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散歩

回答数回答 2
有り難し有り難し 15

こんばんは。
秋めいてきて段々日も短くなり、日中も大分過ごしやすくなってきました。

日曜日はまだ日の高い時間帯に、暑苦しくない天気だったので近くの公園にですが散歩に出掛けました。

いろんな風景を見ていると、気持ちが切り替わってリフレッシュしますね。

最近は自分って必要な人間だろうかって思うと27年ほど付き合ってきた死にたい気持ちに襲われます。

ひどいと好きなゲームをしていても気持ちが切り替わりません。

でも、お天気がよければ散歩をしてみると気持ちがいいので、死にたい気持ちは少し離れてくれます。

私はここのお坊様方にはずいぶんと迷惑をかけたと思いますが、すごく助けられてきました。
ありがとうございます。

前は夕方まで起き上がれないほどひどくて、外出するのにどれだけ大変だったか。
そういうことも何度も泣きを入れて愚痴って聞いてもらい癒してもらってきました。

今もまだ死にたい気持ちが離れてくれませんが、これだけ見てくださったお坊様たちに死んでは申し訳がたたないと、娘たちを守れるのは私しかいないと思いつつ、生きる修行をやっています。

私の一方的な想いかもしれませんが他の投稿者さんたちとも一緒に頑張っているつもりで拝見しています。

中々恩返しが出来ませんが、私がまた働けるようになったらお返ししたいというのが目標のひとつです。

それらがきっと今の私の生きる意味だろうと思っています。


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お坊さんからの回答 2件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

秋の色

拝読させて頂きました。
そうですね…秋がゆっくりと身の回りに近づいてきましたね。

散歩するとそう、余計にそう感じます。

私も先日お盆が終わり近くの河原に犬と猫を連れて散歩に行きました。

もう沢山のトンボが飛び回っていて犬がトンボを追いかけていました。
それでもトンボには届かずに犬は不思議なまなざしでトンボを見送っていましたね。
月日が移り変わっていきます。
そうやって年を重ねていくのですね。

私もいつも「死」と隣り合わせでいつも生きています。
「死」は重い薪を背負っている様に感じる時もあり、背中を押してくれるような伴侶のようでもあります。

どうかこれからも月日を重ねながら「死」とお付き合いなさって頂いてこの世を生き抜いてくださいね。

そして合間合間にあなたの思いをここでもお話なさってくださいね。
あなたとのご縁はこれからも大切に続いて参りますのでどうぞ宜しくお願い申し上げます。

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おきもち

Kousyo Kuuyo Azuma
脱サラして10年が経ちました。栃木県佐野市の一向寺に勤めています。(佐野ラ...
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共に生きる

ららさんお久しぶりです、少しだけお心に余裕が出来ましたでしょうか。だとしたらうれしい限りです。秋の気配はアブラゼミからヒグラシにかわり、シオカラとんぼから赤とんぼに代わる頃を迎えましたね。寺の桜の葉も少し落ち始めました。書かれていたハスノハに訪れる方々の心の繋がりは私も感じるときがあります。投稿を読んで自分も似たような境遇にあり悩んでいるそのことでいつの間にか質問投稿された方のことを心配している方がおられます。喜びの投稿は共に喜べる、そんな心の繋がりが訪れる方々の中に少し有られるように思います。ですからららさんの投稿で共に喜んでいる人の中に私もあなたのように少し心が軽くなられたらいいなと想う方もいるはずです。それがあなたのお返し(布施)になられるのかなと思います。そういう意味ではハスノハに訪れる方々は同じ浄土の蓮の葉に乗っておられるお仲間とも言えるかも知れませんね。ららさんあなたがまた働ける日は来ます、ですから焦らず無理せずに多くのお仲間とそれぞれの人生を歩んでいいただきたいです。
追伸 御礼ありがとうございます。御礼が私も含めハスノハのお坊さんの励みになっていると思います。焦られる想い有りますよね、でもお嬢さん方のご成長、写経の積み重ね、確かに地に足をつけられて歩まれていると思うのです。そして一日一日を過ごされていることが何よりも尊い気がします。焦るお気持ちもわかる気がしますが、だからこそ散歩のごとくゆっくりと。急ぎ足では秋の気配も見えなかったはず。

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有り難し
おきもち

長くサラリーマンをしていて、16年前先代の跡を継ぎました。住職となって改め...
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質問者からのお礼

kousyo Kuuyo Azuma 様
ご回答ありがとうございます。
セミの鳴き声がいつのまにか違うセミの鳴き声になり鈴虫かコオロギの鳴き声も聞こえました。

道を歩いていたら、トンボがたくさん飛んでいました。
捕まえられそうで捕まえられませんね。
ワンちゃんが飛びかかりたくなるのもわかる気がします(^_^)

そうやってどんどん月日は流れて、死にたい気持ちを持ちながら数十年生きてきたのだなあと思います。

生と死は隣り合わせですね。

どんなに苦しくてもここがあるのはすごく救いになっています。

どうぞこれからもよろしくお願いします。

憲章さま
ご回答ありがとうございます。
いつまでも変わらないと思える毎日で月日だけは流れていくと焦っていました。
今もすごく焦っています。

しかしここで、話を聞いてもらって少し落ち着いてを繰り返し、振り返ってみると自分もよくなってきていると思います。

壁には前に他のお坊様に教えていただいた『自然治癒力』という言葉を書にして張り付けてあります。
また今、季節の変わり目で、夜は体が動かなくて辛くなることがあるのですが、それを見て焦らないようにしています。

誓願の写経も随分たまりました。
私はこんなに頑張ってきたのだと思い返して書いた半紙の束を眺めます。

相談して回答をいただいた数も沢山になり、ここはでは本当にすごくお力を頂きました。

憲章さまにもいつもご回答を頂き心強く思えます。

お陰さまでここまでこられました。
今の私にはお礼を言うぐらいしか出来ませんが、このサイトには続いてほしいと思います。

ありがとうございます。

追伸
憲章様
ありがとうございます。
急いでもいいことないですね。
わかっているのですが、焦りは大きいです。
判断を間違えないようにしたいと思います。

温かい気持ちになるお坊さん説法まとめ