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この先の判断を決めかねております

回答数回答 3
有り難し有り難し 14

 質問されていただきます。
 
 私は現在19の男です。人並みには恋をし、人を想い生きてきました。
しかし、自らの依存体質が仇となり誰かに依存(精神面での依存)をしていないと不安で感情のコントロールができず、気分の躁鬱が激しくなってしまいます。
 生活に支障が出てきてしまいどうすれば良いのかと自問自答を繰り返し、カウンセリングにも通っています。
 今までを考えると依存でき、愛せたといえた女性は良くない言い方ですが社会的弱者だけでした。

 話はもとに戻りますが、気分の躁鬱などを生活に支障のないものにするにはどうすればいいのでしょうか。
誰にも依存せずこのまま生活が崩れていくのをただ諦めるか、自らの足で立つことを諦め誰かにすがって生きていくのが良いのかの二つが自ら出せた選択肢です。

 自らが正しいなんて毛頭思っていないのでより良い選択を教えていただきたいです。
長文失礼しました。


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お坊さんからの回答 3件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

依存とか、難しい言葉で言わない。

(時代劇調)
寂しい、でいいんじゃねぇでしょうか。
寂しいことがあるんでやんしょう。
依存とか言うからややこしくなって、医者に病気にされちまうんですよ。
それはコトバ、情報でばかされているだけ。
真実はもっとシンプル。
なんか、寂しくなることあったんじゃねぇんすか?
そいつを俺に聞かせておくんなせえよ。が、私の答えです。
挨拶が遅れました。全然関係ない話、しますが、先日、ついに美容クリニックデビューを果たしました丹下です。シロモトクリニック!♪
キムタクにしてくださいって言われたら無理ですって言われました。シロモトクリニック!♪笑
あ、もちろん整形しに行ったわけではなく、一年くらい前、頭を剃ってたら流血大惨事。ぷしー!安いカミソリで剃るもんじゃないね。
カサブタができてもついかゆくてかいちゃってまた血がぷしー!
だんだん膨らんできた。
昔、アタマにできものがある人をからかって「リセットスイッチ」(ファミコン世代)とか言ってからかっていたことがあってバチが当たったのでしょう。同じようなイボができた。まさしくリセットスイッチだ。だから取っちまうことにした。リセットスイッチだ。
生えてきた時は、今までなかったものが生えてきたのに、何か失われるような感覚が生じた。
だんだんデカくなって、自分の頭ぐらいになった。ウソ。7ミリくらいになった。
それを削って取っちまいました。シロモトクリニック!♪
スッキリ。今度はあるもんが無くなっちゃったのにスッキリした。失われでもあるのに解放された。
不思議でしょう。
人間、相手がいるからって幸せであるとも限らない。いれば拘束される不自由もある。
居なければ寂しいかもしれない。だが、それは自由。
相手からの自由を求めて今日も別れを告げた人だって何十万人、イヤ、もっといるはず。
何を言いたいのか。リセットスイッチだ。その考え方を。
相手から離れても獲得しなさい。授かりを。
相手と一緒になっても獲得しなせぇ、授かりを。
今、そこでボーっとしてても感じなせぇ、授かりを得ていることを。  
依存なんて単なる「言葉」だ。その言葉にオメエさまは、引っかかってるだけよォ。
とっちまいなせぇ、その依存とか言うイボを。シロモトクリニック‼♪ じゃなくて坐禅会で。

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有り難し
おきもち

お悩み相談08020659278
今月の法話 文殊の剣 ❝己がそのものを観ていながらそこに余計な色や思いをつけたさぬその己の様子を「こそ」見届けてみてください。❞(本文より) 「大丈夫、慧の剣を取る。」 大いなる菩薩や老師は智慧の剣を取って、人の迷いの見解を断ち切り真実の姿をみせてくださいます。 智慧の剣とは人間の自我、我見の無いこころからなる、無垢で清らかなる「事実の様子」「本来の様相」を見極める力ともいえましょう。 それこそが智慧の剣なのです。 文殊とは自己を鎮め得た者の姿。 人間の内なる思慮分別の猛獣を修め得て、その上に鎮座する姿。 事実を事実のとおりに見るということは、余分なものがないということです。 そこに現れる余分な見解というものを断ち切った姿。 そもそも、もともと一切の事象、事実というものには余分なものはありません。 とは言えども、それでも人は人の習癖・習慣的に物事に思いをつけたす。 いまや「写真で一言」という要らぬ添え物をするバラエティ文化もあるぐらいですから、ものを本当にそのままに受け取るということをしない。 文殊様の持つ剣、智慧の剣というものは、そういう人間の考えを断ち切る働きを象徴したものです。 その文殊の剣とはなにか? お見せしましょう。 いま、そこで、みているもの、きこえていること。 たとえ文字文言を観るにしても、そのものとして映し出されているという姿がありましょう。 文字として見えているだけで意味を持たせてもいない、読み取ってもいないままの、ただの文字の羅列のような景色としてみている時には、文字であっても意味が生じません。 本当にみるということはそこに安住しています。他方に向かわない。蛇足ごとが起こらない。 見届けるという言葉の方が適しているかもしれませんね。 ❝己がそのものを観ていながらそこに余計な色や思いをつけたさぬその己の様子を「こそ」見届けてみてください。❞それはものの方を見るというよりはそれを見ている己を見つめる姿ともいえましょう。 そういうご自身のハタラキ・功徳に気づく眼を持つことです。 あなたの手にはすでに文殊の剣がありますよ。用いることがないのはもったいないことですね。

