亡くなった人への気持ちとの付き合い方を教えてください
20年以上前に父が死にました。私は8歳でした。父親っ子でした。
父がいないことで嫌なことを言われたとはありません。進学もさせてもらいました。母は一生懸命育ててくれましたし、その他の周りの人からも良くしてもらって、愛情不足だったなどということもありません。
でも、時々猛烈に父に会いたくなります。父に生きててほしかった。父に反抗してみたかった、彼氏を紹介してみたかった、晩酌したかった…など、どうしようもない夢がどうしようもなくよぎるのです。「父が生きていたら私はもっと…」は思わないので、ただただ「父親」への憧れだけが増長しているようにも思います。
父が死んでもう20年以上も経ちます。それなのに私はここから抜けられません。
大切な人を亡くした人は星の数ほどいて、みんな、その人への追慕と付き合いながら過ごしているのに、私はいつまでここで立ち止まってるのだろうと思います。
この気持ちとどのように付き合ったらよいか教えてください。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
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今のままでいいよ!大丈夫。
fumi 様 相談ありがとうございます。
私の考えです。
20年たっても、愛しいのですねお父さんが。
御文章から、愛情不足ではなく、時々猛烈に会いたくなるのですね。
私はそれでいいと思います。
会いたいときは、猛烈に思い出して、お父様に言いたいことを言い
甘えたいことを言い、文句があるならいい、最近の出来事も伝えればいいと思います。
感情を出し切って、言いたいことを言いきったら
最後は、「ありがとう・ありがとう・ありがとう」と感謝の気持ちを伝えれば
お父さんは満足されるのではと思います。
抜けられなくてもいいし、追慕の念を持ち続けてもいいじゃないですか
おそらくお父様も追慕の念を受け取って感謝していると思います
ですから、fumiさんが今度はお父様の感謝の気持ちを受け取って
元気で過ごして、幸せに向かって生きていくことを心がければ
お父様の姿は見えなくてもよい関係でいられると思います。
立ち止まっているように思っているだけで、前に進んでいますよ。
良ければ、採用してみてください。
感謝の気持ちの伝えあいを学ばせていだたきました。
ご相談ありがとうございました。一礼