hasunoha お坊さんが必ず答えてくれるお悩み相談サイト

お坊さんに質問する
メニュー
メニューを閉じる

産後母との関係に悩んでいます。

回答数回答 1
有り難し有り難し 4

初めて質問させて頂きます。

母からの育児介入に悩んでいます。
5ヶ月の子供がいて、海外に暮らしています。

産後は、海外に手伝いに来てくれる優しい母です。仲も良かったのですが、主人も巻き込んでの喧嘩をして以来、接し方がわからなくなりました。

最近私達が帰省して実家に帰りました。
主人は仕事で先に帰りましたが、その後育児へのダメだしが始まり、精神的に参っています。

グズって泣いていると、「赤ちゃんが可哀想で見ていられない」と、私への怒りが爆発します。母がやってきたように育児をしないせいだと言われてしまいます。私も反省すべき点は認めて謝るのですが、他のことまで持ち出してさらに怒られてしまいます。

私の出産、産後、全てを否定する事を言われてとても傷つきました。親子だから何を言っても良いと言われ、理解できず苦しかったです。

会話したくても、怒られてしまい、できません。私も我慢できず言い返すと、親に逆らうなと言われてしまいます。

私も自分のやり方に固執しているのかもしれません。頑固で意地っ張りな部分もあると思います。母のやり方で参考になると思ったことは取り入れているつもりです。でも、全て取り入れないと機嫌が悪くなり怒られます。

喧嘩できるうちが幸せなのだと思えます。ですがここ数日毎日涙が出てきて、子供に申し訳なく思います。

自分が正しい、こう思うとか、そういう事は後回しにして、母との関係を円滑にするべきなのかもしれません。ですが、今の気持ちをどうやって落ち着ければよいのかわかりません。

帰省中に世話をしてくれる母には、感謝しています。母は普段一人暮らしなので、一緒にいる時間を穏やかに過ごしたいです。

何かアドバイスがあれば、是非お願い致します。


この問答を娑婆にも伝える
facebookTwitterLine

お坊さんからの回答 1件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

あなたは子供を優先していない

誤解のないように。
お母さんはあなたを責めているんじゃありません。
お母さんはあなたを悪く言っているんじゃありません。
本当にお子さん、子供の為、あなたの為にに言ってくれているのにあなたは「自分が自分が」なのです。
確かに昭和の親は言い方がきついでしょう。
ですが、それは世代故のこと。
そんなことよりも子を持つ親の責任はデカいのです。
子どもは何も言えないからこそ間違った接し方をしてしまうと本当に罪になるから取り返しのつかないことをしてしまう前に色々教えてくれている訳です。
我が家では子どもの体を洗うのにボディーソープを使っていました。
私はほとんど使ったことがありません。
肌が弱かったからです。
子どもというのは夫婦の遺伝子を両方持って生まれてきます。
どちらかの家庭環境に合わせたやり方ですと間違ったことが必ず起こるのです。
わが家では、毎日お風呂に入って毎日ボディーソープで体を洗う習慣のあったワイフが遺伝子的には私に近い敏感肌の子供を知らずに習慣的にボディーソープで洗っていました。
すると体の内部から肌を守るために分泌されていたものまで洗い落としてしまうものです。
結果、とても乾燥肌が悪化してしまったということが起こりました。
世間の洗顔思想、保湿の化粧品などは自社の商品を売るためにそれをすることが当たり前であるかのように宣伝していますが、化粧品を手放せない女性ばかりになっているというのは如何に人間は間違ったことを当たり前にしているかということではないでしょうか。
大人がお子さんを守ってあげなければ子供は一生の府の習慣を受け継ぐことになるのです。
不自然なモノ、便利な食品、保存量・添加物・着色料まみれの食事などを控えて、百歩、百六十歩譲ってお母さんが言っていることの真意を受け止めるべきです。
大事なのはお子さんなのです。
私が私が…という気持ちを子どものためにも親は捨てなければいかんのです。
どうぞ、お子さんのためにも最後の自然食品時代の生き証人、昭和の人間の言葉をおろそかにせずに聞いてあげてください。
世間の商品はあなたから金をとるために存在している面があります。
母親の忠告はあなたを世間から守るために存在してくれているのです。
こどもは自分が責められたと思ってしまう。
そうではないのです。そうではないのです。
お母さんの「真意」を受け問えるようにしましょう。

{{count}}
有り難し
おきもち

質問者からのお礼

ご回答ありがとうございました。
聞いていただけるというだけで、こんなに気持ちが楽になるのかと感謝しています。
私が私が…という気持ちを捨てなければという言葉が、ずしりと響きました。
実際のところ市販のものを取り入れようとするのが母ですが、そうさせてしまう私があるのだと思います。
全て子供のためを思っての行動であり、私に忠告してくれる存在で信頼できるのは母です。
視点を変えて捉えることができそうです。お言葉を頂けて感謝致します。

温かい気持ちになるお坊さん説法まとめ