失恋の傷口
少し前に失恋の相談をさせて頂きました。確かにその時は前向きな気持ちになれたんです。
でも、時間が経つにつれて傷口が膿んできて、死にたいとまで思うようになりノイローゼ気味です。
毎日朝起きると、起きたくなかったな…このまま空に溶けてしまえればいいのにと思ってしまいます。
死ねば楽になるなんて保証どこにもないのに、全部投げ出してしまいたいです。
苦しいです、息ができません。極彩色の世界がモノクロに変わってしまいました。
頑張ってきた仕事も上手くいかず、夢中になれるものがありません。
また最近、周りから婚約や妊娠の知らせを受けましたが喜べません。大切な人たちの嬉しい知らせなのに、心からおめでとうが言えません…
みんな好きな人と幸せな未来を描いているのに、どうして私はダメなの?と思ってしまいます。
道行く幸せそうなカップルや家族連れを見ると、あなたにはその資格がないと言われているような気がします。
助けてください…
たかが失恋ですが、どうしたらこの苦しみから逃れられますか
苦しくて辛くてどうしようもないんです
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
考えることでは解決しないから
あったはずのものがなくなったと思うと辛くなるのですよね。もともと24時間365日一緒にいたわけでもないのに、一緒にいた時間があっただけなのに、人は考え方の中で、自分の「もの」だったものが、とか、ここにあったはずのものが、と記憶と気持ちでこねこねしてしまうのです。それが始まると不安になってしまう。時にはイライラしたりしてしまうのです。
本来、人が幸せそうにしていても、それも喜びです。比べることではないですから。頭の中でこねくり回さなければ、幸せのおすそ分けぐらいなものです。笑顔にすらなってしまいます。
今までデートしたいなかった時間もいつも、問題なく過ごせていたのに、契約がなくなるとなんだか不安になるのですよね。それは本来、彼がいなくても問題なく過ごせる力がある、それなのに、考え方でもう二度と会えないかもしれない。次の出会いはあるはずがない。私なんか幸せになれないと、自分勝手な想像で自らを苦しめるのです。
考えることをやめ、桜の花見にでも行きましょう。新しいこと始めてみましょう。お寺の写経会や坐禅会などに参加してみましょう。何か新しい発見がありますよ(^^)
質問者からのお礼
邦元様
ご回答頂きありがとうございます。
考えるのをやめる、簡単なようでとても難しいことのように思います…
ですが、それでも努力をしていかなければならないですね。大切な思い出の一つとして、心にしまっておけるように。
お言葉、ありがとうございました。