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死後の世界について

回答数回答 1
有り難し有り難し 8

こんばんは。

明日、ひいお婆ちゃんのお葬式があります。
どうして人は死ななければいけないのか、
おばあちゃんや親族とと一緒にいた方が幸せなのに、どうして離れなければいけないのか、全部忘れてしまうのかと
死 についてずっと考えていました。

夜、ねれなくて、死後の世界について調べていると、天国や地獄も実際にあることを、臨死体験の方の証言で知りました。

証言によると、お釈迦様やイエス様の愛が心にある人は天国へ行き、守れなかった人は(宗教が心になかった人は)永遠に地獄で苦しんでいること。誰もが死の後、この裁きを受けこと。

急に全てが怖くなりました。
ひいおばあちゃんも裁きを受けるのか、天国で安らかに過ごしてほしいです。
そして自分も、今、23才ですが、不平不満を言ったり、自己中心的であったり、自分のことが嫌いだったり、正しい行いはできていません。これから正していけば、赦していただけるでしょうか。とても怖いです。

大切な家族や、友人や恋人も、
いつも宗教が心にあるわけではないと思います。
すごく熱心に宗教に精通している家族ではないので、、申し訳ありません。
お釈迦様、イエス様の教えに背いてしまったり、してしまうこともあったのかもしれません。(わたしよりはみんなとてもいい人たちなのですが、)
それでも大切な人たちにはみんな天国で過ごしてほしいです。

明日のお別れが辛いこと、
そして今後、大切な人たちや、自分も裁きを受けることが不安で、
死への恐怖が、裁きへの恐怖が怖くてどうしたらいいかわかりません。

これから行きていく上での指針や、
自分がこれからできること、
わたしがこれから家族や大切な人たちの今後のためにできること
仏教の面から助言を頂けますと嬉しいです。

何卒よろしくお願いいたします。


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お坊さんからの回答 1件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

心清らかに

拝読させて頂きました。
まずひいおばあさんが正しく仏様に導かれていかれ仏様の元で心から安らかになられますよう仏様に願い、お念仏おとなえさせて頂きます。
南無阿弥陀仏なむあみだぶつ
ひいおばあさんは必ずや仏様に導かれて仏様の極楽浄土に生まれて穏やかに安心なさってくださいます。
そこでは一切の裁きもありません、一切の苦しみもありません。心から穏やかに円満になり、親しい方々と共に再会を喜び分かち合います。
そして安らかにご成仏なさるのです。
あなたもひいおばあさんをどうか宜しくお願いしますと仏様に願いお念仏おとなえなさってくださいね。
南無阿弥陀仏

仏様は全てのものを余すところなく救ってくださいます。そして正しくお導きなさってくださいます。
私達人間はあやまちを犯してしまう愚かな者です。ですがそのような愚かな儚い私達を仏様は全て救って下さるのです。

あなたはこれから生きるにあたりどうか心から清らかに正しく生きてくださいね。
あなたが生きていかれる姿を仏様やひいおばあさんやあなたのご先祖はいつでもお見守りなさってくださいますからね。
そしてあなたが正しく生きていかれますようにと陰日向と支えて導いてくださいます。

あなたは守られた大切な存在です。ですから皆様とのご縁の中で育まれてこれからも成長していかれるのです。

どうか安心なさってください。
そして心からひいおばあさんやご先祖様をご供養なさってください、どうかこれからもよろしくお願いします、見守っていてくださいねとお願いなさってくださいね。

そしてもしもあなたが罪を犯してしまったのならば、速やかに反省なさり仏様やご先祖様の懺悔なさってください、そしてあなたが傷つけてしまった方々に心から謝罪なさってください。それからはどうか間違いを犯さぬようにとお誓いなさってくださいね。
あなたは清らかになるのです。

あなたのこれからの未来が皆様に守られて皆様と共に幸せにお健やかにご成長なさっていかれるようにと心から仏様やあなたのご先祖様にご祈念申し上げます。

どうかこれからお健やかに生き抜いてくださいね。

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有り難し
おきもち

Kousyo Kuuyo Azuma
脱サラして10年が経ちました。栃木県佐野市の一向寺に勤めています。(佐野ラ...
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質問者からのお礼

