亡き義父にセクハラされた
夫は5年前亡くなっていますが、それ以前に夫の実家に家族で行った時、私が一人で入浴していると夫の目の前で義父に入浴を覗かれました。
夫はそれを止めることも出来ずに暴君の父親に抗議する事も出来ませんでした。
このことで私たち夫婦に亀裂が生じ、私は夫に不信感を抱きました。
色々話し合った結果、夫はやっとの思いで父親に抗議し、それに対しても自分の罪を認めず被害者である私を悪者にする
父親に嫌気がさして夫は実家と縁を切りました。その後何年も絶縁していましたが義父が亡くなる直前には死に目に会うように夫の帰省と葬式への参列には夫をむかわせましたが私や子供は一切会いには行きませんでした。その夫も亡くなってしまい、絶縁していた夫の母親や弟も葬儀に呼んだ事から義母はまた孫と繋がろうとしましたがその義母もまた、義父が私にセクハラしたときも、謝るどころか事件そのものを私がでっち上げたという義父と一緒になってまるで、私ががでたらめと言っているかのようなことを私の両親に電話で話すような人でした。
そんな義母も私から見たら加害者の家族にしか見えず今はもう付き合いを断ちました。このような経過があって夫が既に他界していることが今も無念です。
未だ夫がこの世にいたらこの事件で夫婦として出来てしまった溝をもっと埋める事が出来たのではないかと思います。
父親に抗議する事も出来なかった夫がやっとの思いで私を守ってくれたことも解っています。そしてその凶悪の元であった義父も先に旅立ち、私たち夫婦がこれからもっと本当の夫婦になれるのはこれからだというときに夫はあの世に行ってしまいました。
夫はあの世で義父の私にたいするセクハラを許してしまった事を悔やんでいるのでしょうか?
そしてそんな罪を犯し、誰もしあわせにできない義父のようなそんな人間でも、戒名をもらって仏になるなんて信じられません。そういう人間でも戒名さえあれば極楽浄土にいけるのでしょうか?私は義父には地獄に落ちて欲しいです。
夫の目の前で義父にセクハラされたこの事が今も私を苦しめます。
私を救って下さい。
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本当の救いは極楽浄土で仲直り
極楽浄土をお造りになった阿弥陀仏という仏様は、どんな罪深い人でも「南無阿弥陀仏」と念仏を唱えて助けを求めるなら、極楽浄土に迎えてくださります。
そして、極楽浄土に往生した者は、前世の記憶を全て思い出せるのだそうです。
私たちは、はるか昔から何度も輪廻転生を繰り返し、数えきれない罪を重ねてきました。
それら全てを思い出せるとしたら、自分が被害者であり加害者でもあることに気付くでしょう。
また、極楽浄土に往生した者は、自分と他人を差別する感覚がなくなるそうです。
加害者だ被害者だという対立はなくなり、みんな阿弥陀仏の弟子である菩薩様仲間として、平和に暮らせるはず。
これらは、経典に書かれている内容です。
平等の慈悲を説く仏教思想の現れのようなお話ですね。
戒名は、正式に仏教徒になったことを意味する名前です。
私たちは、やがて、過去のわだかまりを捨てて新しい生き物に生まれ変われるのです。
今は恨みを忘れられなくて結構です。
いつか極楽浄土で完璧な仲直りが可能。
それが阿弥陀仏の救いです。
きっとあなたも来世で救われます。
南無阿弥陀仏。
なお、たとえば私たちは蚊取り線香を使ったりします。
蚊から見れば、私たちは大量虐殺の加害者です。
質問者からのお礼
ご丁寧な回答ありがとうございます。
生きている間は生身の人間、罪を犯すものなのですね。その結果、苦しむのもこの世にいる間の修行なのですね。
あの世に行ったとき、全てを許せる仏様の弟子になれたら幸いだと思います。
ありがとうございました。