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母を恨む心が消えません

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昨年の夏に第二子を妊娠しました。
自営の仕事が忙しい時期だったので、母には喜んでもらえず、なんで今なの?仕事はどうするんだと嫌な顔をされました。
実母だからこそ喜んでほしかったです。

妊娠を報告してからはいろんな嫌味や主人の悪口も言われ、精神的に病んでいたところ流産してしまいました。

本当に悲しく毎日の様に泣きました。今も思い出すだけで心が痛いです。
母は流産の報告を受けてから別人の様に私に優しくしてきました。まるで流産して良かったと言われてるような気分でした。

もちろん初期の流産は誰のせいでもなく、染色体異常が原因だと承知しています。

子供は母の事が大好きですし、母も子供をとても大事にしてくれて感謝はしていますがやっぱり心のどこかで母のせいだったと、母を恨んでしまいます。

こんな自分がとても嫌です。

流産してからなかなか授からず今に至ります。
きっとこんな気持ちでいるからですよね…


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お坊さんからの回答 1件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

今はそんな時期なのだと思えたら

赤ちゃんのことは、おつらいですね。どうぞ、お身体大切になさってください。
また、そのようなお母様の言葉や態度を受けては、恨んでしまって当然です。精神的に病んでいて、とありましたが、本当に大変でしたね。

こんな自分がとても嫌だ、という、ゆかりさんは、きっととても真面目な方で、「母親を恨む」「誰かのせいにする」ということを、やめたいと思われているのでしょう。だけど、やめられないので、余計に悩んでしまうのではないですか。

であるならば、母親を恨むことは無理もないし、誰かのせいにして楽になりたい自分がいる、ということを、そのまま認めてはいかがでしょうか。ゆかりさんは、もし、今回のおつらい経験が無ければ、お母さんを恨まないし、誰かのせいにもしませんよね?ですので、ゆかりさんは本来はいい方なのです。今は、おつらい経験が、別のゆかりさんを作ってしまった、そんな時期です。

やがて、また、本来のゆかりさんに戻ります。それまでは、今はそんな時期なのだ、と思い、自分自身を責めないでいただきたいと思います。

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住職のかたわら、大道芸人PRINCOちゃんとして幼稚園保育園など各種施設、お祭りなどのイベントに出演中です。 ◆大道芸人プリンコちゃんホームページ http://princo.fc2web.com/ 真言宗豊山派総合研究院 布教研究所常勤研究員 常任布教師 仏教伝道教材の「なむなむ」代表 流山市青少年環境浄化事業推進委員会 環境部会長 流山市青少年指導センター補導員 連絡協議会副会長 保護司(柏地区流山支部) 柏マジッククラブ会員 日本ジャグリング協会会員 流山ジャグリングクラブ顧問 日本ツイストバルーン協会会員 ◆PRINCOちゃんねる(法話動画など) https://www.youtube.com/channel/UC4gxIC4-oeR4ns3FpNr8vqA?view_as=subscriber
ただし、午前6時~午前0時まででお願いします

質問者からのお礼

お忙しい中、温かい回答をいただきありがとうございました。読み終わったあと、胸がすーっと楽になりました。
これからも私らしく前を向いていこうと思います。ありがとうございました。

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