Kousyo Kuuyo Azuma 様

こんばんは。
ご拝読いただき、ありがとうございます。
ひいおばあちゃんへのお念仏のお唱えも、
本当にありがとうございます。

死や死別、死後の世界の裁きや苦しみへの恐怖から気分が沈んでいたのですが、
仏様が正しくお導きくださることで、少し安心いたしました。

生きて行くにあたり、
清く、正しく、
ご先祖様に見守っていただいていることを忘れずに、恥ずかしくない人生を歩んで生きたいと思います。清く正しく。ありがとうございます。

ご先祖様の供養に関しましても、
今年は、お盆も仕事が続いて御墓参りに行けていなかったので、反省いたしました。
時を見て、お参りに行きたいと思います。
気づかせていただきありがとうございます。

23年という短い人生の中でも
まあいっか、という感じでしてしまったことや、
自分のことだけを考えて人を傷つけてしまったこと、たくさんあります。
反省して、懺悔して、
ちゃんと清らかになって、
これからの人生も歩んでいきたいと思います。
過ちを犯してきてしまいましたが、
きちんと成長していこうと思います。
まだ、清くなれる、成長できるんだ、と
希望が持てました。

最後に、あたたかいご祈念ありがとうございます。すごく、あたたかくて、
沈んでしまっていた心が、
前向きになりました。

1人だけではなくて、
見守っていただいていること、
忘れずに、失敗しても、成長しながら
清らかにいきていきたいと思います。

この度はあたたかいご回答、
本当にありがとうございました。

「死後の世界・死んだらどうなる」問答一覧

虫の知らせ

こんにちは、お世話になっております。 今回は私が過去に経験した不思議な体験について、お坊様方から見るとどのように感じるのか知りたく、投稿させていただきます。 1年ほど前の話となります。 私の家には父方の祖父母が買ってくれた、鮮やかな森の中を夫婦が寄り添って歩いている素敵な絵が飾ってあります。 ある日の夜、その絵が気になってみたところ、何となく男性が薄く見えました。 元よりほんの少し霊感のようなものがある私は、そのことを母に伝えようか迷ったのですが、気のせい。 気にし過ぎだと思ってその日は寝てしまいました。 ところが次の日、父に大事な話があると言われ聞いてみると、昨日の夜祖父が家で倒れ救急車で運ばれたとの事でした。 病院での検査の結果、祖父はガンにかかっていました。 前日の夜、夫婦の絵に違和感を感じたのは虫の知らせのようなものだったのでしょうか。 ちなみにその後祖父は約1年の闘病の末亡くなりました。 その間に一緒に散歩したり、旅行したりと沢山思い出を作ることが出来ました。 偶然と言われてしまえば、それまでではありますがこのような虫の知らせというものは、本当にあるのでしょうか。 よろしくお願いいたします。

有り難し有り難し 3
回答数回答 1

死について考えすぎる

昔から死や、明確でない死後の世界に対する恐怖心、不安感に襲われ日常生活でも情緒不安定な生活を度々してきました。 最近昔よりも少し大人になったためもっと複雑に考えてしまい苦しくなっています。 また私は小さな命を3度産む選択が出来なかった時があり 自分自身軽率な行動を取ってしまったために命を産むことが出来なかった。 その命は幸せに過ごして欲しい。 今一緒にいる3人の子ども達も幸せに過ごして欲しい。 死についての恐怖を抱いたまま大人になってほしくない。 でも私は死んだ後も地獄にいって苦しむかもしれない。 でも苦しいのや痛いのは嫌だ。と考えてしまいます。 今とても幸せなんだと感じながら生活しながらそれよりも死に対する恐怖心、不安感の方が強く楽しく日常生活を送ることが難しいです。 来世も人間になりたいと欲がありながら そんなことじゃ生まれ変われないかもしれないと思ってしまったりして 心が苦しいです。 この先死について考えることは無くならないと思いますが 今生きているこの瞬間をどうやったら恐怖心よりも楽しく幸せに過ごせるか、前向きに生きていくためにどうしたらいいか教えていただきたいです。

有り難し有り難し 2
回答数回答 1

温かい気持ちになるお坊さん説法まとめ