回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
朝はあなたのものではありません。
いやー、考えてみましたよ。
「自転のスピードで西に移動し続ける」と、夜は明けなくなります。緯度が高い所の方が実道のりが短くなるのでお勧めです。
え、違う?
いやー、違っているのは、あなたの質問の立て方でしょう?「石を池に投げたとして、浮かべと念じたら浮きますか?」というお釈迦さまの問答があります。あなたの手を挙げることはできても、投げた石を浮かべることはできない。あなたの目を開くことはできても、夜明けを止めることはできない。
質問の立て方が答えを規定します。間違った問題は迷いの元になるばかりです。
おはようございます。
それこそ暗い夜な考え方というもの
心が暗く沈んでいますと、何をするにしてもお先真っ暗、マックロード,まっくろくろすけ、マッドマックス、MADマキシムマキシマ夢になります。
それは「そう見えているだけ」「そう感じるだけ」「そう思えるだけ」なのです。
ダークに感じるヤミも心の中のネガティブ物質分泌作用みたいなものです。
実際の朝は本当はこちらの考えていることとは別の朝です。
今日は今日で今日初めての朝なのです。
産地直送、採れたてフレッシュ新鮮な一日です。
ぜひ、心のあり方を変えてみましょう。
脳内データが古いままなのです。
過去の嫌なことをずっとどこかにとどめているのかもしれません。
メガネも曇っていれば世界も曇って見えるものです。
メガネのふき取りにはクリンビュー。
心の眼鏡のふき取りは坐禅ビュー、正見ビュー、ノンシンキングビュー。
思いを添えずに世界を見ることはできるのです。
思考は思考で立ち上がりは早いものです。
ですが、智慧の剣はそれ以上です。
考える前に知覚がある。
考える前に感受がある。
あなたが朝を嫌だと思う前に手つかずの朝がいつも迎えに来ています。
朝のみならず、一秒一秒、いつでも手つかずのまっさらなままにあなたを迎えてくれています。そういう学びを仏教に求めてみましょう。必ず救われます。
質問者からのお礼
佐藤 良文 様
「おはようございます」今の私には言えません。
会社は36歳以上は若手の踏み台になれ、という考えです。土日も仕事してチャンスがきた時に対応できるようにレベル上げても、そもそもチャンスがきたら取り上げられて若手にプレゼントです。そんな未来のない社会に「おはよう」。何にですか。朝がくる、若手にでしょ。私にとっては、ただ電気をつけなくてすむ朝なだけです。
丹下 覚元 様
丹下さんと佐藤さんからのご回答と、佐藤さんにお送りしたお礼(お礼とは少し違いますが)何度も読み返しました。
今の私こそ仏教が必要ですね。
朝にとってはビックリかもしれません。採れたてフレッシュ新鮮な1日の始まりがワタクシによって恨まれているのですから。今の私と同じ目を朝にさせる事になります。
嫌な事、古い脳内データは眠ってバイバイします。
大切な事をありがとうございます。
佐藤 良文 様
最初にお送りしたお礼(ではないですね)では言い過ぎました。
ごめんなさい。
今は夜ですが、あえて…、
佐藤さん、おはようございます。