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もっと明るいお母さんになりたいです

回答数回答 2
有り難し有り難し 23

こんにちは。わたしには生後5ヶ月の息子がおり、可愛くて可愛くてしかたがない毎日です。
ですが最近子育てをしていて、産後うつなどになるような時期でもないのに、ふと大きな不安に襲われることが度々あります。
まだ1人で何も出来なくて、わたしが目を離すとすぐに死んでしまいそうな気がしたり、この子がこれから幼稚園小学校へ上がった時に友達ができなかったらどうしようという不安や、私に似て男の子なのに運動が全くダメだったらいじめられるんじゃないだろうかとか、将来結婚出来なかったらどうしようとか、受験に失敗して病んでしまったら?とか、もし、事故や病気になったら…など書き出したらキリがないくらいに、不安になってしまいます。今考えてもしかたない事だとはわかっていますが、こういうことで悩むことをやめられません。あと、以前の投稿で「占いなど信じなくて良い」という回答を頂いたのですが、お坊さんたちがそのようなことを書いている文章を読むと、その時だけ安心できます。ですが、この理由のない不安がすぐに湧き上がってきてしまい「もし悪い結果の占いが当たっていたりしたら…」など考えたって分からないような、証明もできないような事も考えてしまいます。どうすれば母親らしくどっしりと構えることができるのでしょうか。理由なく不安になることや、すぐに占いなどに手を出してマイナス思考へ走ってしまうこの弱い心を無くしたいです。他のみなさんはもっと真剣な悩みを相談しているのに、わたしだけこんな質問内容でバカバカしいと思われるかもしれませんが、回答いただけたら嬉しいです。強くなりたいです。


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お坊さんからの回答 2件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

仲間を作りましょう

こんばんは。あなたが今、色々な不安を感じているのは、きっと責任感からだろうと思います。本当に、子どもを見ているとアレコレ「大丈夫かな、大丈夫かな」と思うことは多いです。
 私からのおすすめは、子育て仲間を作ることです。地域にありませんでしょうか。
 私の妻が若いお母さんとお話しているのを端で聞くと、「大丈夫よ、だいじょうぶよ」と、ほぼ呪文のように言っています。以前「あれって無責任じゃないの?」と聞いたら、「大丈夫。何かあっても、他人のせいにしようなんて思わない。けど、自分を支えるのに必要なのよ」と謂うようなことを言っていました。
 そういえば、私も自分の気持ちをもて余すときは「南無阿弥陀仏、南無阿弥陀仏」とお念仏をとなえて自分を支えているのでした。
 こういう言葉の使い方ができるまでには、回りの人たちからたくさんそれを言ってもらうのが良いです。私にとっても、親や仲間とずっと繰り返しとなえてきて、自分のものになりましたから。
 そうやって凌いでいるうち、「ああ、確かに大丈夫だった」と思える日が来ます。時間がかかるのです。
 ここで不安を告白するのもそれに役立つとは思いますが、「私もくぐり抜けてきた」という方に直接聞かせてもらうのが良いです。
 だから、同士を探してみて。先輩を探してみて。あなただけじゃないです、頑張って苦しんでいるお母さんは。
 私の母は、私の最初の子どもが生まれたとき言ってくれました。「寝てても心配、起きてても心配。それでいいのよ」と。
 その子ももう、高校生が終わるところです。大丈夫、大丈夫。

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有り難し
おきもち

一般大学(一般的でもないが…)から大正大学の史学コースへ。そののちお寺。坊...
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誰もが50%の確率で当たる占い師になれる

各国に占い師という文化があるのは物事を深く考えない人のためのおみちびきとして存在しているのです。
1次は白か黒だろうか
2良いことが起こるか悪いことが起こるか
3こうしたほうがいいだろうかしないほうがいいだろうか
4好かれているだろうか嫌われていくだろうか
5うまくいくだろうかうまくいかないだろうか

こんな程度ですよ。
そこに「うん、今はまだ55%の確率だけどもう少しこれこれすると運気が上がってうまくいくと出ているよ」
(*´Д`)「ホントですか~うれぴー
どうでしょうか。
二者択一+コールドリーディング+誘導尋問+やまかけで何とでも言えるのが占い。
相手がだれであっても、そこそこのことを言えばあとは本人が思いたいように思うちゅうことです。
お子さんが心配なら最悪の事態にならないように、火やアツいもの、危険なもの、落下の危険、衝突の危険性などなるべく排除してあげればいいだけです。
皆そうやっています。
ワイフは児童館などに行っていて情報交換をしていました。
ママ友さんの交流ができて気晴らしになるでしょう。

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有り難し
おきもち

質問者からのお礼

回答ありがとうございます。

佐藤様
そういえば最近はなんとなく家にこもりがちになっていて友達や両親ともあまりあっていませんでした。検診で貰ったパンフレットを引っ張り出して来たのですが近所の児童館と保健施設でゼロ歳児の母親が対象の催しがあるみたいです
人付き合いはあまり得意ではないのでいままで積極的にママ友を作ろうと思っていませんでしたが、やっぱり外に出向いてたくさんの人と交流してこようと思います!もしかしたらそこから息子に友達ができていくかもしれないですよね!?
母ともよくLINEはしますが、週末に会いに行ってきます!
なんだか私一人で根暗になって思い悩んでた気がします…背中を押して下さってありがとうございます!

丹下様
占いに関するお話、なんだか妙に納得しました。時々ぴったり当てられてドキッとすることもありましたが、思い返してみれば、ほんとうに「時々」でした。丹下様からの回答を読んで、とても当たり前ですが、息子の将来はまだ何一つ決まってないということに気がつきました。占いとかで嫌なことを言われるとあたかもそのような将来が決定したかのように思ってしまっていました。まだまだ0歳ですし、これからどんなふうな性格になるかどんなことがあるか成長して見ないとわならないですよね。なんか、とても当たり前のことがわかっていなかった気がします。情けない母親です…
いままで児童館なんて小学生が対象だと思っていましたが、乳児連れでも行けることを知りました。気晴らしに行ってみたいと思います!
誰にもわからない将来を心配するより、今目の前にいる息子がどんな気持ちでいるか、危険でないかにもっともっと目を向けて、大切に育てていこうと思いました。
なんだか、目が覚めました…
ほんとうにありがとうございました。

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