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親戚 戒名

回答数回答 1
有り難し有り難し 3

戒名についてお伺いします。
戒名に 偶然 故人が生前信頼していた方の名前の一文字がはいっていました。
光という文字です。
光という文字は戒名でよく使われるのでしょうか?宗派は浄土宗です。
また人は死に際のあり方や時期など選べるのでしょうか。
亡くなり方があまりにも 周りを気遣っていたような最期でした。
またお彼岸の数日前の旅立ちでしたが、あの世までの距離は近くなっていたのでしょうか。


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お坊さんからの回答 1件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

お悔やみ申し上げます。
南無阿弥陀仏
さて、光という字はよく使われますよ。阿弥陀仏の救いの光明を願う気持ちや感謝する気持ち、あるいは自らが仏となり家族や子孫や人々を照らす光となりたいという気持ちなどなど様々な意味があります。
また師となる人から1文字いただくこともよくあることです。私も憲誉という誉号がありますが、憲は師から1文字いただきました。
また、死に際は選ぶことはできません。人の命は例えるならろうそくの火のようなもの。強い風が吹けばすぐに消えてしまうのです。ですから法然上人は、いつどこでも念仏を唱えなさいねとお教えになったのですね。
また、阿弥陀仏はその人の命が尽きた瞬間に迎えに来て極楽浄土に連れて行ってくれます。あの世までの距離が近いどころか、一瞬で極楽浄土に到着するのですね。そして仏となるための修行をしながら、また先に極楽浄土に居られるご家族ご先祖様と再会されていることでしょう。
故人が仏と成りあなた達を導く光となりますように。
南無阿弥陀仏

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有り難し
おきもち

私は浄土宗の坊さんです。 少しでも何か参考になればと思って回答しています...
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質問者からのお礼

ありがとうございます、勉強になりました。今まで戒名などの事を考えた事もなかったのですが、こうやって教えてくださったおかげで 亡くなった方が光となり照らしてくださると聞き故人の遺志をついで毎日を大切に過ごしたいと思いました。
死してなお 私たちに生き方をしめしてくれた故人や先祖様を大切にしていきたいです。
菩提寺のお坊様より、生まれた時に肉体、命、魂を頂くとお話しして下さいました。死を迎えた時仏様より頂いた肉体は火葬してお返しする、魂は仏様の元に帰る。しかし命だけはお返ししないでよいのです、命は子や孫に脈々と受け継がれていっています。その命を両親、仏様から頂いたので残された我々はそれを故人や仏様より頂いたものとして大切にいきていかなくてはならないとのこと。
故人がその命を光となり照らし、導いてくださるような気がしました。
戒名、阿弥陀如来様の事を教えてくださったおかげで悲しみが少しだけ勇気にかわりました。ありがとうございました

「供養全般」問答一覧

深い懺悔と感謝

いつもありがとうございます。三月の桃の節句も過ぎ、お彼岸が近づいてきました。hasunohaの皆様におかれましては日々、健やかにお過ごしのことと思います。 一時期、私は人生をひっくり返すほどの思いに駆られたこともありました。今年のバレンタインを過ぎた頃から、今は家族のありがたみを強く感じるようになり、毎日思いやりに支えられ、相変わらず週7日休み無しで外での仕事に励んでいる今日この頃です。 毎日が平和で穏やかな落ち着いた空気、他愛もなく些細なことの積み重ねですが、それらすべてが本当に、職場も家庭も、そして治療院にも、良い人たちにご縁があったこと、ひとつひとつに感謝です。これからも日々の幸せを大切に育んでいくことが、ご先祖様への恩返しにも繋がる明るい人生への道標なのかなと有難く思います。 お世話になった治療家の先生に、しばらくお休みすることを伝えました。その節は本当に、この上なく尽くしてくれたことに深謝の限りです。つい先生の優しさに甘えてしまい、助けたい側と助けられる側の引き合う力がぐいぐい強くなりすぎてしまった節がありました。徐々に私の感情が不安定になり、体調も崩れてしまい、元の近所に戻しました。いろんな人に打ち明けた昨年から年末年始と引き換えに、この春先は自分自身とひとりで向き合う修正が必要になったこと…あらためて自己成長へと繋げる良いきっかけになりました。 今でも毎日、先生のことが心に浮かんできます。それだけ特別な存在であることには変わりありません。頂いた思い出、温かい言葉の数々が、前向きに仕事に取り組む原動力となってくれます。2月といえば、確定申告に自動車免許の更新の時期。両方ともクリアでき、特に下がると思っていた年収が微々たる上昇していました。驚きを隠せず、念願の学びのための貯金も着実に増えていること、とても有り難く思います。 他の先生からみても親しくなりすぎた故に、遠慮もなくなり、お互い言いたい放題で喧嘩状態にもなりました。本音を明かした(ぶつけ合った)ことは、それだけ相手を強く思うからでもあり、アンビバレントそのものでした。ひと月近く、間を空けた今、直筆の手紙で、お詫びとお礼、そして相手の未来の幸せを願う想いを伝えたいです。 共に成長しあえる良い関係でいられるよう、しっかりとした自分となるために、アドバイスいただけましたら幸いです。

有り難し有り難し 5
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