明る過ぎる社会に耐えられない。
初めまして。
私が住んでいた町は昔は駅のホームに、親切なお蕎麦屋さんのおばさんがいたり、優しいのんびりした古本屋さんの店主のおじさんがいました。
皆どこか影があり、優しかったのですが、年月が経つにつれて、どんどん駅前や街中に大型ショッピングモールや飲食センターが立ち並び、昼間からギラギラと光り、ひっきりなしの工事開発で、皆、昔の影のある優しい人がいなくなってしまいました。
私は本好きなのですが、太宰治の『右大臣実朝』の「明るさは滅びの姿であろうか。人も家も、暗いうちはまだ滅亡せぬ」という言葉を思い出してしまいます。
そういう暗い話題を、親に話しかけると「難しい本の読み過ぎだ」とか、「文学や哲学に手を出すな!」と言われてしまいます。
ふと、悩みを忘れてスマートフォンのSNSサービスに手を出すのですが、掴み所のなさにうんざりしてしまいます。
また、雑誌などの「今何々がスゴイ!」という、積極的な記事を目にすると、すぐに反発心を感じてしまいます。
私は明るすぎる社会でどうすべきなのでしょうか?
見えないクリーンで明るい無機質な生活の中で悲鳴をあげそうです。
自立心と経済力をつけて、真の有意義な生活を送りたい。
人によく見られようとしてしまう。 SNS(ソーシャルネットワーク)依存。 活字離れ。 他人の目と評価を気にする。 自分がない。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
本が好きなら
本を読めばいいんじゃない^^
人から何を言われようが、あなたが気にしなければそれまで。
どう受けとめるか、が問題ですよね。
他人も変えられないし、変化も止められない。
だから結局は自分が変わるしか無い。
ものの感じ方は人それぞれですから、あなたが苦痛に感じているものを、他の人が理解できるかどうかはわかりません。
申し訳ありませんが、私もイマイチ理解できません。
私の周囲の世界はクリ-ンでも無機質でもないんですよね。
畑仕事とかをやっているからかなぁ?
世界を疑うのと同じに、自分自身の感覚も疑ってみてはいかが?
あなたの身体は、決して100%あなたの思いのままには働いているわけではありません。
だからこそ、あなたの心しだいで受け止め方を変えることはできるはず。
なるほど。雑誌のくだりにはげしく同感しました。また街並みがいろいろ変わってしまってなんだかさびしい気持ちになったのですね。
でも本の世界なら変わらないです。太宰治さんの作品を深めて読むのもいいですね。多分、宮本輝さんの「泥の河」「蛍川」「道頓堀川」(川三部作)などもお好きだと思います。是非読みながら昔を忍びましょう。
SNSでも本好きの集まりなどがあるので、そのような所で語りあえば、新しい発見が得られるかもしれませんね。
質問者からのお礼
ありがとうございます。
感性だけで感じていて、大切な何かを忘れていた気がします。
少し植物を育ててみようと思い、気づかされました。
ありがとうございます。
本の世界にも浸ってみたいと思います。