hasunoha お坊さんが必ず答えてくれるお悩み相談サイト

お坊さんに質問する
メニュー
メニューを閉じる

婚姻関係続ける自信がありません。

回答数回答 2
有り難し有り難し 28

去年の暮れから言葉がきついところがあって迷いもあったのですが、話もかなり進んだし、ご縁を大切にしようと思って結婚しました。その後、喧嘩の度に、大声で怒鳴られたり、無能なのに仕事続けたから病気になったんだ!と言われたり、リモコンやズボンを私のすご横に投げつけられたりすることがありました。私も、怖くて泣きながら大声で怒鳴ったり、洗濯干し台を床に叩きつけることもあったのですが、両親や友人に相談して最近は聞き流すように努力してきました。しかし、先週、義父が医院の歯科医院で会計を手伝ったところ、水増し請求していることを知り、その不正を改善しないと私は手伝えないと旦那に言ったところ、俺に言うな!親父に言え!と激怒されたので、スマホで暴言を録音したら、録音しやがってとさらに怒りスマホを取られたので、取り返そうとしたら揉み合いになり、髪の毛を鷲掴みにして引っ張られたので、私は悲鳴をあげました。私は怖くて今地方の実家に帰ってきてます。父親が昨日旦那に会いに行ってきて、彼はもうしない、謝るといったそうですが、私には全く連絡はありません。今日で実家に帰り9日目になりますが、私が実家に帰らせてもらうとLINEしたものなど既読にすらなってません。楽しい時間を過ごしてたこともあったし、彼を信じて努力しようと思ってきましだか、今回のことで、今後幸せな家庭を築いていく自信がありません。このような暴言、暴力は治るとも思えません。今後別れるべきでしょうか?


この問答を娑婆にも伝える
facebookTwitterLine

お坊さんからの回答 2件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

耐えられますか?

mayuさん。
拝読いたしました。

別れるべきでしょうか?
とのことですが、私は答えることは出来ません。
mayuさんがどう選択するか、です。

ただ、私は問いたいのです。

今後このような関係に耐えられますか?

お父さんが間に入られ、ご主人のもとへ出向き、お話をされたそうですが・・
それは今回の件を、ご両親にすべて伝えた。
それがご主人の知るところとなりました。

スマホで録音して、ひどく逆上されたとのことですが、自分の恥ずべき部分を知られるのが、このようなタイプの人は、極端に恐れます。
それは、気が小さいからです。

周囲の人が聞き流せと、アドバイスを下さっていますが、それは大きなストレスとなってきます。
なぜあなただけが耐えなければならないのですか?

結婚前からモラハラの気配があり、結婚後ひどくなられたそうですね。
2、3年前、有名な女優さんがスピード離婚をされましたが、あなたはそのケースに似ているのではないかと、私は思います。

もしご主人との生活に戻られるならば、それなりの覚悟は決めなければなりません。
周囲の人たちに、間に入ってもらい、うまく折り合いをつけていかなければいけません。

ご主人とのご縁を大切にしたいならば、耐えることが必要です。
あなたは耐えられますか?

{{count}}
有り難し
おきもち

時宗の寺院で住職をしています。 今の時代、お寺の在り方とは、僧侶とはいっ...
このお坊さんを応援する

この出来事は私に何を気づかせるのかと問うてみる

Mayu様
こんにちは。ご相談有難うございます。拝見させていただきました。

文面から察するになかなか大変な状況でお察しいたします。まず、あなたの行動は正しい行動です。自分を守るというのは大切な事なのでそこまで実行できた自分をまず褒めてあげてください。

「ご縁を大切に」と私も僧侶としてお伝えする場合がありますが、かといってご縁を大切にするために自分を犠牲にしてしまっては本末転倒です。そして、よく勘違いされる方もいるのですが、「ご縁がなかった」というのはありません。それは「ご縁がなかったという縁」があったのです。それもまた「縁」なのです。

今までの生活の中で不安になりながらも、ふと「こんな自分で良いのだろうか」と冷静になる瞬間はなかったでしょうか。その瞬間こそが「本当のあなたの声」です。女性は生物的本能として自分が子育てや安全を確保する間、オスの注意を自分に向けさせるというものがあります。それが今あなたの感じる「見捨てる事への罪悪感」「私が悪かったのでは」という思いです。それはあなたの魂の声ではなく、脳の作用です。取り込まれないようにしてください。特にこのモードに入ると「正しいか正しくないのか」という思考が出てきますので、そういう思考が出てきたら「おっと本能が動き出したぞ」と自分を取り戻してくださいね。

お風呂にゆっくりつかった時に感じる「安心感」お腹で感じる安心感とでも言いましょうか。それに従って行動してください。困った時、「自分という器をどんな気持ちで満たすのか」と問うてみてください。そして今のあなたが過去の自分にどんな言葉をかけるのか。未来の自分は今の私をみたらどんな風に導いてくれるのか。そんな事を考えてみるのも良いと思います。

彼を救うのは仏様にお任せしてください。
溺れる人のもとへ飛び込む事は、実は相手にもっともしてはいけない行為です。まず自分の安全を確保した上で浮力のあるものを投げ入れること。その冷静さこそが相手を救うのです。

世界のどこにも正解はありません。選んだ道を「正解に近づけていく」ことなのです。応援しております。

{{count}}
有り難し
おきもち

御縁があって一般人からお坊さんになりました。現在は小さなお寺の住職をさせて...
このお坊さんを応援する

質問者からのお礼

ご回答、ありがとうございます。今までは、両親からも私が大人になって聞き流せばいいとアドバイスを受け、私が耐えていけばいいと思ってたのですが、今回のことで、おっしゃる通り私はもう耐えていく自信がありません。これでまたメンタルが不調になりたくないですし。。この先、何十年も何かある度に、両親や彼の伯母に相談していくことは困難ですし。。父親は修復の気持ちがあるようですが、私は耐える自信がありません。もうしばらく実家にいて決断したいと思おます。

温かい気持ちになるお坊さん説法まとめ