回答 4
有り難し 21
理想の恋人と1年の交際で
春に別れてから
体調不良がずっと続いています。
ちょうど就職活動の前だったので
激しい動悸と将来への不安感に苛まれて
数ヶ月は心療科に通いました。
今思うと私はその1年家族よりも彼を心の拠り所にしていたようで
初めて優しさと温かさを感じた異性で失ったことが苦痛でした。
秋頃再び元恋人に会い
事情を話し関係を再開しましたが
思うように上手くいかず動悸が続き
先日また別れてしまいました。
別れ際に心無い言葉を言われて
かなりのショックを受けました。
ですが、どうしても幸せだった
時間が忘れられず
その人に執着してしまい毎日
思い出して今も動悸がしてしまいます。
無常がとても悲しいです。
このようなわたしに前向きになれる
ようなお言葉をください。
お坊さんからの回答 4件
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
自分の理想とする完ぺきビジョンと現実を当てはめてはいけません。
あらかじめうまく活かせようとしたり、カッコよく見せようとしたり、人より良くあろうとしたり、自分の夢、幻想、期待、事前設定を持ち込み過ぎていませんか？
私もそういうものを持ち込むと現実でそうでない時に凹んだことが少なからずあります。
自分の理想、期待、マイルールを無くしてみませんか？
今日は今日でフレッシュな世界をいきなりダイレクトで味わってみませんか？
今日はきっとこんな日、占いにも一切頼らず、行き当たりばったりで楽譜も無しにアドリブの人生を歩んでみませんか？
物事は、ウマくいかせようとしなくていいのです。
あらかじめに「こうしたい」という理想のビジョンの設定があると、窮屈です。
「うまくいきたい」を事前設定にせず、
「うまくいかなくてもいい」を事前設定にし直してみてください。
法華経の教えに「恋慕して渇仰の心を生ず」とあります。
これは仏様に対する想いなのですが、仏様は自分が亡き後は残した「教え」を学びなさい、教えこそが私である、と仰っておられます。
あなたも彼が残した思い出だけを胸に抱いてはいかがでしょう？
思い出の中の彼だけはいつも優しいはず。
冷たい彼は求めるに値しないと。
彼を好きな気持ち、伝わってきます。
今、辛く、切ない、、、どうして良いか、分からない、その気持ちも。
人と人、男と女。
考え過ぎずに、もっともっとぶつかってみるのもよいかもしれません。
思いっきりないて、思いっきり笑って。
人を好きになる事は、みっともなくなる。。みっともなくなれる。
それで良いのではないでしょうか。
そこまで、人を好きになれる貴女は、素敵ですよ。
彼に執着しているのではないですよね。今の彼はあなたを大事にしてくれません。
過去の記憶の上の彼を大切に思っているだけです。思い出は思い出にすぎません。記憶とは曖昧でいかようにも変化します。自分の都合で良くも悪くも自由自在。あなたは過去思い出を取り扱うことで、美化しすぎています。
あなたが生きている現実はもうあなたに愛のない彼がいるだけ。というかもういません。現実を見ず、過去ばかりをみていると、
このままでは、次の出会いにも気付かなくなってしまいますよ。
いい人がいても、楽しいことがあっても、みーんなスルーしちゃいます。
五感を使って生きている現実に目を向けましょう。あなたはすでに現実を受け入れているのですから、そこに目を向け気づいてください。(^^)
心の支えとなるお言葉ありがとうございます。つらいことから逃げるように自分を守ることだけでなく、今から少しずつでも現実を受け入れる強さを持とうと思いました。
