黒い影が背中に憑いていると言われました
こんにちは。
私は看護師として働いてます。
霊感はありません。
先日、患者さんのご家族で霊感のある方から、私に3人憑いていると言われました。
うち二人はその場でスプレーをかけて追い払ってくれたようです。
あと一人、私の背後に黒い影がいて、私の背中に隠れて顔を見せない…とのことです。
桃のジュース(できれば100%)を毎日飲めば薄れていくかもしれないと。
私は見えないのでなんとも言えないのですが…。
科学的に考えてあり得ないけれど、そんなことを言われると怖い気持ちもあり、なんだかモヤモヤしたままこれから夜勤に行かないといけません。
ちなみに、死を間近に控えた患者さんからも、あなたの後ろに黒い影が見えると言われたことがあります。
とりあえず、毎日を慎重に、仕事では事故を起こさないようにし、家族を大切にして生きていこうと思っています。
ではあるけれど、このモヤモヤをなんとかしたくて、何かアドバイスをいただければと思います。
よろしくお願いします。
食べたいものがあると我慢できない。 ダイエットが成功しない…。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
霊ももとは「生きていた人」
わたしはいつもおもっていることがあるのです。
霊、というのが見える人もいるでしょう。
しかし、そのひとたちにも見えない世界があります。
霊の側からの世界です。当然ですが、死んでいないからですね。
そもそも、霊が「いままで生きていた人」だとするならば、
いま生きている人がいずれなる存在です。
あなたもわたしも。
あなたは、死んだのち、「気持ち悪い~!いやだ~!」
って、言われたいでしょうか。
わたしは、正直イヤだなあと思います(´∀`;)
せめて「いつもばかみたいに笑ってたなあ。幽霊になっても
笑ってるんだろうなあ」って思われたいです。
いま霊にあるひとたちも、そう思うのではないでしょうか。
生きていた「人」であることに変わりはないのですから。
わざわざ「気持ち悪い」と言われたい人なんて、芸人さんみたいな
極々少数派であって、それこそ「マレ」です。
あなたのうしろに3人霊がいる。そのひとたちはなぜ居るのでしょう。
自分がその身になって考えたらわかるのです。
「守りたい」「元気であってほしい」「幸いであれ」
わたしならそう思います。だって、生きている人達はみな
苦しんでる。なら、せめて幸いであってほしい。
霊とはそのような「願いの存在」なのではないでしょうか。
そしていずれ自分もそうなるのなら「願いの存在」でありたいと、
わたしは思います。
だから、日々祈ります。「さちあれ。さちあれ」と。
患者さんたちに寄り添うあなたは、もう既にそのひとたちにとっての
「願いの存在」です。あなたの手が「ぬくもりという代えがたい幸せ」を
あたえてくれるからです。
不安の全てをぬぐえるとは思いませんが、あなたにとっての霊が
あなたの幸せを祈る「願いの存在」なのだとわたしは信じています。
わたしもネット上に現れたひとりの「霊」として、
あなたにさちあれ、さちあれ。
霊や霊魂のことについて
のー様
川口英俊でございます。問いへの拙生のお答えでございます。
霊や霊魂のことについての議論は、現実の迷い苦しみを解決するためには、あまり役立たないものであるとして、「無記」として退けるのが基本的な仏教の立場となります。
ただ、それはあくまでも基本ということであり、現実の迷い苦しみの解決につながる議論であれば、排斥されるものではないと考えることができます。
特に、仏教においては、来世の問題や輪廻の問題、業・カルマの問題に言及する中において、その相続していくものが何かに関する議論は当然に避けられないものとなります。
実際、その議論においては、霊魂に近いありようについて扱うことがあります。そのことにつきましては、下記問いにおける拙回答にても扱わせて頂いております。
問い「守護霊、霊言について」
https://hasunoha.jp/questions/16140
とにかく、もしも霊、霊魂が存在するものであるとしても、少し難しい言い方となりますが、「全ては縁起し空である」ということから離れるものではなく、それらも色々な因縁(原因と条件)から成り立っているものであって、実体的に、永久永遠に変わらないものとしてあり得ているわけではないとして、善き因縁によれば善きものにもなり得ます。
その善き因縁を調えてあげるための方法につきましては、仏教でも扱っているものでもあります。
とにかく、この手のものには、昔から、悪徳なものや詐欺、騙し的なものもありますので、気を付けないといけないことでもございます。
確実なのは、そのようなことに頼らずに、自ら、仏法を頼りとして、仏法に基づいた善き行いを実践することであります。
善き功徳を積み、それを全ての者たち、全ての霊たちが救われますようにと回向することでございます。そこに、もしいるならば、その付いているとされる霊たちにも、その功徳を及ぼすことができます。それにより、それが善き因縁となりて、その霊たちも善き赴きへと向かわしめれる一助とすることができることになるでしょう。
川口英俊 合掌
拝読させて頂きました。
その三人の方々はもしかしたらあなたを頼ってついてきているのではないでしょうか。
生きていても亡くなっていても人は弱いものです、そして迷うものです。
きっとその方々はこれからどうすればいいのか迷っているのかもしれません。
その方々が正しく仏様に導かれて仏様のもとにうまれて心から安心なさって下さいます様にと仏様に願いお念仏おとなえさせて頂きます。
南無阿弥陀仏なむあみだぶつ
あなたもどうかその方々が迷いを離れて正しく救われていきます様心から安心なさって下さいます様仏様に願いお念仏おとなえなさって下さいね。
あなたの願いは必ず仏様に届き、その方々は正しく仏様にに導かれて参ります。そして心から穏やかに安心なさることでしょう。そしてその方々はご成仏なさって下さいます。
そしてその方々は今度はあなたをずっとお見守りなさってくださいますからね。
あなたがお仕事に気持ちよく向き合いお健やかにお勤めなさり、皆さんにご奉仕なさって下さり喜んで頂く毎日であります様心からお祈り申し上げます。
どうかご安心なさってくださいね。あなたを応援していますね。
質問者からのお礼
夜勤から帰還しました。無事に終わりました。
確かに、私が霊になったら、気味悪がられるのは嫌だなあと思います。
さちあれと幸せを願いたいです。
そして、お念仏を唱えて下さってありがとうございました。ちょっと安心しました。
仏教校出身なので、思い出しながら唱えてみたいと思います。
明日も夜勤ですが、頑張れそうな気がします。
ご回答いただきありがとうございました。
川口様
確かに私の現実的な悩みに関しては、あんまり霊は関係ないですね。
私の頑張りや良い行いで霊に何らかを及ぼせる…とはまだまだむずかしそうですが、ひとまず日々大切に過ごすとこからはじめたいと思います。
ありがとうございました!