死んだ祖母が憎いです
昨年の12月に父方の祖母が死にました。この祖母への憎しみが止まりません。
元々嫁姑争いがあり、昔から母に顔や言動がよく似ていた私は疎ましがられ、こちらも祖母に苦手意識を持つようになりました。決定的だったのは私が3.4歳の頃に彩香の「彩」という字の中の「木」の部分を「未」とわざと間違えて教えられたことです。
当時は悲しいだけでしたが、成人した今は悪意が気持ち悪く非常に腹立たしいです。この先名前を使う度思い出すのかと思うとまるで呪いをかけられたようです。
死に際には間に合わせられましたが行きませんでした。昼過ぎまで寝て起きてから死んだと聞いて心底ほっとしました。まともな関係ではないと思います。
葬儀で死に顔を見た時に身体が軋むほど怒ってしまい、骨を拾う時は粉々に握り潰してやりたいと思いました。
他人に対して自分がこれ程怒ったこともショックですが、未だに何でもない時に葬儀での感情がフラッシュバックします。自分では止められず、誰にも会わないようにして波が過ぎるまで待つしかありません。
心底憎んでいます。輪廻転生があるとして、未来永劫生まれてこないように地獄へ縫い付けておきたいです。生きている間に私への仕打ちで苦しまなかったのだから、死んでからどこへも行けず苦しめばいいと思います。あいつの魂を破滅させてやりたいし、その反動で自分が苦しんでもいいと思う時もよくあります。
最近は冷静に考えることもできるようになり、それでは私の人生が成り立たなくなると理解できるようになりました。普段は祖母への拘りを手放し、フラッシュバックをなくして楽になりたいとも思います。
板挟みで苦しいです。家族には話せません。母は泣かせてしまうだろうし、父にとっても実の母親の悪行は知りたくないだろうと思います。
自分の力で折り合いをつけるために出来ることは何かないでしょうか。助言をお願いします。
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祖母を幸せになるための逆縁のモデルに!
彩香さん、こんにちは。
変な心の狭い祖母だったのですね。苦労しましたね。
そんな祖母を逆縁として、あんな祖母にならない生き方をしましょう。素晴らしい人に尊敬されない、あるいは孫に慕われない祖母だったのです。その祖母の遺伝子、あるいは彩香家の生き方が彩香さんにもあるかも知れません。昔はそういうのを因縁っていって嫌ったのですが、かえるの子はかえるで、あんなに嫌っていたのに大きくなると似てしまうことが良くあります。どこからでその祖母の生き方を断ち切る必要があります。そういうことを逆縁といいます。災いも転じて福となすなのです。
祖母は心の貧しい人だったのでしょう。昔は病名がわからなかったけど、心の病だったのかも知れません。その中で誰にも理解されずに、祖母は寂しさを嫁や孫にぶつけて生きてそして亡くなったのかも知れません。
自分がこんな女性にはならいないためにも、心を豊にして生きて欲しいと思います。簡単です。祖母と逆のことをすれば良いのですから。どんなに祖母を恨んでも祖母は亡くなっています。恨む時間を持つだけ無駄です。恨みは心を汚くします。それはあなたが一番嫌った祖母の心と同じなのです。それよりも祖母を逆縁として自分の心を向上させましょう。誰にでも人を愛する心を持つことが、祖母から教えてもらった唯一の良い点だと思います。
合掌