hasunoha お坊さんが必ず答えてくれるお悩み相談サイト

お坊さんに質問する
メニュー
メニューを閉じる

気にしすぎてしまいます

回答数回答 2
有り難し有り難し 20

私は社交的で友達もすぐできるのですが、すべてが上辺だけです。

小中学生まででも深い仲になった友達がいことはありません。

そして高校生になってお互い一番仲良い!っていえる友達を作ろうと思っていて、一人そうなれそうな子がいました。

ほんとにその子とは仲良くて一緒にいて幸せで私の中では一番でした。
ですが最近避けられるようになってしまい、どうしてか聞くと私の嫌なところを言ってきたので、私はそれを直す!ほんとにごめん。と、謝りました。その後、元に戻ったのですが話す機会も無くLINEだけしたりするようになりました。

ですが避けられる前は私とその子は頻繁にやりとりしていたのですが今はほんとに返ってくるのが遅いです。そしてこの前の遊びの約束もひどいドタキャンの仕方をされ、軽く謝られたので少し、そういうのやめて。と言ってしまいました。
そしてまた険悪ムードになってしまいました。

多分向こうは一番だと思っていないし、舐めているのだと思います。
でもわかっているのですがその子と前の関係に戻りたいと思ってしまいます。
私は執着しすぎなのでしょうか。

誰かの一番にどうしてもなりたいんです。

その子との関係、今後どうしたらいいですか??


この問答を娑婆にも伝える
facebookTwitterLine

お坊さんからの回答 1件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

一期一会

もう何年も前に「なぜ、1番なんですか?2番じゃいけないんですか?」なんて言葉が有名になりました。ある国会議員さんの言葉です。

まあそんなことは置いておいて…

友だちとはなんでしょうか?順位があるものでしょうか?1番があるという事は、2番や3番もあるということです。自分が相手をそう見るならば、自分も相手にそう見られているということです。それって苦しくありませんか?

さて、これは人間誰しもそうなのですが自分が1番なのです。思い通りにしたいのです。

友達が1番なら連絡が返ってこないのも約束をドタキャンされるのも許せるはずです。でも中々そんな風には思えませんよね。友達というのはそれに気づかせてくれる大事な存在です。
自分の思い通りにしたいという在り方が強くなるとやはり上手くいきません。その子はあなたにそれを気づかせてくれた大事な存在ですよね?それは1番とか2番とか順番は関係ない唯一無二な存在でしょう?
今それを教えてくれたのは他ではないその子なのですから代わりはいないのです。

私は友だちというのは基本的に一方通行なものだと思います。私が「〇〇さんの友だちでありたい」と思ってある意味勝手に行動するということです。そこに相手も「私と友だちでありたい」と思ってくれるかどうかは必ずしも必要ではないと思うのです。
もちろん相手もそう思ってくれたらこんなにうれしい事はないですがそれは相手が決めることですからね。
あくまでも友だちというのは「私にとって大切な人」なのではないでしょうか。

たとえ今は険悪になってしまったり少し仲が離れてしまっても、あなたがその子の友だちでありたいという願いを捨てずに遠くからでも見守っているならば、あるいはその子に何かあった時には手をかしてあげられる人でいるならば、また以前のような関係に戻ることもあるのかもしれません。
もちろん強制はできませんけどね。

とにかくね順番ではないのです。一人ひとりとの出会いは全て代わりのきかない唯一無二の出会いなんですよ。

{{count}}
有り難し
おきもち

個別相談可能
はじめまして。北海道の片田舎の農村のお寺で住職をしております。 人生経験も仏法聴聞も、まだまだ未熟な私ではありますが、皆様のお悩みに対し真摯に向き合い、共に悩み共に考えたいと思います。 お話しする内容は「こたえ」ではありません。仏法を聞いてもお金が儲かるわけでも、人間関係に恵まれるわけでも、病気が治るわけでも、何ものにも左右されない心の持ち様が手に入るわけでもありません。 仏法の救いとは悩みが私の思い通りに解決することでなく、どんな悩みも私の現実として引き受けて、悩みながらも生きていけることだと私はいただいております。 悩みを救う(解決する)のではなく、悩む人を救う(悩む私という存在を引き受けていける)のです。 「こたえ」ではなく、「問い」を共有することで、悩み苦しみを引き受けて生きていける一助となれれば幸いです。 【回答について】 後から読み返し、誤字脱字に気づいた際は訂正を入れます。訂正ではなく、お礼コメントへの返信のため追記する場合はタイトルに〔追記あり〕と記載します。 なお、タイトルも本文も字数制限があるため際限なく追記できないこともご承知おきを。
基本的には平日13時~15時のみ対応可能です。お寺の行事、急な法務で対応できない場合もあります。

温かい気持ちになるお坊さん説法まとめ