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自分が嫌になる事があります

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有り難し有り難し 6

夫と結婚する時に1番にこの人の幸せを考えようと思い結婚を決めました。
私も二人でいて幸せでしたし、幸せだと言われることが嬉しくて仕方ありませんでした。

夫はとても優しい人で困っている人がいると助けずにはいられない性格です。
そこも私は好きでしたが、その心配する相手が女の人だとわかると嫌で仕方ありませんでした。
そして嫌な予感は的中し、夫はその人のことばかり考えるようになり、好きになってしまったそうです。
そして1度は離婚話になったのですが、私は許すことにしました。
でも、許すと決めたのに私の心は癒えず、それを毎日見ていた夫は自己嫌悪に陥り、自分が消えれば私が楽になれると考えるようになったようです。
そして、私が元気に元に戻れるようになる為に別れたいと泣きながら言われました。
私はそれも嫌だと拒否し、夫は次の日から笑わなくなりました。
私が早く元気になれなかったから夫をここまで苦しませてしまった…と私も自分を責めるようになりました。

結婚する時に夫の幸せを望んでいたはずなのに、今は私がいることで夫を不幸にしてしまっていると考えると自分が嫌になります。
離婚したくない心と夫の幸せを願う心でぐちゃぐちゃです。

夫が私といて苦しむのなら別れるべきなのか、悩んでいます。


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お坊さんからの回答 1件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

今、本気・本音を出さずしていつ出すのか

ご相談拝読しました。ご主人の事が好きなのですね。そしてだからこそ今の状況が辛く苦しいのですね。

お気持ちや状況をお聞かせいただいたところ、あなたはご主人を尊敬し、それに比べてご自身を責めておられるようにお見受けします。

しかし、ご主人は本当に優しいですか?ちょっとどうなのかなと…言ってしまえば自己中心的な事はありませんか??

要はまずご主人が浮気したわけでしょう。いや、浮気とまではいかずとも心が浮ついたわけでしょう。そして離婚話となったという事は別れたいという判断もあったと。んで今度は浮気をされて心の癒えないあなたを見ているのが辛いから自分が消えたいと。つまりやっぱり別れたいと。
それってあなたが楽になるためじゃなく自分が楽になりたいのではないでしょうか。自分が蒔いた苦しみの種を背負いきれず逃げたくなったということでしょう。
そしてあなたはあなたでそれを見て今度は自分をまた責める…う~ん何だか正に苦しみの連鎖の中にいるご様子。ここらでなんとか流れを断ち切りませんか?

もちろんそれはあなたとご主人、二人ともが望まないとそうはなりません。今までの事は色々あったけど、本当にお互いにこの先子の相手と一緒に生きていきたいのか!?という事です。

「〇〇の部分を許せたら」とか「△△の部分を変えてくれたら」

とかいう条件が付くならそれはもう無理でしょう。どんな状況でもこの相手とやっていく覚悟が今あるかどうかです。
ご主人は腹の底では「上手い事別れられたらな…」とか「〇〇をなかったことにしてくれたら一緒にいてもいいかなあ」なんて思ってはいないでしょうか?

健やかなるときも病める時も一緒にいると誓ったのでしょう?正に今が病める時ですよね。

あなたはあなたで「結婚する時に1番にこの人の幸せを考えようと思い」「夫の幸せを望んでいたはずなのに」という幻想から目を覚ますと良いと思います。

人間は自分が一番なのです。心底自分が可愛いのです。

その二人がその自分のために本当にこの相手といたいのかどうかです。

「正直に話そう」と言って向き合いましょう。一緒にいたいならどんな辛さも苦しみも二人で分かち合い耐えようと。もう一緒にいたくないならそれまでだから終わりにしましょうと。

ご自身を責めるのではなく、相手の様子・出方を伺うのでもなく、お互いに本音ガチで話してみませんか?

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有り難し
おきもち

はじめまして。北海道の片田舎の農村のお寺で住職をしております。 人生...
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質問者からのお礼

吉武様
回答ありがとうございます。
まさに苦しみの連鎖の中にいました。
今は少し距離をおき、冷静に考えられる状態まで心を落ち着けようと思っています。

「〇〇の部分を許せたら」とか「△△の部分を変えてくれたら」
そう思っていました。そこで毎回ケンカになったとしても一緒にいたいと思っていました。
でも、私だけがそう考えていても仕方ないですよね…

一緒にいたいならどんな辛さも苦しみも二人で分かち合い耐えようと。もう一緒にいたくないならそれまでだから終わりにしましょうと。
心に刺さりました。
辛さ苦しさを分け合えないのであれば、これから先また別の問題に直面した時に同じことを繰り返してしまうかもしれない。

来週夫と本気本音で話し合ってきます。

ありがとうございました。

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