hasunoha お坊さんが必ず答えてくれるお悩み相談サイト

お坊さんに質問する
メニュー
メニューを閉じる

最近の悲しい事件に対してのモヤモヤ・・・

回答数回答 1
有り難し有り難し 5

別の問答で、
「したいけどしないが大切な修行」というアドバイスを見ました。
なるほどなと思いました。
人間は、他の生き物より高度に自分で環境を調整する能力を身に付けてしまいました。それゆえ、環境に左右されず、いつでも欲望を発動することができるようになってしまいました。
高度な社会を秩序整然と維持していくには、社会への適応の仕方や欲望の押さえ方を学ぶ必要があると思います。

最近の5歳児に対する虐待死事件は、悲しい事件ですが、事件から学ばないと、同じような事件は繰り返されると思います。
母親がやったことは悪いこと。しかし、母親の立場になると、生育歴の中で歪んでしまったり、元のパートナーや現パートナーから家庭内暴力を受けていたりしたのではないかと思います。あくまで推測です。現パートナーに頼らなければ生きていけない母親の事情もあったのかもしれません。他の動物で行われている子殺しが行われていたのかもしれません。
父親の方にも原因があるはずです。
逮捕された両親には罪を償ってもらうのと同時に、しっかり治療(自己を真正面から見つめる)してほしいなと思います。周りも自立するための手立てを講じる必要があると思います。心理士の力が必要かもしれません。

物事の道理を理解すると、あらゆるハラスメントはなくなるのではないかと思います。
例えば、セクハラ。女性は、生理や妊娠、出産、閉経でホルモンバランスを大きく崩しやすいです。どれぐらい崩れるかというのは、個人や置かれた環境によって違うのだと思います。体の大きな変化は、気分や感情に大きく影響します。男性は、女性のそういう体の特徴をしっかり理解していないといけないと思います。女性の中でも、マタニティーハラスメントをする人がいますが、同性なのに何で想像力がないんだろうと思います。一方、男性は、絶えず種を作り続けています。それが貯まってくると、性欲を抑えられないのかもしれません。男女の体のことを理解していると、少しは自己コントロールできるのではないかと思います。

人間はどうしてもこれまでの経験から、人生のルールを無意識に決めてしまいます。これは、自分の勘でも何でもなくて、アメリカの精神医学界で考え出された認知行動療法で、患者側が自助努力で解決できるように書かれた本に書いてありました。文字にして唱えると、人生のルールは書き換えられると思います。


この問答を娑婆にも伝える
facebookTwitterLine

お坊さんからの回答 1件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

本当に悲しいですよね

悲しい事件を聞くと、本当に辛い気持ちになります。
感情論や一般的常識といった考えではなく、本当にその出来事の真相を見ていけば、解決策が見えてくるような気がします。もちろん虐待は良くない。しかし親の苛立ちの原因はなんなのか、感情に振り回されてしまう原因はその親の世代またその親の世代からの負の連鎖だったりもします。感情優先、ココロ優先でそれを正義だと思い込むことで、間違いが起きるのだと思います。

{{count}}
有り難し
おきもち

個別相談可能
禅宗 曹洞宗 僧侶。神奈川県西部円通寺住職。小学校教師。 悩みを吐き出す事で、ちょっと楽になれます。悩みの根本に気づき、明るく爽やかに生きていきたいですよね。 私自身、禅との出会いにより救われた一人です。皆様に少しでもお伝え出来たらと思います。 人は自分の都合を立てて物事に向き合うところがあります。私の回答も期待していたものと違うことがあるかもしれません。その時に素直に聞けるか、回答の内容を否定的に聞くかで救われるかどうかが変わります。疑問は出てくると思います。その時はご相談ください。
ご相談時間は不定期なので、いくつかご都合を教えてください。 ◆小学校教員もしています。子供、家族、ご自身のことお話をお聞きします。 ◆禅のおかげで私も救われました。禅の教えを基に「思い通りにしたい」という自分の都合や価値観から生まれた思い込みをほぐしていくお手伝いをします。 ◆仏教は人生を豊かにしてくれることを感じてくだされば嬉しく思います。

質問者からのお礼

〉邦元 様
ご回答、ありがとうございました。
表面的なことだけ見て、感情優先、ココロ優先になってしまうのはよくないですね。
「本質は何なのか?」、「本当に本質を理解しているのか?」と常に自分を見つめ直す必要がありますね。
一方で、自動思考で動かざるを得ないことも理解しなくてはいけないかなと思います。

温かい気持ちになるお坊さん説法まとめ