モヤモヤしてしまいます
先日、一歳の子供とバスに乗ったときのことです。
子供が生まれてから、できるだけ公共交通機関の利用を避けてきてましたが、どうしても乗らないといけない状況があり、バスを利用しました。
乗車して10分が経過した頃に突然子供が泣き出してしまい、近くにいた高齢男性に[うるせー!馬鹿!]と子供の声がかき消されるくらいの大声で怒鳴られました。
それも私ではなく、子供の目を見ながら、すごく怖い顔で怒鳴ってきたので、子供も今まで見せたことがないくらいの怯え方をしていました。
もちろん、そのときは乗客の皆さんに不快な思いをさせてしまって申し訳ないなと思い、ずっとうつむきながら必死であやして、途中でバスを降りました…
ただ、その状況を思い出すととても辛く悲しい気持ちになります。私だけならまだ良かったのですが、まだ生まれて1年くらいしか経っていない大切な子に対して言われた”馬鹿”という言葉がどうしても許せなくて、今でも涙がでてきます。
同時に子供にとってもトラウマにならないか、不安になってしまいました。
私は周りの目を気にするばかりで、その場から逃げることしか考えてませんでしたが、後になって私は親として、その方に反論した方が良かったのか、どういう行動をとるのが正しかったのか等と考えてモヤモヤしてしまっています。
地元からも遠く離れた、慣れない土地での子育てということもあり、
正直、周りの目が怖くて外に出るのも辛いと感じてしまいます。
今後上手くやっていけるのかが不安で相談させていただきました。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
これからも今まで通りお出掛けして良いんですよ!
あなたに非はありません…もちろんお子さんにも。 お子さんにお怪我などなくて何よりです…当たり前!とも言えないご時世ですので敢えて申し上げました。
ウチの坊守もかつて2人の幼かった子供を連れて電車に乗った際、「うるさい」と怒鳴られて本当に辛い思いをしたと申しておりました。
その高齢男性は、子供の泣き声を受け入れない、受け入れられない人格なのです。それはその男性が生きてきた環境(縁)に依ります。
だから、幼い子供を本当に可愛がって下さるお方が、そういう子供とのご縁に触れておられるお方がまた沢山いらっしゃいます。そういうお方は本当に嬉しいし、お話しも弾みます。
あなたが外出を避けると、そのようなお方との触れ合いも出来なくなってしまいます。お子さんだってきっとお母さん以外のお方ともお話ししたいでしょう。
今回のことは今回のこと…それだけです。その高齢男性の置かれた立場に共々に思い致しましょう。
ホント、そのとき誰か一人でも、その高齢男性に抗議の一言を、又それが怖くて出来なかったら、降車の際にでも、あなたに一言「大変でしたね。でも気にしないで。可愛いお子さんですね…」と声掛けて下されば良かったですね。
今更ながら、子育てを終え、今後 高齢男性になる身の私が代わってあなたにお詫びします。
だから、今後もお子さんと一緒にいろいろなところへ出掛けて下さい。これから、外出には最高の季節を迎えますよね…外で、自然の中で一杯遊ばせてあげて下さいませ。
もうその時には、お子さんの感じた怖かった思いなんてどこかに飛んでしまってますよ…大丈夫です。
質問者からのお礼
小林 覚城様
あたたかいお言葉、ありがとうございます。
子供のこれからのことを考えるとやはり外に出て元気に遊ばせたり、家族以外の方との触れ合いをさせてあげることも大事だなと、改めて気づくことができました。
少しずつでも外の環境に慣れていけるように、私も母親としてできる限りの努力をして、娘の成長を見守っていきたいと思います。