いじめ加害者が憎い。憎しみをどうすべき?
私は中学生の頃、異性の同級生からいじめを受けたことがあります。
ニュースで話題になるようなものほど酷くはなく、悪口、上履きなどのものを顔に向かって投げつけられる、思い切り突き飛ばされるなどといったものでした。
そして次第にクラス中から無視されるようになりました。
先生も私以外へのいじめも見て見ぬ振りでした。
中学校を卒業するとほとんどの人とは離れ離れになり、彼・彼女らとは一切の連絡を断ちました。
高校・大学では先生、友人ともに恵まれ、親友と呼べる人もできました。
しかし、未だにいじめの主な加害者やクラスメイトが憎くてたまらないのです。
いじめの主な加害者の一人は身体も大きく力も強い男子でした。
彼から物を投げつけられたり突き飛ばされたりした恐怖と、その時の楽しそうな彼の笑顔を思い出すだけで未だにはらわたが煮えくりかえるような思いです。
思い出してはあのような仕打ちを受けた悔しさと怒り、クラスの誰にも助けてもらえなかった悲しみと憎しみが溢れてきて涙が止まらない夜もあるのです。
大学の先輩に相談した事もありましたが、「許してあげなよ。どうせその人たちは忘れてるんだから」と言われてしまい、さらに悲しい思いをしました。
許せないのです。私はどうしても彼・彼女らが許せないのです。
大好きだったクラスメイトもいました。なのにずっとずっと許せないまま、私は大人になってしまいました。
許せない自分はあまりにも心が狭い、ちっぽけで嫌なやつだという思いになる時もあります。
私はこの怒りや悲しみ、悔しさ、憎しみと、これから先どう付き合っていくべきでしょうか。
苦しくても悲しくても、許したほうがいいのでしょうか。
いつか憎しみから解放される日は来るのでしょうか。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
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