忍耐や諦めは人を強くするのでしょうか?
お世話になっております。
たびたび質問させて頂いてます。
主に恋愛・結婚について質問してます。
私22歳、主人31歳
現在結婚8ヶ月で生後2ヶ月の子供がいます。
妊娠の方が先でしたがとても幸せに暮らしていました。
しかし今になって主人の嘘や小さな裏切り、
しぶしぶ結婚したと思える言動が出てきて
虚しい毎日を過ごしています。
私には結婚に前向きな姿勢を見せていましたが
親しい同僚には結婚に後向きな発言が多く、
主人を信じて喜んでいた自分がバカみたいです。
こんなに虚しい結婚をするんじゃなかったと
後悔していますが子供を産んだ事は後悔していません。
子供のためにも離婚をするつもりはありませんが
主人にも子供にも明るく前向きに接する事が
出来ません。
今は忍耐の時期なんだと思っていますが
ふとした時にこの先に何があるんだろう?と
思います。
親や兄妹、親戚など「結婚は忍耐と諦めだよ」
と言う人が多いです。
確かに他人と暮らすのだからそうだと思います。
でも相手のウソや裏切りを知り我慢や諦めで
飲み込む事に意味はあるのでしょうか?
そうしないと家庭は続かないものですか?
なぜ毎回我慢をする側なんだ!
いっそのこと傷付く側じゃなく傷付ける側に
なれたらどんなに楽だろう?と考えたりします。
結婚してから孤独や理不尽さを感じる日が
多くなりました。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
あなたの目と耳で確かめて
その同僚の方の話をあなたは信じるのですか?今旦那様はあなたに冷たいのですか?お子さんを大切にしてないのですか?
その当時どんなことをおもい、どんな言葉を発していたかハッキリしませんが、間違えなく言えることはあなたと結婚したということ。そして、あなたと毎日クラス生活の様子からあなたに対する思いを感じられるのではないでしょうか。
あなたの希望通り、欲する通りの態度でなかったとしても、旦那さまなりの表現をしていたら、それが本物です。
そもそも、そんな相手が気にするようなことをわざわざいう同僚のことを信用する必要があるのかどうか、そこを考えたほうがいいかもしれませんね。
我慢の為の我慢は、おすすめしません
ご相談読ませていただきました。
まずは小さなお子さんがいらっしゃるということで、無事のご出産おめでとうございます。
ご主人の同僚に対する発言というのは、照れ隠しの一面もあるかもしれませんね。
今の日本の風土としても、たとえば「うちの奥さんは若くて気の利く奴でねぇ!」とはなかなか言いにくいものです。
謙遜や慎ましさが美徳のようにされたりもしますから、外に向かって身内のことを褒めると、嫌な顔をする人も中にはいます。
あるいは、同僚に独身の方がいたりすれば、「結婚はいいぞ!」という話は遠慮もあるかもしれませんし。
私は子供が二人おりますが、tomoさんはまだお若いですし慣れない育児も始まったばかりで、色々とご苦労もあるんじゃないかと思います。
授乳などでまとまった睡眠も取れず、お子さんも小さいので自分の時間もあまりないことでしょう。
自分がどんなに参っていても、子供のためにで動かざるを得ないですし、肉体的にも精神的にも、ツラい時期です。
仏教の実践の中に「忍辱(にんにく)」といって、耐え忍ぶことを説くものがあります。
これは、ただ我慢すればいいというものではありません。
耐えることが目的なのではなく、怒りや苦しみに心を乱されないようにしながら、そのうえで仏の道に励むと、そんなところです。
生活の中での我慢は、子供の笑顔のためだったり、この先のより良い生活のためといったところでしょうか。
嘘にも笑って許せるものとそうでないものがあるかと思いますが、生活を脅かすような嘘は、きちんとお話をするのもいいでしょう。
ただ、今はお子さんも周囲の影響を受けやすい時期ですから、少し時間をおいて、我慢してずっとため込むんじゃなくいずれ話をしよう、と考えていただいてはいかがでしょう。
忍耐や諦めも、人を強くするかもしれません。
ですが今はそれよりも、結婚生活も始まって、子供も生まれて、希望と喜びの時期ではないでしょうか。
大変だけど、子供が笑ってくれるからなんとかなった、なんてうちの奥さんは言ってました。
あとは、子育てサークルみたいなところに顔を出してみるのもいいかもしれません。
旦那さんではわかってくれない育児の悩みが相談できたり、家庭での愚痴をこぼしてみたり。
そういう仲間、そういう場所があるというのも、一つの支えになるものです。
今じゃなくても、いつか「お互い様」と思えるか
