嫁ぎ先と宗派が違う場合
この度、結婚が決まりました。
結婚前は日蓮正宗でしたが、嫁ぎ先は天理教です。
その場合、何か必要な手続き?のようなものはあるのでしょうか。
と言うのも、実母は信仰を強く重んじており、私が天理教の宗派のもとに嫁ぐことを良く思っていません。
反対を押し切って結婚を決意しておりますが、少しでも母の気持ちを楽にさせてあげられるような儀式のようなものがあれば、行いたいと思います。
私自身は宗派が変わることに抵抗はありません。
ぜひ、ご返答いただけましたら幸いです。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
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お互いを尊重し認め合うことが大事
結婚に伴う「宗旨替え」の悩みや問題は決して珍しいことではありません。表面化することはよくあることです。一方の宗教だけを尊重し、相手方の宗教を認めようとしなかったら、まとまる話もまとまりません。家族として協調することも困難になります。それぞれの宗教を尊重し、それぞれの人間を敬愛していくことが大切だと思います。
宗派によっては、新郎側に嫁いだ際にその家の宗派宗教に入信する儀式を行う場合もあるとは聞いておりますが、具体的にどの宗派宗教でそういうことを行っているかどうかは存じません。仮に天理教さんでそのような入信の儀礼を行っているとしても、banbooさんのお母さまには見せない方が良いですね。そういう儀式が必要だとしても、お母さまの目に触れない場で行うべきでしょう。
新郎側に嫁げば、今までと同じように勤行したり行事に参加したりすることは出来ないでしょう。それは止むを得ないことだと思います。恐らくお母さまを安心させるような儀式と言うのは無いと思います。bambooさんがお母さまとは別の宗教儀礼に参加しているような場を見せないよう、気を付けた方が良いと思います。「娘やその嫁ぎ先が自分の信仰や儀礼を否定したり邪魔したりする」という印象を与えないように注意していくしかないと思います。
私がhasunohaへの初回答ですが、多少は参考になるかもしれません。ご参照下さい。
https://hasunoha.jp/questions/513
質問者からのお礼
ご回答いただきありがとうございます。
なんとなく母に悪いことをしていると、負い目を感じていましたが、それでは尚更母を傷つけてる行為に繋がっていたかもしれないので、お互いを否定せず尊重し合う振る舞いに心がけたいと思います。
本当にありがとうございます。