祖父のお骨と四十九日について
先日私の祖父が亡くなりました。
もともと祖父は関西の人で、娘(私の母)は関西におり、3年前まで私の母は祖父と暮らしていました。
その後母が怪我で入院したのをきっかけに、祖父は関東に住む息子(叔父)の所へ移り、叔父の自宅近くの老人ホームで暮らしており、そのまま関西に戻ることなく亡くなりました。
現在祖父のお骨は叔父のところにあるのですがお墓は関西にあり、納骨を四十九日に一緒にするのか、それなら四十九日はいつどこでやるのかなどを母と叔父とで相談しているようなのですが中々まとまりません。
叔父は「集まれる人だけで関西で四十九日と納骨を一度に済ませればいい。オジイも関西に帰りたかったろうから早くしてあげたらいい」と思っているようですが、それだと叔父は来れても叔父の家族と、東京にいるもう一人の叔父及び叔父一家が皆揃わない可能性があります。
かたや母は皆揃って供養するのが当たり前と思っており、関東で皆が揃う日にやればいいと主張しています。
この話を母から聞いた時に「なら関東で四十九日をやってお骨を連れ帰り母が納骨してあげてはどうか?」と私は母に伝えましたが、ふと気になることが…
私の実家には父方の仏壇があるのに、納骨するまでの間とはいえ、母方の祖父のお骨があるのっておかしくないかと…
また、安易に「母が納骨すれば」と考えたものの、納骨もお嫁に行った母が一人でするのもおかしくないかと…
うちのようなケースであれば、どうするのが丸く収まるのでしょうか?
また、母は叔父が「集まれる人だけで」と言った事にひどくショックを受け、かなり感情的になっているので、このままでは祖父の今後を巡って姉弟で揉めてしまわないか気がかりです。
孫の私が口を出すのもよくないかと思うのですが、何か母に冷静に考えられるアドバイスが出来ればと思っています。
まとまりのない長文で申し訳ありませんが、どうかお知恵を貸してください。宜しくお願いします。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
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後継者の考えを尊重するのが良いと思いますが...
こんにちは。お悔やみを申し上げます。
まず、お葬儀はどこで行いましたか?お葬儀を菩提のお寺さん(墓所のあるお寺さん)ではないお寺で行った場合は、納骨に当たり、きちんと菩提のお寺さんに話をしておかなくてはなりません。
あとは親戚で話し合い、決めるしかないと思います。旦那(施主)(檀家としての責任者)は家族関係から見て、お祖父さまの長男(叔父)であると思いますので、叔父さまの考えを尊重する形で進めるのが良いと思います。周りでいろいろ言うと決まりませんので。お母様には「納得いかないところはあるけど、後継者である叔父さまの考えに従いましょう」と言っておくのが良いと思います。ちなみに、私の檀家さまの中でも、親戚が遠方にある場合は「集まれる人だけで」納骨や四十九日法要をする場合もありますので、「集まれる人だけで」行うことは霊位に対し失礼だったり世間的に常識外れだったりする事はないと考えます。
以上、私の考えですが、親戚関係どうしのパワーバランスもあるでしょうから、力関係を考えながらバランス良く見守るしかないと思います。
質問者からのお礼
早速のお返事ありがとうございました。
仰るように、私自身も最終的には長男たる叔父の意向に沿うのが一番と思います。
四十九日も納骨も皆揃わなくてもおじいちゃんに失礼にあたらないのであれば、叔父の言うやり方でいいようにも思います。
母の気持ちに寄り添いつつ、成り行きを見守っていきます。