この問答を娑婆にも伝える
お坊さんからの回答 2件
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
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無邪気な大人
情が必要か否かということは、決めることではないと考えます。情というものは、自然と湧いて出てくるものであり、必要、不必要とか決める事では無いものです。人の考えでどうにかなるものではないのでしょう。葬式に行き悲しい場面に出くわせば、悲しくもなる。食べ物がなく苦しんでいる子供が目の前にいたら助けたくなる。こうした感情は自然のことだと思います。
大人というのは、自分の考え方、思いに振り回されない人だと感じます。どっしりと構え、冷静に様々なことを問題としない人。問題を造らない人をいうのだと思います。そして人との間に壁を造らず、素直に、無邪気に人や物事と接することができる人をいうのでしょう。そういう人は、人の喜び、悲しみがわかる。夢中になって体を動かし立場や人目を気にせず仕事をすることができる。そんな人かっこいいなと思います。
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有り難し
拝読させて頂きました。
人が生きていく中で情は必要な心の在り様かと思います。
情けは人の為ならず、とはいえ自分の為でも人の為でもあります。共にこの世を生きていくには、旅は道ずれ世は情けですし、袖触れ合うのも何かの縁ですからね。
そのご縁を通し情けは大事な心のふれあいですからね。
大人としてというよりは
人として、自分を大切にし、人を大切にすることが生きる道かと思います。その際には情けが大事なことです。
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有り難し
質問者からのお礼
邦元様、Kousyo Kuuyo Azuma様 とてもいい意見です。感謝します。