気になっていた彼が事故死しました。
はじめまして。あおいと申します。
最近ですが気になっていた彼が事故死しました。8月に出会って数回会って遊んだりしたんですが、とても気があってこれから進展するのかなと思う相手でした。今月に入ってからも遊びに行ったりしよう、本まで買ってしまったよ!と無邪気に笑っておりました。
その彼は人の役に立ってこそ自分の存在意義という考えを持っており、睡眠不足でも人の役に立つならと行動する方でした。実際、事故に遭った日もそうでしたから…事故の前に送ってくれたメールを読み返しては泣いて現実逃避しているのが今の私です…。
お葬式にも事故現場にも行けてない状態です。本当は早く会いに行きたいです…声も聞けないし、会えもしないのはわかりますが受け止められません。私に伝えたい事ないの?とか言ったり…
前に向く為にはどう切り替えたらいいのかアドバイスお願い致します。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
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阿弥陀様はお救い下さいます
とてもつらい体験をされましたね。
仏教では人間である以上、自分の力ではどうしようもないことを苦と言います。生、老、病、死という避けることのできない4つの苦しみを四苦と言います。これに親愛な人と別れなければならない「愛別離苦(あいべつりく)」、憎んでいる人と会わなければならない「怨憎会苦(おんぞうえく)」、求めても手に入らない「求不得苦(ふぐとっく)」、人間である以上根源的に持っている苦しみとしての「五蘊盛苦(ごうんじょうく)」の4つを加えて八苦と言います。
私たちは今の状態が永遠に続いてほしいと願いますが、親しい人と別れなければならない死は、生きている以上早い遅いは別にして誰にも必ずやってきます。
しかし、そんな私たちに対して名前を呼べば死んだらすぐに必ず救うと誓いを立てられた仏様が阿弥陀様です。今から遡ること十劫(一劫とは1つの宇宙が誕生し消滅するまでの期間で約43億年)の昔、法蔵菩薩が四十八の誓いを立て五劫の修行の後すべての誓いが成就して阿弥陀仏となられました。第18番目の誓いは、阿弥陀様がお作りになった、楽だけがあって苦のない極楽浄土に生まれたいと願って阿弥陀様の名前を呼べば必ず極楽に生まれさせる。それができなければこのまま修行を続けるという誓いです。
この誓いによって私たちは救われるのです。
阿弥陀様のお名前を呼ぶことを念仏と言って南無阿弥陀仏と声に出して唱えることです。これは何時でもどこでも簡単にできます。
さらに亡くなった人に対して念仏を唱えることで極楽へお導き戴くこともできます。そしていずれ私たちも死を迎えます。私たちがお念仏を唱えることで極楽へ往生できます。極楽では会いたい人にすぐ会えます。ぜひ先に行った彼からよく頑張ってきたねと言われるような生き方をしていきましょう。
良い行いを亡くなった人に振り向けることを回向と言います。極楽へはメールも届きませんが阿弥陀様のお力を信じて行う回向は通じます。是非お念仏を唱えて回向をしてあげて下さい。きっと極楽世界からあなたをお守りいただけます。
真心込めてご供養なさってください
拝読させて頂きました。
本当に信じられないでしょうね、またショックで受け入れることできないでしょう、そして悲しみ深いですよね。
どうかその方が仏様に正しく導かれて、速やかに仏様の元に生まれて心安らかになられますようにと仏様に心からお願いなさりお念仏おとなえなさってくださいね。
私も心を込めてお念仏おとなえさせて頂きます。
南無阿弥陀仏
仏様は必ずその方を救いお導きなさってくださいます。そして仏様の元に往生なさりその方は心安らかにご成仏なさってくださいます。
どうかこれから合間合間にその方を思い手を合わせて真心込めてご供養なさってくださいね。
あなたのその思いは必ずその方に届きます。
悲しみ深いでしょうし、とても辛いですよね、どうかこれからもその方とのご縁を大切になさりご供養なさってください。
あなたとその方とのご縁はこれからも続きますからね。