過去を探ってみたら?

自らの「人に依存して生きている」という生き様に気づかれたこと、まずは良かったですね。人は大小あれど誰かに依存しないで生きることはできないのです。それは、人の世の成り立ちそのものです。
しかし、それをhasunohaで書かれたのは、何か程度の問題を感じておられるのでしょう。
その時オススメは、自分の過去の生育歴を思い出すことです。中でも、自分が何かしらを学んだシーン。学んだというより、思い知ったという方が相応しいでしょうか。
人は経験から学ぶ存在ですので、正直今までで一番辛かった経験です。あの時は我ながら心細かった、誰かに守って貰わねば生きていけなかった、そんな経験です。幼き日の、そんな経験が、貴方の「依存傾向」の原点になっているのでしょう。
これはカウンセリングの技法ですが、それを思い出すところが、まずは出発点でしょうか。また彼女を「社会的弱者」と言っているのですから、対等でない関係が貴方の原点にあることを感じます。それは今の状況とは違う、今の俺はその時とは違う、そう見つけ出すことが・思い当たることがあったら、次の問いを起こしてみて下さい。

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おきもち

一般大学(一般的でもないが…)から大正大学の史学コースへ。そののちお寺。坊さんに限らず、二足のわらじを履くことで、話に幅が出るはずだと考えて、はき続けています。子育てとか家族論とか考えつつ、でも仏教って個人のものだなぁと感じたりします。

みんな依存していますが何か?

依存しないと人は生きていけないんです。
ことば、衣服、住まい、社会。みな、自分が一人で手に入れたんじゃない。
誰かのおかげ様なんです。

お互いに依存しあう。依存という言い方がダメなら支え合うでも構いません。
誰かいないと一人では生きられない、それが人間。弱い人間が集まって支え合っているんですよ。

ちなみに躁鬱は南無妙法蓮華経と声も惜しまず何度も何日でも唱えてごらんなさい。
うちの信者さんはそれで克服しましたので
参考までに。

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有り難し
おきもち

「平等」という嘘を信じるな。 仏はこの世が不平等であり辛苦から絶対に逃れることの出来ない世界であるという。絶対に逃れることが出来ないにも関わらず、「平等」によって或いは「楽」によって人間が救われるというのは矛盾である。 不平等で辛苦極まりないこの世をあきらめ死後に救いを求めるのも人間否定そのものでお話にならない。 平等というのは自分が助かりたいという思いから生まれた自己優先の魔界の教えである。仏教はそうではない。 人を助けることを優先にすれば自分も救われるという考えだ。 人のために活きることで不平等が不平等でなくなり、辛苦が辛苦とも感じなくなるのである。 世のため人のために働いてみる。 「有り難う」 その言葉で、人はそれまでの苦労が苦でなくなるのである。 これが仏教の真の教えである。 生温い癒やしなどまったく意味がない。 積極的に人生を切り開くための教えに耳を傾けるべきである。 お寺やこのようなサイトの利用は一回にとどめなければならない。何度も相談するということは、まったく良くない傾向である。 お坊さんから聴く「仏の教え」によって生きる力を得て、二度とお寺に相談する必要がない幸せな人生を手に入れて欲しい。 本来ならば実際にお寺に足を運び相談すべきである。ここでご縁のあったお寺さんに必ず足を運ぶべき。それが億劫ならばその程度の悩みだということ。本当に切羽詰まっている人は必ずお寺に足を運ぶ。 その観点からご自身の悩みがどの程度のものなのかを推し量ってみることも有効であろう。 それと仏の教えが必要のない質問は無視する。なんでも応えてくれると思ったら大間違いだ。

煩悩スッキリコラムまとめ