自分は難ありの人間なのでしょうか
最初は仲良しだったのに、壊してしまった、壊れてしまった人間関係を思うと心が苦しいです。
自分は難ありの人間なのだろうかと。
原因は様々で、職場でいい人だと思って付き合い始めたら、実は極度のサボり魔と判明し我慢がならなくなって疎遠にしてしまったり、厳しすぎる指導に反発して険悪になったり…
特に身近な先輩と折り合いが悪いことが続き(最初は超良好で、だんだん悪くなる)、職場では孤立ぎみな気がします。
自分は我が強く、問題有りな生意気な人間なのだと思います。もっと感情的にならず、笑顔で受け流しながら、嫌いな人には一線を引けるような、もしくは大人しく波風立てないように振る舞えるそんな人だったら、人間関係を壊さずに済んでいたろうと思います。
自分に自信が持てません。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
欲・怒りに気づく
仏教では、欲・怒り・怠け・プライドなどの煩悩は悩み苦しみの原因だと考えます。
ですから、煩悩をコントロールできるほうが人生が楽になります。
まずは、ご自身の欲・怒りに素早く気づくようにしてはどうでしょうか。
欲とは、「○○したい」「○○し続けたい」「○○は楽しい・気持ちいい」などの衝動です。
メールが届いたときに、メールを開きたいと感じることさえ、欲かもしれません。
他人に対して言ってはいけない言葉、やってはいけない態度を出したくなるのも、欲かもしれません。
まずは、口と身体がとっさにやろうとすることに、やる前に気づくようにしましょう。
怒りとは、「○○は嫌だ、悲しい、むかつく、やめたい」などの衝動です。
他人から嫌なことをされたとき、嫌だと感じるのは全て怒りです。
これも、まずは、怒りに素早く気づくようにしましょう。
で、「欲・怒り・怠け・プライドは煩悩」と心に念じましょう。