親のせいにしてしまう
子どものころから親に「好きなことは仕事にしてはいけない」といわれ続けました。また、お手伝いなどはしなくて良いからとにかく勉強して、国立大学に行きなさいといわれました。
いずれもそのとおりにしたのに、いまは結婚をしていないことを責められます。
それなら、子どものころから「将来は絶対結婚しなさい」といってくれていればいいのにと思ってしまいます。
祖母と母の仲が悪く、それを見て育ったのでずっと結婚したいという気持ちがわかず、35になりました。
今は少し焦って、結婚したい気持ちもありますが、こればかりは相手がいないと出来ないものなので・・・
しかし、親は会うたびその話をしてきます。
実家に帰るのが苦痛です。
何を言われたとしても自分が選んで来た人生なので、仕方ないですが、最近親のせいにしたくてたまりません。親が少しは悪かったと思ってくれていれば、救われますが、たぶん気づいていないと思います。
わたしが出来てない人間だからこんなことを思うのでしょうか。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
親の言うことも間違いではありませんよ。
昔は女性は結婚したら生活は安泰でしたが、今は離婚率は40%となり、決して安泰とはいえません。また、結婚していても夫の収入は昔のように上がることも無く、低賃金の派遣社員も多く、妻も働く方が生活の質も向上するのです。
それを見越して、あなたに大学に行って、正社員として、あるいは公務員として、手堅く働く事を勧めたのでしょう。
その判断は正しかったと思います。
ただ、結婚は別問題ですよね。
縁ですから。
実家で親から結婚はまだかと聞かれたら「そんなこと言うなら、いい人を探して紹介してよ。収入は安定してて、見た目は普通以上で、性格は優しい人よ。」って言い返してやりましょう。
いつまでも親に文句を言っても何も解決しませんから、いっそのこと親のことは許してしまって、気持ちをスッキリとリセットしませんか。
そして、これからは親から離れた一人前の大人として、誰かに責任を押しつけることの無い人生を歩んでいきましょう。
あなたに幸ありますように。
結婚はご縁ですから焦らないで
35歳ですか、まだ若いじゃないですか。最近は適齢期というものがありませんし、人生百年時代ですから焦ることはありません。
私は田舎で生きていますから、以前は24歳までに嫁に行かないと犯罪みたいに言われていたことは確かにありました。私が高校1年生のとき、未婚の女性とオバサンが隣り合わせに坐っていて、オバサンが未婚の女性に「あんた、いくつ?」と尋ね、女性が「25歳です」と答えると、「25にもなってまだ嫁に行っていないの」とオバサンが周囲に聞こえるくらい大きな声でのたまったのでビックリしました。私は、あんまりだ、酷すぎる、と思いました。その後、適齢期みたいな狭い考え方が少なくとも弱くなっているので、よかったと思っています。
とはいえ、結婚したいとお考えなのですから、よい伴侶を見つけていただきたいと思います。それには、正直、努力プラス縁かな、と思います。私も縁談のお世話をしたことがありますが、結婚したいという意思を形に表し信頼できる人に頼んだりするなど婚活は必要だと思います。ただ両方がとても気に入り、客観的にもいいカップルだな、と思っていてもうまくいかなかったことがありました。男性がエリートすぎてデートの時間をつくれなかったためでした。縁がないと双方の相性も第三者の立場でみてもピッタリのカップルでも結婚できません。縁ということですね。努力しても縁がないと結婚できないけど、伴侶を探す努力を具体化しないと見つかりません。
ところで、親子関係について書いておられるのですが、結婚のこととは分けて考えてもよいかもしれません。正直、お尋ねの本質が結婚問題なのか親子関係なのか、迷いながら回答の文章を書いているのですが、親子間会の方は根が深く私お力に余ります。また、お仕事や出身大学については過去のことなので変えられません。
これに対して、伴侶選びを主体的に行って結婚するなら、「親のせい」にはならないでしょう。焦らず、急がずお相手を見つけてください。
質問者からのお礼
お礼が遅れてしまい申し訳ありません。
なんだかいろいろなことが癇に障り、イライラした毎日を過ごしていて、その中で親にいろいろ言われたことでさらに腹が立ち、いろんなことがごちゃ混ぜになっているようです。(過去のことと結婚のことは確かに別ですね。。)
親のせいにしないためにも、一度親に、私が思っていることを全部話せばいいのかもと思いました。
ありがとうございました。