月で私はおかしくなりました。

何もかもが憂鬱で泣きそうになる。仕事に行きたくない、そこで走っている車が私を引いてくれないか、消えてしまいたいなどと考えるようになり、とうとう休みの日には1日中寝こんで、食欲も湧かず、何もかもやりたくなくてしんどく感じ、何もせず寝て終わるという1日を過ごした私は、さすがにやばいと思い病院に行きました。そこで重いうつ病だと言われました。

そこで私は初めて人生を脱落しました。まさか自分がこの病気になるなんて信じられない。むしろ無縁の病気とまで思っていました。

現在は休職していますが、期間がどんどん迫ってきます。夜中いつも考えることがあるのです。

自分が本当にやりたいことはなんなのか、この仕事を続けるつもりなのか、もし期限までに働きたいという気持ちが戻らなかったらこれから先どうすればいいのだろう、また何かやりたいっていう気持ちは戻ってくるのかなど毎晩のように考えてしまいます。

今のところこの先真っ暗で何も見えません。私はどうすればいいのでしょうか。もう頭がパンパンでよく分からないです。


この問答を娑婆にも伝える
facebookTwitterLine

お坊さんからの回答 2件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

愉しんで

仕事を始めると、それまで学んできたこと以外のことが多くあるのでしょう。そして、実践の場では忙しさも想像以上なのでしょう。
そんな中、ベテランの方たちは難なくこなしているようにも見える。それは慣れですね。

真面目故に自分に責任を感じてしまうのでしょうが、初めはできないことがあって当たり前。失敗したら謝る”だけ”。難しく考えるのではなく、”そのうちに慣れる”ぐらいの気持ちでやればいいですよ。

休んでいると、「仕事に行こう」とはなかなか思えないと思います。それで当たり前。仕事に行こうと思えなくても、とりあえず行ってみる。気持ちはあとから乗ってくるものです。どうしても駄目ならその時考えればいい話。体調を崩してまでやることもないでしょうから、人生に潤いを与えてくれるやりがいのある愉しいものであって欲しいですね。

{{count}}
有り難し
おきもち

禅宗 曹洞宗 僧侶。神奈川県西部円通寺住職。小学校教師。 悩みを吐き出す...
このお坊さんを応援する

心も身体も回復なさって

拝読させて頂きました。

そのような状況を経験されてあなたも非常に動揺なさっておられることでしょう。
それは病ですかから先ずしっかりと心も身体も休めてくださいね。

一息ひといきゆっくりと呼吸を整えながらどうか心を休めてください。
先々の事や不安になる事は考える必要ありません。

今このひと時をゆっくりと心を落ち着けて頂くようできるだけ勤めてください。
いつまでに何をどうするとかも考えないようにしましょう。

あなたの心と体を回復させて英気を養う時間としてお過ごしなさってくださいね。

あなたの心も身体も回復なさっていかれます様心からお祈り申し上げます。

けっしてあわてずに自分を追い込まずにどうか回復なさってくださいね。

{{count}}
有り難し
おきもち

Kousyo Kuuyo Azuma
脱サラして10年が経ちました。栃木県佐野市の一向寺に勤めています。(佐野ラ...
このお坊さんを応援する

温かい気持ちになるお坊さん説法まとめ