両親が老い、いつかは死ぬということが受け入れられない。
この春進学し、家から2,3時間のところで下宿を始めました。
初めて両親と離れて暮らすということもあり、友達は出来たものの、心に穴が空いたようで、両親が月に数回のペースで遊びに来てくれる日以外の、誰もいない夜は特に寂しいです。
私は一人っ子で、両親の愛情が他の兄弟に奪われることに対する嫉妬を経験したこともありません。
小学校高学年から中学生にかけて、親に反発することも多くありましたが、両親とはずっと良好な関係です。
新生活が近づくにつれ、40手前で私を産んでくれた親と会える時間は自分にどれだけ残されているのだろうかと考え込んでしまって、泣きそうになることが多くなりました。
私の親は大病をしたことがなく、今の時点では健康面で全く心配はないのに、親が少しうっかりしていたり、怒りっぽくなった日があると(昔からそうだったかもしれませんが、前以上に心配になります)親と親が老い、死んでいく想像をしてしまいます。
この悩みを友達に打ち明けても納得のいく答えが返ってくる気がしないし、親にこの歳で子供みたいに甘えたことを言うのも恥ずかしいです。
就職にしても、現時点で私のやりたいことと地元での仕事はズレているにも関わらず、親との時間をもっと増やしたいと言う気持ちから、地元就職に傾いて来ています。しかし、地元で就職した場合も、いつまでも親とくっついていたいという気持ちから逃れられない気がして怖いのです。
親は私に自立して欲しいと考えていると思いますが、私の心の中ではうまくいかず、とても辛いです。
親に守られている自分が、いつかは親を守る立場に変化していくというのも怖いです。私はどう親の変化をを受け入れていけばいいのでしょうか?
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
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安心してください
拝読させて頂きました。
あなたのお気持ちよくわかります。私も若い時にそのように思ったことはしばしばありますからね。あなたが不安になるのももっともです。あなたのお気持ちを心からお察し申し上げます。
約1か月半前つまり49日前に私の母は亡くなりました。そして仏様の元に導かれて行きました。
8年前に父が亡くなり、やはり仏様の元に導かれて参りました。
もうすでに母は仏様の元で父や多くのご先祖様と再会していることでしょう。
それでもいつでもいかなる時も父も母もご先祖様も私や家族や多くのご縁ある方々に寄り添い見守ってくれています。
生きていた時以上に優しく見守っていてくれます。
そして私達をこれからも支え励まして正しく導いてくれるのです。
あなたのご両親様もそうです。これからもずーーーーーっとあなたやご家族の皆さんとご縁はつながり見守り続けて下さいます。
どうか安心なさって下さいね。あなたとご両親様やご先祖様はこれからもご縁つながっているのです。
死は人のご縁を分かつものではありません。
あなたがどうか安心してそして自信をもってこれからの人生を歩んでください。あなたはいつでもご両親様やご先祖様が支えて傍で見守ってくれています。
あなたがご両親様やご先祖様に優しく温かく見守られながら心身ともにお健やかに成長していかれます様にと心からお祈り申し上げます。
質問者からのお礼
ご回答ありがとうございました。失う前に両親への想いを自覚できた私が「幸運」である、私の迷いが決して悪いことではない、というお言葉に涙がポロポロ出ました。ふさがっていた気持ちが少し楽になりました。
両親と気持ちが繋がっていることを日々感じながら一人暮らし、大学の勉強を頑張っていきたいと思います。
両親のことをより大切にして、両親と話し合いながら自分の進路もじっくり考えていきます。
ご回答ありがとうございました。私は死をネガティヴに捉えすぎていたのかもしれないですね。両親との縁がずっとつながっていること、両親が私をいつまでも大切に思ってくれるということがとても嬉しいです。両親がいなくなってしまっても、いつか仏様のところで会えると信じていれば、その悲しみも乗り越えられる気がします。
私を見守ってくれている方々に恩返しができるよう勉学に励み、人に親切にし、立派な生き方をしていこうと思います。