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お互い1番安心できる場所

回答数回答 1
有り難し有り難し 13

現在24歳の女性です

私にはここ1年くらいで仲良くなった男性がいます(現在も友達です)

出会って過ごした時間は2週間程度でしたが、意気投合してその後2人で旅行に行ったり(特になにもなし!)、普段は遠距離なので暇なときに電話が来たり、こちらからかけたりという感じです

最近引っ越してお互い近くなったので、会う機会も増え、大きな飲み会などでも最後は一緒にいたりすることが多いです

周りからはよく「付き合ってないの?!」と言われますが、人前ではお互いに「こいつとはありえないな〜(笑)」とお互い笑いながら言っています(私自身は恥ずかしさ故、誤魔化しているような…)

今でも何気なく電話はしますし、一緒にシェアハウスやろうなど、普通にどうでもいい女子だったらきっとしないだろうな〜という近さです

これが私に好意があってのことなのか、完璧な友達だから安心して言っているのかがわかりません
少なくとも大事な友達ではあるから、2人でいても下手に手を出したりしないでくれているんだろうとなと感じています

彼はかなりのイケメンですが、私は普通…そんな人が私を好きになるのか?!!と思ってしまう部分もあります

先日共通の飲み会の帰りに2人でご飯に行った時には、「やっぱお前といるときが1番楽だわ…」と聞こえるか聞こえないかくらいで言っているのを聞きました

私自身も彼といるときが1番楽で、安心して色んなことがプラスに行く気がします

今のこのお互いの居心地よさがたまらなくて、好きだとも言えないですし、相手の気持ちも友達としての安心感なのか、好意を持ってくれているのかわかりません

男性としては、ドキドキはないけれど安心していられる人というのは、恋愛対象なのでしょうか
ただのお母さんやお姉ちゃん的な存在になってしまっているのでしょうか
そしてこのまま中途半端に近いままでいいのでしょうか。

まとまりがつかなくなってしまいましたが、ご意見いただけると嬉しいです


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お坊さんからの回答 1件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

諸行無常

「お互いに一番安心できる場所」ですか。素晴らしいご関係ですね。

お話しをおうかがいする限り、確かにお二人にとってそのような場所として今のご関係がはたらいているのでしょう。

しかし、仏法の諸行無常の真実に照らせば、残念ながらそれは永遠ではありません。

形の有るもの無いものも、全てのものは移ろい変わっていきます。それは人の気持ちも、人の命も例外ではありません。

どちらかの気持ちが変わることで、あるいはどちらかの命が尽きることでその場所は失われてしまいます。

例えば、あなたは彼が他の女性とお付き合いした時にどのように感じるでしょうか。

「ああ、きちんと私が先に気持ちを伝えれば…」

と、後悔することはありませんか。彼の安心できる場所として、彼の全てを受け入れられますか?

現状を失いたくない気持ちはごもっともでしょう。しかし現状はやがて変化するという事実を覚悟しておかねばなりません。
その事実の前に、あなたがどうしたいかです。どうすべきかよりも、どうしたいか。たとえ思い通りにならなくとも目の前の事実に精一杯の態度を示すことができた経験はかけがえのないご縁となることでしょう。

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はじめまして。北海道の片田舎の農村のお寺で住職をしております。 人生経験も仏法聴聞も、まだまだ未熟な私ではありますが、皆様のお悩みに対し真摯に向き合い、共に悩み共に考えたいと思います。 お話しする内容は「こたえ」ではありません。仏法を聞いてもお金が儲かるわけでも、人間関係に恵まれるわけでも、病気が治るわけでも、何ものにも左右されない心の持ち様が手に入るわけでもありません。 仏法の救いとは悩みが私の思い通りに解決することでなく、どんな悩みも私の現実として引き受けて、悩みながらも生きていけることだと私はいただいております。 悩みを救う(解決する)のではなく、悩む人を救う(悩む私という存在を引き受けていける)のです。 「こたえ」ではなく、「問い」を共有することで、悩み苦しみを引き受けて生きていける一助となれれば幸いです。 【回答について】 後から読み返し、誤字脱字に気づいた際は訂正を入れます。訂正ではなく、お礼コメントへの返信のため追記する場合はタイトルに〔追記あり〕と記載します。 なお、タイトルも本文も字数制限があるため際限なく追記できないこともご承知おきを。
基本的には平日13時~15時のみ対応可能です。お寺の行事、急な法務で対応できない場合もあります。

質問者からのお礼

ご回答ありがとうございます

きっとどこかでわかっていた、いつまでも続くわけではない、ということを実際に言葉にして頂いてきちんと自覚できました

落ち着いて焦らず、きちんと伝えて、相手のこともちゃんと聞いてみようと思います

温かい気持ちになるお坊さん説法まとめ