新生活の心構え
私は小学生の頃から葬式に出ることが多く、今年も祖父の三回忌です。
そうしたことから、お坊さんのお話を聞く機会がよくあり、仏教に興味を持ち、そして、ほかの宗教についても興味を持つようになりました。それから、色んな本を読むようになり、仏様も神様も様々なものや生き物にも魂があるということも信じるようになりました。
これまで、辛いことがあっても「試練」だと思って生活してきました。
春からは農大生になります。新しい生活が始まるのでいろんな不安があります。
お坊さん方、どのような心持ちで新生活をしていけばいいのか教えていただけると嬉しいです。
お坊さんからの回答 1件
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
目には見えない縁をこそ大切に
私は農学には無知でしたが、福岡正信さんただという方の書に出会って目からジャガイモでした。
土の中には目には見えない微生物が沢山住んでいます。
野菜を育てるにはただ太陽と土があればいいと思っておりましたが実は微生物たちが大きな役割を担っていると知りました。
今や日本の農業は表向きはクリーンな〇A帝国に農業の大半が牛耳られています。
農家は巨大帝国J〇からF1タネを買います。肥料も買います。農薬も買います。
その結果どうなったか…ここはあなたが何を考え、どう思い、どう進むべきかを考えて頂きたいと思います。
ある農家の方は、当たり前のように農薬や化学肥料をくれていたら子どもがアトピー性皮膚炎になったといいます。口に入るものであり、食べ物によって人間は作られます。
その方は思い切って農薬を使うのをやめたそうです。
その結果、お子さんのアトピーは改善されたそうです。
世間では「当たり前」とされているものの中にこそ、危険なものがあるということを知っておいてください。また、大きな組織に所属すれば組織に守られる分、組織の言いなりになり、組織の上層部の進もうとする方向へ流されてしまうということがあります。
私はJΛやイーオソのような何でも屋さんは正直個人的にあまり好きではありません。
国とも癒着し、誰かさんの思惑通りに動いていきます。
それよりも田舎のばっちゃんが昔ながらの製法で育てた野菜の方が安心・安全で味もおいしいいということがあるのではないでしょうか。
別にJΛやTーオンなどの巨大組織の批判ではありません。
世の中の誰も本当のあり方を問わなくなっていっているとても大事なところです。
私ども僧侶も大きな組織に所属するとその組織の言いなり、いい子ちゃんになります。
人は飼われたらダメになります。
自分自身こそ大きな苗だと思っていてください。
筑波大の研究でトマトの水耕栽培を試みたところ、あらゆる天敵を排除して育てたところ10000もの身が実ったという実例があります。
人間はそのくらい大きな働きを持っています。
組織や何かのルールに縛られて身動きが動けなくなるようなカセが自分に生まれていないかをよく自己を見つめて気づいてください。
ニンジンは野にあっては草・根。また板・皿の上にあっては食材。捨てられればゴミ。買うようされれば肥料。どう転んでも世の肥やしとなるべく精進なさってください。
質問者からのお礼
丹下様回答頂きありがとうございます。
人間以外にもたくさんの生き物が助けてくれていることを忘れずに、頑張りたいと思います。