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ペットの死について

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有り難し有り難し 11

先日、幼稚園から飼っていた金魚が亡くなりました。

学生となる今日までずっと元気だった子だったのですが、亡くなる前日に兆候が見られ、用事の関係で看取れないがせめてもと最後に、好きだと話しかけました。聞こえているかどうかは別として…。

その時に、以前祖父を亡くしたときに感じた、
「もっと関わればよかった」という深い後悔を思い出し、ああまたあの後悔を味わう気なのか自分は、と怖くなりました。

猫も小五から飼っていますが、いることが当たり前と感じてきている自分がいます。

一緒にいて幸せですが、いつか老いて死ぬ事まで考えなかった自分がいます。

猫だけではなく、祖母や両親などの家族、高校に入って手に入れた掛け替えのない親友、そして自分も、いつかは死ぬ。

自分もいつかは死ぬことについては自覚はしていたつもりでしたが、考えようとしてもだいたいは死ぬ事が怖くて考えるのを止めるか、自分は愚かなことをしてしまったし、地獄に落ちてしまうのだろうか、という恐怖におそわれるかのいずれかの思考に落ちました。

これからあの「もっとこうすればよかった」という後悔をしないために、どう生きれば良いでしょうか。

このままだと今の猫に対してもいつかそんな日が来た時、後悔をしてしまいそうです。


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お坊さんからの回答 1件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

また会えますよ

この肉体には、必ず、終わりがありますが、命には終わりがありません。

いつの日か、貴女の身体に終わりが来た時に再会出来ますよ。

その時に、どんな顔をして再会する事ができるか。。。。

愛別離苦、人として命を受けているものが、決して逃れる事が出来ない苦しみです。

別れの時に、心残りがない様に、その一瞬、一瞬を大切に、関わりましょう。

こんな気持ちになれる、貴女は、素敵です。

金魚さんも喜んでくれていますよ

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有り難し
おきもち

ラジオ パーソナリティ 『 命の 相談会 』開催 愛知県愛西市 の 大法寺 の住職をしております。 大法寺は、代々尼僧寺院であり、苦しんでいる女性を救い 「 おわりはじまりのてら 」 「 尾張の駆け込み寺 」と、呼ばれておりました。 白龍が住んでいると言われている、樹齢650年の大楠の元に、倶利伽羅不動明王の祠が有ります。 その宝剣で、悪い縁を切って下さると言われ、『 悪縁切り供養 』をしています。 病気、人間関係、依存症、自分の中の悪い想いを 切って下さいます。 縁切りの絵馬に、切りたい縁を書き込み、縁切りのお護りを授与しております。 是非、お参りください。 『 命の相談会 』 を、開催しております。 胸の中にあるもの、だれにも言えない事を、全て吐き出しましょう。 一緒に泣きましょう、一緒に叫びましょう、一緒に笑いましょう。 自坊、ショッピングモール、赤十字血液センター、カフェ、放送局、等で 定期的に行なっております。 日程は、ホームページで、確認してください。 ホームページ www.daihouji.org 『 樹木葬 大法寺 』 『 縁切り 大法寺 』 で検索してください。 緊急の場合 苦しかったら、辛かったら、電話ください、 09066179353

質問者からのお礼

長谷雄蓮華さま。

ありがとうございます。
愛別離苦、愛しいものと離れなければならない苦しみ、ということですよね。
いつかまた会えると信じて、天寿を全うしたいと思います。

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