こんばんは。育児、私も妻を身近に見ていましたが、本当に命をすり減らしての事ですよね。ありがたい事です。
先ずは私も、育児サークルなどへの参加をお勧めします。お仕事もあるのかも知れませんが、核家族化が進んでいる現在、「子育て仲間」の存在はとても重要であると思います。
あまり刺激する事は書きたくないのですが、「裏切り」って何でしょうね。「自分の思い描いていたストーリーから外れた」事をそう呼ぶのでしょう。しかし物事は全てご縁、つまり自分と他者(環境)によって動いていくものですから、その意味で「自分の思いは100%実現しなくても、当たり前」と飲み込む必要があります。これは当然、貴女とお子さんの間についても言えるのですよ。
さて、貴女は前回の質問で「主人も反省し、私や子どもにキチンんと対応してくれている」と書いていましたね。もちろん貴女の望む100%そのまま、ではないでしょう。だのに貴女の気持ちは「結婚以前の…」の時のまま。ショックだったのでしょうけれど、過去を相手にしているのです。今からでは変えられない過去を。
もちろん、それをやり続ける事は貴女の自由ですよ。けれど、その貴女と一緒にいる彼はどうでしょうか。「考えや行動を改めたけれど、彼女はそこを見てくれない。いつまでも過去を見ている。もう変えられない過去を」。とすれば、「改めても意味はない。けれど、彼女が怒って悲しんでいるから」…我慢しよう。自分が蒔いた種だから。に至るかも知れません。「私の方が我慢している」「いや俺の方が…」は不毛な話ですよね。その解決は「お互い様だね」しかないように思います。
我慢や諦めについてお尋ねですが、それは誰が選択した事ですか?ご主人に「我慢しろよ」と言われたのでしょうか?貴女が自主的に選択した事なのではないか…?私には、そのように感じられます。違ったらごめんなさい。
我慢や諦めの先に何があるか…それは、「水に流す」ということかも知れません。それは「今のお互いの姿を見ようよ」という、知恵の一つでもあると思います。「過去、アナタはこうだった」にしがみつくのは、どの道あまり良くない結果につながっていると思います。今の気持ちを貴女が選択したのなら、もう一度選択し直す自由もあると思いませんか。
質問者からのお礼
円通寺 邦元 様
回答ありがとうございました!
色々あってからの彼の姿勢を見ると恐らく今の生活が好きなんだろうなと思います。
ただこれまでは嘘をついても私が許したり、
彼の過ごしやすい環境を作ることに努めていたので私がそれを出来なくなった今、恐らく
彼にとって居心地の良い家庭ではないので
いつか前のようになるのかな?と思ってしまいます。
もう疑う事が癖になっているのかもしれません。
sramana kaden 様
回答ありがとうございました!
照れ隠しの一面なのでしょうか…
私は思った事しか口にしない人間なので、
中々そう思うのは難しいですが彼の本心が
違うものなら嬉しいです。
今の我慢がこれからの私や子供にとって
良いものなら我慢して頑張りたいです。
子供はまだ生後2ヶ月半ですが笑ってる姿を
見ると少しだけ心が落ち着きます。
人付き合いは苦手ですが人と関わる事で
色んな人の人生や考え方を見れるので
もう少し涼しくなったら子供を連れて外に出てみようと思います。
佐藤 良文 様
回答ありがとうございました!
別の質問にも回答をくださり、お忙しい中
大切な時間を使って頂いた事に感謝します。
「裏切りって何でしょうね」と書いてあったので
自分でもう一度考えてみました。
まだ短いですがこれまでの人生で他人から
雑に扱われたり、軽く扱われたりする事が
たくさんありました。
過去に医療事故でペットを亡くした時も
その場ですみませんとだけ。
その後手紙も何もない花だけ届きました。
物じゃなくて仏壇に手を合わせてほしいと
お願いすると忙しいやそもそも動物の特性で
起きた事故なのでと言う事が変わっていきました。
主人の事がその人達と同じように思えるのです。
こいつなら嘘ついても良いだろう、
こいつなら適当に言い訳しておけばいいだろう
と。
大好きな人にはそんな風に扱われたくなかったです。
もしかしたら主人からすれば裏切りでもなんでも無いのかもしれません。
過去の経験と今回の事で人が怖くなりました。
過去の経験が詰まって上手く水に流せないのです。
これからどうすれば前を向いて過ごすことが
出来ますか?
自分の考え方次第と分かってはいるものの
シンプルに考える事が出来ません。
佐藤 良文 様は厳しい事を言ってもらえるので
本当に向き合ってもらってる気がします。
またアドバイスを頂けると幸いです。