心が弱いのは悪いこと?
他人に何か言われるとすぐに心が折れてしまいます。
他人に無理だと言われたらもう何もかもやる気が起きなくなります。
先日志望校を決めたところ、そんなところに行けない、君の将来は見えてる、悪い方向にしか行かないと言われ何もかもやる気がなくなってしまいました。
相談しても弱すぎそんなんでショック受けんなと言われます。
私って弱いんですか?これってダメなことなんですか?
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
自分で道を選び取る幸せ。
心が弱いのは悪いことではありませんが、人に言われたことをずっと引きずり続けても、そんなに良いことはありません。
人は、さまざまな理由で、あなたに物を言ってきます。中には、本当に親身になってアドバイスをくれる人もいますが、たいていは、そのふりをしているだけで、自分勝手な意見なのです。
あなたに嫉妬していたり、言ってくる本人に都合がよくなるようにしたりする人たちのいう事を真に受けていたら、体がもちません。
自分自身で物事を選択する幸せを、感じ取ってください。
弱い心は、すぐに克服することは難しいですが、目の前の選択を、ひとつひとつ自分で選び取っていくうちに、人はいつの間にか強くなっているものです。
悪くないばかりか、それが普通です。
はじめまして。シマダイッセイと申します
他人に何か言われるとすぐに心が折れてしまう。
心が弱いのは悪いこと?という質問です
お答えします。悪くないばかりか、それが普通です。自然な事です。
「人見知りは才能である」なんて言葉もありますが、、、
不安を感じて、自分の気持ちを押し込めて、引っ込めてしまう心理傾向は
恥ずかしいことではありません。
46億年の進化の歴史を経て私たち人類にその心理傾向が残っているという事は、
それが生存に有利な傾向だったからです
その心理傾向が無かったならば、我々人類の祖先は
綺麗だからと火中の栗に手を伸ばし、
美味そうだからと変な色のキノコを口に運んだでしょう
やけどしたらどうしよう。毒だったらどうしよう。
不安がる気持ちは生きるために必要な事なのです
ですから、心が弱い、ことは恥ずかしいことではありません
あなたも、わたしも、誰しも心はよわいものです。
簡単ではありませんが、その心と上手く付き合っていってください
さてもう1つ。「他人に無理だと言われたら何もやる気が起きなくなります」
これは先述の心理傾向と分けて考えなければなりません。
ポイントは「誰かに何か言われたから」という理由です
ご自身が「正しい」と思って始めた事を「誰かに止められたから」という理由で
辞めてしまう・変えてしまう事は勿体ないです。
それに、なにより自分の意思を大切にできていません
…少し私の家族の話をさせてください
私の家族にはある野球好きが居ます。いや、野球狂いが居ます。
プレイするより見る派の彼は、毎日テレビで野球を見ては、
「下手くそ!」という旨のヤジをとばして喜んでいます
あんまり言うので私も興味本位で「じゃあ、お前がプレイしたらいい」
と言うと歯切れの悪い文句を垂れながらも、
「オレがプレイしたら、プロよりも上手くやるはずさ」とは
言返してこないものです
何が言いたいのかといいますと、要するに『外野はとやかく言うもの』なのです。
なぜなら責任が無いからです。
あなたが他者から何か意見を言われて考えを変えたとします。
その結果(または結末)を受け取るのは他者ではなく、あなたです
究極的に、他者には責任はありません
よく考えてみてください。
「君の将来は見えている」とは、果たして責任ある言葉でしょうか?
みんな同じです。。
私も、強く無いです。
すぐに心が音をたてて、折れますし、やる気が無くなってしまいます。
それで良いんじゃ無いでしょうか。
そんな時には、どうぞ、ひざを抱えて、立ち止まってください。
涙枯れるまで、泣いてください。
それで良いんですよ。
それができるのも、今、生きているから。
本来、心には、「強い」も「弱い」も無い
まちょす様
川口英俊でございます。問いへの拙生のお答えでございます。
実は、本来、心には、「強い」も「弱い」も無いのですが、色々な因縁(原因と条件)によって、「強く」なったり、「弱く」なったりとするものであります。
つまり、「強く」するための因縁を調えられれば、まちょす様だって強くすることができるようになります。
とにかく、海老原学善様もおっしゃられていますように、他人にどう言われようが、どう思われようが、「どうありたいか」を決めるのは結局は、自分以外の何ものでもなく、自分を拠りどころとするしかないのです。
無責任な、愛の無い、配慮の無い他人の言動は、気にせずに流すことも。
川口英俊 合掌
弱いかどうかではない、自分はどうなりたいかです
まちょすさんがこの先どうなるかなど、他人が答えを出せる事ではありませんし、あなた自身でも未知の世界です。
あなたの未来は、これからのご自身の行動で大きく変わります。
最終的には自分次第なのです。
他者からの意見で一喜一憂されていますが、その方は預言者ではありません。
もし未来を予測できる人なら、まちょすさんが具体的にどう悪くなるか、予測してくれるでしょうし、その人自身も、預言で億万長者になっているでしょう。
まあ、冗談はこれくらいにして・・・
人から負のフィードバックを受けると、ショックを受けて当然です。
ショックは自然な感情なのです。
ダメな事ではありません、むしろ自然体です。
しかし、人からの意見は大切にしてほしいと思います。
志望校に関しては、冷静な判断のもとアドバイスを受けたのではないでしょうか?
お先真っ暗など、伝えるほうのミスはありますが......
私が心配なのは、ダメだと言われたことを理由にして、そこは努力しなくてもいいと開き直ってしまうことです。
これは、一見筋が通っているようで、実はただのサボりです。
もし本当に志望校が難しいなら、次にどうするかを考えて下さい。
今、まさにその時ではありませんか?
他者から、自分の身になるアドバイスを選んで受けて下さい。
ダメとか、ショック受けんなとか、そのような言葉は、アドバイスではなくただの悪口。
相談するときは「~しようと考えているのですが、どう思われますか?」と、自身でしっかり考えた上で質問してください。
「自分は志望校合格できますか?」や「どうすればいいですか?」など、依存的な質問をする在り方では、あなたの成長を妨げてしまいます。