友達の今後を心配しつつ、保身を考えてしまいます
私の友人は、様々な対人関係の問題を抱えています。
職場ではパワハラやセクハラに遭い、実の両親は気まぐれに愛情を与えつつ意見を否定してくる毒親です。
現在転職に伴い親元を離れ、親からの直接的な被害には合わなくなった様子だったのですが、新しい職場でつらい業務に追われたり、対人問題によるストレスを発し、再び新たな転職先を探しているそうです。
精神科にも通うほど疲弊している友人を見て、何かしら支えになってあげたいのですが、実際していることは、転職先のアドバイスや励ましの言葉程度です。
もっと踏み込んで物理的な助け(同居したり衣食住を支えたり)をすべきかと考えることもありますが、時々話を聞いているだけの自分まで落ち込んでしまったり、助けてあげたいと思う反面「いつになったら平和になってくれるのだろう」などと、自分勝手なことを感じ、相手をすることに疲れてしまいます。
自分でもわかっているのですが、助けてあげたいと思う反面、
友人の身に「もしも」がおきてしまい、「あの時自分が助けてあげていれば・・・」という状況を妄想してしまい、怖くなっていっそ友人と疎遠になりたいような思いもあります。
周りに相談する相手がいないわけでは無いようなのですが、多くのことや基本的な相談を受けるのは私です。
すでに保身を考えてる時点で自身が正しい友人とは言えませんが、それでもこういった相手を支えていくにはどうすればいいでしょうか。
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さくさく様
優譽と申します。一言申します。
さくさく様はお優しいですね。その優しさ故にご友人は相談してくださる事と思います。
但し、優しさは自分が余裕であって初めて出来る事。
自分の身を削るような優しさは、いつかご友人を傷つける思いを増やし、その思いがいつか言葉になり、行いになってしまうかも知れません。
嫌な思いが溢れて来たら、自分を守る為に相談に乗る時間を制限したり、少しだけ間隔を空ける事も大切です。それは保身ではなく、お互いに傷つけ合わない為の手段と考えて下さい。
どうか、さくさく様ご自身を貶めないで下さい。優しさ故の葛藤です。
ご友人とさくさく様、いつか共に笑顔で話せる日が事を祈念致します。合掌