心静かに私の人生を生きたいが、嫉妬の制御が難しいです。
以前恋愛や嫉妬についてご回答をいただいた者です。
自分と彼とを離して、私には私の人生があり、彼には彼の人生があると考えることによって、
嫉妬・悲しみ・寂しさ・死を選びそうな心のざわつき、夜も眠れず食事もとれない、発狂寸前だったこれらの症状は大分軽減し、
心も比べものにならないほど落ち着いております。こちらのサイトにも周囲の協力にも心から感謝しております。
自分を縛り、苦しめ、嫉妬も劣等感も後づけしていたのは他ならぬ自分自身だと知ることもできました。
今はまだ体調が本調子とはいかないのですが、自分自身の人生を前向きに生きようと、まずできることから少しずつ始めようと立ち上がり、途中になっていた勉強を少しずつ再開させたところです。
また、少しずつ軽めの家事や食事をとったりと、休み休みですが取り組むことで、またひとつ心が静かになった気がしております。
しかし、嫌なイメージを後づけしそうになることはまだまだありまして、
予期せぬタイミングで恋愛や結婚、家族にまつわるものを目にすると、やはり首の後ろがカットと熱くなるような考えたくない嫌なイメージが条件反射的に浮かんでしまうことがあります。
幸せは悪いことなんかじゃない!そこにあるだけで私には関係ない!と教わったのに、やはりほんの少しの時間でも浮かんでしまうのは嫉妬や思い出のことが多いです。
想像が浮かんでしまった時は即座に「大丈夫!後づけはダメ!私は私!彼は彼!少しずつでも私の人生を生きるんだ!」と後を引かなせいよう必死に言い聞かせる毎日です。
やはりまだまだのようで、落ち着かせるまで時間がかかることもあります。
少しずつでも前向きにできることをやっていくなかで、焦らずに、急がずに克服したいのですが、
おそらく長期戦になるかと思われるので、そのなかで焦らずにいられるため、心静かにするために、何か他に私でも心がけられることや、勇気をいただけるお言葉をお教えいただけませんでしょうか。
よろしくお願い申し上げます。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
汚れたら掃除すればよい、心は無常。
心に浮かぶ嫉妬や妄想は、心のゴミです。
生活してればゴミは出ます。
ゴミか出たら、汚れたら、掃除すればよいだけです。
シャツが汗だくになったら着替えて洗濯すればよいだけです。
寝室にゴキブリが出たら、捕獲して窓からポイっとさよならすればよいだけです。
心という家にやってくる妄想雑念はお客さんです。
お客さんは、家の主人ではないので、そのうち帰ります。
雲は月を隠せても、月を滅ぼせはしません。
雲が過ぎ去れば月は再び。
心は無常。感情は必ず過ぎ去ります。
だから大丈夫、平気へっちゃら。
質問者からのお礼
願誉浄史 様
ご回答ありがとうございました。ゆりこです。お礼が遅くなりまして、大変失礼いたしました。
自分では考えたくない、早く忘れてしまいたいのに、脳は勝手に考えてしまうように出来ているのか、意思とは関係なく、嫉妬や罪悪感が襲ってきます。そうさせているのは他ならぬ私自身だと教わりましたのに、制御できずにいました。
考えそうになったら深呼吸をして「ダメダメ!考えない!考えない!関係ない!関係ない!」とつぶやきながら、その感情や心のザワつきが去るのを、ただひたすらに必死に祈りながら耐えるのを繰り返す毎日でした。
この辛さが明日も明後日も、一生続くのならと思え、それならばいっそ死にたいと何度も何度も思いましたが、「汚れたら掃除をすればいい」とのお言葉に、ふっと心が軽くなり、と同時に、思いつめすぎていた自分の姿が見えてきました。
これからは「あ、また嫉妬だ。掃除すればいいや…」と、嫉妬が襲ってきても、少し力を抜いて対処します。「大丈夫」というお言葉をいただき、涙が止まりませんでした。ありがとうございました。